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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

備え

2020-06-29 09:00:00 | 日記
 緊急事態宣言はすべて解除されたが、緊急事態はいつでもどこにでも起き得る。例えばこのブログだ。月間の投稿予定担当者を決めて書いている。その中に基本的に私の持ち分は無い。
 はずなのだが、緊急事態は日々起き、巻き込まれて急に書けなくなってしまう人が現れる。頑張って努力してくれるがダメなこともある。するとスクランブル発進の要請が飛ぶ。ところがちょうどその時こちらも別の緊急事態に見舞われている、ということもある。仕方が無いので時間がある時に前もって隠し玉を一つ二つ用意しておくことにしている。
 
 だがスクランブル要請は適当な間隔で穏やかに発生するわけではない。なぜか連発する。当然隠し玉も一気に在庫切れである。が、そんな時は途中で投げ出してしまった過去の隠し玉の破片を眺めまわして、使えそうなものを急遽それらしく仕立てたりする。残念なことに、こうした対応だと旬なものがなかなか書けない。ある程度どんな情勢であっても読めるテーマを選んでおくことになる。本来は今日この時、まさに今の時代背景の中で、何を見たり感じたりしているかを書ければいいのだが、ままならない。とはいえ鮮度が無さ過ぎるテーマは載せられない。これは食料品店と同じだ。そんなわけで賞味期限切れとなった隠し玉やその破片がごろごろしている。
 
 ところでスクランブル発進と書いてしまったが、そもそもスクランブルという言葉には緊急発進の意味がある。なので本来は発進などという言葉を後ろに付けず、単にスクランブルだけでいいのだが、最近あまり使う人がいないように思ったので付けないと意味が類推できないかなと。
 スクランブルと言えば最近よく聞くのは駅前の交差点のことだったり、卵料理のことだったりする。だがこの新型コロナで騒いでいる最中にもスキを突くように飛来するあの国この国の戦闘可能航空機の侵入を防ぐため、航空自衛隊の方々は日々スクランブルを繰り返さなければならない状態にあるらしい。もちろん空だけでなく海もそうらしいが。医療や社会のインフラを守るために日々頑張ってくれている人たちを忘れてはいけないように、スクランブルはこの現実を思い出させてくれる忘れてはいけない言葉だと思う。
 
 緊急事態が厄介なのは速やかに対処しなければならない事案である、ということだ。非常事態だが緊急事態ではない、という事案はなかなか起きない。
 大体の場合、のんびりやっているとその間に多くの人の生活や生命に大きな損害を与える。ところが「急いては事を仕損じる」という言葉がある通り、急がなければならないと焦る気持ちは、ミスの元だ。緊急事態なのにミスを起こして事態の収束がおぼつかないばかりか起こしたミスを繕うために急場しのぎの策を実行して、またミスを起こすというような話しは最近もニュースでよく見てきた気がする。はたから見れば喜劇のような話だが現実にその中にいる人には迷惑な話でしかない。
 
 ところが緊急事態そのものは、起き得ることを想定することができる場合が多い。あらゆる緊急事態に備えることはできないが、出来得る範囲で準備しておくと焦らずに済むことも多い。ブログの隠し玉などは、まさにそんな小さな備えと言えるかもしれない。(三)
 

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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