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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

常識は非常識

2013-02-22 09:38:51 | 日記
現役日本人投資家でS氏という方がいらっしゃいます。S氏について、ふれさせて頂きたいと思います。
S氏は米国不動産を中心に資産を築き、年間不労所得は3億円を超えています。現在は投資による資産形成、資産運用を行ない、日本と世界各国を行き来する毎日で、人脈も幅広く、芸能人や経済界の人たちに投資アドバイスを提供しています。

S氏は色々な発想を多くの方に伝授していますが、その中で「常識は非常識」というテーマについて、触れさせて頂きたいと思います。

S氏が渡米した時のエピソードです。
その当時はまだインターネットは普及しておらず、書類のやり取りはすべて郵送でした。
ある時、書類を投函するためにポストの場所を聞き、表に出ました。
「ポストなんか、通りに出ればすぐに見つかるだろう」とタカをくくっていたのですが、これがなぜかまったく見つからない。道路を歩けど歩けど、まったく見当たらないのです。
「なんでだろう?アメリカにはポストが設置されていないのか?」などと考えながら、通りを何時も行ったり来たりしましたが、結局見つかりませんでした。
あまりに見つからず、途方にくれ、道を歩いていた人にカタコトの英語で、「ポストはどこですか?」と聞きました。
するとその人は突然大笑いして、指を指しながら、「君の後ろにあるじゃないか」と言ったのです。
「え、どこにも見当たらなかったけれど・・・」と半信半疑で後ろを振り返ると、そこには大きな青い公共のゴミ箱が・・・。
と思ったら、実はこれこそが米国の「郵便ポスト」だったのです。
「ポストは赤いもの」と、はなから思い込んでいました。しかも、郵便マークは全世界共通だと考えていたのです。そのため、赤い〒マークのついたポストを必死に探していました。その結果、青い米国式ポストを目にしても、それを勝手に「ゴミ箱」だと思い込み、完全に視界からシャットアウトしていたのです。これではいつまで経ってもポストは見つかりません。
ポストは実は「なかった」のではなく、ただ自分が「気づかなかった」というだけのことだったのです。

「固定観念」というものは、これほどまでに、自分の目を曇らせて見えなくさせてしまうものなのです。
これと同じようなことが往々にして起きることがあります。チャンスが自分の目の前にいくつもあるのに、ただ自分の思い込みでひとつのことに心がとらわれ、見逃してしまう。
特に、自分の経験豊富な分野や専門分野にたずさわる場合は要注意です。
長年の経験から、「○○はこういうものだ!」という思い込みが、「新たな発見」や「真実」を曇らせてしまうからです。

今、ここでもう一度、自分の常識を疑ってみましょう。
自分の中で「当たり前」だと思っていることを今一度見直してみる。それは心に溜まったゴミを掃除することにつながります。

常識を打ち破ると、「チャンスを見つける目」が養えます。
自分の「常識を」を疑い、非常識を見直してみると、そこに思いもよらないチャンスに気づくことも多いのです。

現在に至り抵抗なく、当たり前のように教えられてきたことが本当に真実だったのか、もう一度白紙の目で見直す作業が必要だと、S氏のお話でつくづく感じさせられました。(横)


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株式会社ジェイエスピー
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