眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

未公開ノート(詩歌手帳)

2019-10-15 22:09:00 | 【創作note】
一瞬離れた刹那
ボールと足の間に体を入れて
奪われてしまう

そんなゲームをしていた覚えなんてないのに……


あなたは乱暴な手つきで
それを持ち上げて

「こんなの誰も読みませんよ」

まるで神の審判のように
冷静な口調で言ってから
テーブルの上に置いた

あらためて言うことか

(だから胸の奥にしまっておいたのに)
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