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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

21.3km

2025-04-17 09:00:00 | 日記
弊社ブログを閲覧いただいている皆さんこんにちは。
先日久々に長距離歩いてきた(清)です。

皆さんは鉄道の「乗り潰し」って聞いたことありますか?
ざっくり言うと特定の鉄道路線の全区間に乗車することを指しまして、私も住んでる千葉県を中心に機会があればちょこちょことやってたりします。

ただ、端から端までただ乗ってるだけっていうのも何か味気ないので途中下車してあちこち行きたいんですが、乗り放題の乗車券でもない限り途中下車すると余計にお金もかかるし何かいい方法ないかなーと思ってたある日思いついちゃったんですよね。

「せや、全区間歩いて帰りに乗り潰せば一石二鳥やん」

…はい、狂気の沙汰ですね笑

そんなこんなで何年か前に乗り潰しならぬ「歩き潰し」を始めまして、昨年までの段階で↓これだけ歩き潰ししてきました。

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山万ユーカリが丘線:4.1km
流鉄流山線:5.7km
銚子電鉄線:6.4km
日暮里・舎人ライナー:9.7km
金沢シーサイドライン:10.8km
京成千原線:10.9km
都電荒川線:12.2km
千葉都市モノレール(1・2号合計):15.2km
東葉高速鉄道線:16.2km
京成松戸線(旧・新京成線):26.5km
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しかし、昨年は夏がクソほど暑く秋に腰を痛めたこともあって、長いこと歩き潰しが出来ていなかったので、腰のリハビリがてら今回久々に歩き潰しをしてきました。

で、その路線がどこかというと路線距離が今回のブログタイトルの通り「21.3km」ある東京メトロ南北線という訳です。

…という訳で今回は東京メトロ南北線を歩き潰してきた話をしてみようかと思います。

「そもそも東京メトロ南北線ってどこ走っとんねん」という方もいるかもなので簡単に説明しておくと、山手線の南側にある品川区の目黒駅(目黒駅は目黒区じゃないです)から埼玉県との県境に近い北区の赤羽岩淵駅までその名の通り東京23区を南北に縦断している路線です。

【参考:路線図】


※駅数は全部で19駅あり、ショートカットせずすべての駅を回った証拠写真も撮ってきたのですが、これだけでとんでもない枚数になるので割愛します笑

ただ、単純に東京メトロ南北線歩き潰してきたという話では退屈でしょうから、沿線にあるオススメスポットをいくつか紹介していきます。

①東京都庭園美術館

目黒駅から白金台駅に向かって目黒通りを歩いていくと左手に見えるのが東京都庭園美術館です。
昭和初頭、旧皇族・朝香宮鳩彦王(あさかのみややすひこおう)がパリ遊学時に影響を受けたアールデコ様式で建てた邸宅が元となっており、外務大臣公邸、迎賓館とその役割を変えていき、1983年に都立美術館としてオープンしました。
美術館と銘打ってはいますが、所蔵品による常設展はなく、年に4~5回のペースで入れ替わり立ち替わり企画展が行われており、ブログ執筆時は「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」が開催されていました。

②最正山覚林寺

白金台駅から白金高輪駅に向かう途中の「清正公前」交差点の側にあるのが最正山覚林寺です。
熊本の方なら馴染みのある「清正公(せいしょこ)さま」ですが、これは朝鮮出兵時の虎退治のエピソードなどで有名な戦国武将・加藤清正公を指しています。
そして交差点の名が示す「清正公」というのは、この最正山覚林寺が加藤清正公の位牌や像を祀っており「清正公さま」と親しまれていたことが由来になっています。

③国会議事堂

永田町駅といえば勿論ここでしょと言っても過言ではないのが国会議事堂。
ちょっと離れたところに(というかもうちょっと国会議事堂寄りに)その名もずばりな国会議事堂前駅もありますが、東京メトロ南北線・半蔵門線・有楽町線から行きたい場合にはこちらになります。
永田町駅から向かうと国会議事堂の裏側の方が近いのですが、こちらはこちらで衆参両議院の議員会館が目の前だったりしますし、何より国会議事堂の見学に行きたい場合は裏側が入口になるので、覚えておいて損は無いかと思います。

④小石川後楽園

飯田橋駅を過ぎて後楽園駅へ向かう途中、東京ドームの手前の路地に入ると見えてくるのが小石川後楽園。
元々は御三家・水戸徳川家の江戸上屋敷に存在した庭園で、「水戸黄門」としても有名な徳川光圀公による意匠も随所に施された名庭園です。
すぐ隣に東京ドームシティがあるとは思えないほど落ち着いた雰囲気の中で眺める庭園は一見の価値があると思います。
ちなみに、庭園西側には江戸城外堀跡から出土した石材を用いて再現された石垣もありますので行きがけ/帰りがけに是非ご覧ください。

⑤六義園

※この辺りからは夕方を越え庭園の閉演時間を過ぎていますのでご容赦を

本駒込駅から北の方に向かって歩くともうすぐ駒込駅というところに現れるのが六義園(りくぎえん)です。
江戸幕府5代将軍・徳川綱吉公の最側近として幕政を主導することとなった柳沢吉保公が、自身の下屋敷に7年の歳月をかけて造り上げた一大庭園で、先程の小石川後楽園と共に江戸の二大庭園と言われていました。
なお、桜の時期と紅葉の時期には夜間特別鑑賞を行ってたりもするので、時期を狙えば昼と夜の2つの顔を楽しむこともできます。

⑥旧古河庭園

駒込駅から西ケ原駅に向かって歩くと左手に旧古河庭園が見えてきます。
その名前の通り、元々は古河財閥(富士通や富士電機、古河電工などを抱える古河グループの源流)の3代目である古河虎之助の邸宅として造られたもので、第二次大戦後に大蔵省(現・財務省)所有となったのち、地元などの要望から東京都が無償で借り受けて一般公開されるようになりました。特に西洋庭園のバラが有名で、東京都下有数のバラの名所としても知られています。

⑦飛鳥山公園

西ケ原駅から更に進んで王子駅が近づいてくると右手に飛鳥山公園が見えてきます。
以前のブログで飛鳥山3つの博物館の紹介をさせていただきましたが、その博物館が立地する飛鳥山公園は1873年に日本初の公園の一つに指定された歴史のある公園であり、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗公が江戸庶民の行楽のために桜を植樹して整備したことから東京屈指の桜の名所としても知られています。桜の時期は公園中にぼんぼりが設置されるので、ライトアップされた夜桜を目当てに夜でも多くの人が訪れるスポットです。
※この日も夜桜花見をしていたグループが何組かいましたね。

という訳で、東京メトロ南北線沿線のおすすめスポットを7か所ご紹介してきました。
一応最初の路線図にプロットするとこんな感じですかね。

【参考:各スポットの大体の位置】


今回は紹介しきれませんでしたが、その他にも十番稲荷神社(麻布十番駅)や迎賓館赤坂離宮(四ツ谷駅)、靖国神社(市ケ谷駅)、東京大神宮(飯田橋駅)、平塚神社(西ケ原駅)など色々なスポットが沿線にありますので、興味のある方は是非訪れてみてください!

…ちなみに、東京メトロ南北線の路線距離はタイトルの通り21.3kmなのですが、この日はあちこち寄り道しながら歩いていたので結局28kmくらい歩いたんですよね…苦笑
(流石にその後2,3日は足にキましたね…山手線一周までの道のりは険しそうだ…)

いつものように長文となりましたが、最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。
では、また次のブログで。

(清)


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