JIDX CW

　外出自粛のため折角の休日も引き籠もっていなければなりません。そろそろ禁断症状も出始めていますが、この週末も無線運用は自宅シャックから。朝のうちCQも出してみましたが、前の週にやり尽くしてしまったようで、7MHzとサテライトで数交信に終わりました。福島県、愛知県・岐阜県方面に移動している局を追っかけながら、空いた時間を利用してJIDXコンテストに参加してみることにしました。JAが主役のDXコンテストですが、あまりのめり込んで追っかけの方が疎かになってもいけないので呼び回り専門です。
　日曜日は主だった移動サービスも朝のうちに終わり、ようやく本腰を入れられると思いましたが、急遽別のコンテストに参戦することになったため、こちらの方は引き続き小間切れになってしまいました。
　こちらの再三のコールに気付いてもらえずCQ JAの空振りを続けている局も少なくありませんが、14MHz、21MHzを中心にそこそこログを進めることができました。日曜午後になるとそれまでJA局しか聞こえなかった28MHzでもようやくDUが入感。夕方からは7MHz、3.5MHzでラストスパート。

　さて、結果です。（スコア計算が面倒くさいのでバンドごとの交信数とゾーンのみ。）
　3.5MHz：3交信(19・23)
　7MHz：12交信(3・18・19・25)
　14MHz：23交信(1・3・18・19・23・24・25・26・27・28）
　21MHz：23交信(19・23・24・26・27・28・30・31・32）
　28MHz：3交信(27)
　Total：64交信

　このコンテストに参加するのは6年ぶりくらいだったようです。運用した時間帯のせいもありますが、ヨーロッパ、アフリカ、南米とは交信できず、DXCCのニューも無し。他のコンテストに浮気しなかったとしても100交信は難しかったと思われますが、久しぶりにDXを楽しめました。

QSLカード印刷

　外出自粛で家にいる時間が長くなっています。ぼーっと過ごすのも勿体ないのでこの機会に道楽の事務作業も進めておこうと思い、今年1月から溜め込んでいたQSLカードを印刷しました。
　いつもなら仕事で大塚に行くついでに持ち込みますが、JARLのHPを見ると「事務局への直接の来訪はご遠慮ください」とのこと。しばらく様子を見るかな、、。

緊急事態

　新型コロナウイルス感染拡大は、ついに緊急事態に突入しました。
　アマチュア無線界にもすでに大きな影響が及んでします。JARLおよび各支部の行事、移動屋さんの島嶼へのペディション、さらには4月期の上級アマ国家試験も中止になったそうです。今月予定されていた墨田ウェーブ無線クラブの総会も、会場の休館により中止となり、zoomを使った会議等、今後の運営についての協議の方法を会長以下模索しているところです。
　たまたま本日は在宅で溜まっていた事務をしていましたが、本業は現場仕事なのでテレワークとは無縁です。客先の状況も見ながら万全の対策を取ったうえで、できる範囲で業務を遂行していくしかありません。所属団体の会合や研修等も中止が続いており、総会等の重要な議事については書面決議をもって代えるようです。それによって空いた時間で移動運用に出掛けたいところですが、道楽のための外出は自粛しなければなりません。
　先の見通しが立たない状況で、頭の痛いことばかりですが、こんな時だからこそ心身の健康を保つためには道楽に興じる時間も必要です。Es大オープンでもない限り、先日のような自宅からのCQもすぐ飽きられてしまいます。地方巡業はもちろん近県への遠征も計画が立てられない状況ですが、ずっと引き籠もっていて移動運用の実戦の勘が鈍ってもいけません。たまには仕事の外出にかこつけてゲリラ運用のチャンスを狙ってみたいと思います。

外出自粛

4月5日

板橋区(100119)：1.9MHz CW 3局、3.5MHz CW 12局、7MHz CW 7局、10MHz CW 4局、14MHz CW 5局、18MHz CW 3局、21MHz CW 3局、24MHz CW 3局、28MHz CW 3局、50MHz CW 2局、144MHz CW 9局、430MHz CW 8局、1200MHz CW 5局
XW-2D：板橋区 CW 4局
XW-2F：板橋区 CW 8局/SSB 3局
XW-2A：板橋区 CW 11局/SSB 2局
XW-2B：板橋区 CW 2局/SSB 1局
CAS-4A：板橋区 CW 2局/SSB 2局
CAS-4B：板橋区 CW 9局/SSB 1局

　折角の休日なので神奈川県東部か千葉県南部にでも日帰り遠征に出掛けたいところでしたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて大事をとって自宅待機することにしました。仕事がお休みの日はすっかり早起きする癖がついています。お出掛けはできませんが5時過ぎにシャック入り。この週末一番の狙い目の屋久島町は前日にサテライト、7MHzと最低限の線は押さえてあるので、たまには自宅からCQを出して遊んでみるのも面白いかもしれません。
　もうすっかり明るくなっていますが、ダメ元で1.9MHzに出てみると秋田県からコールがありました。5:40からのXW-2DはRNZ/9さんの氷見市をゲットしてからCQ。意表を突いた自宅からの運用でしたが、しっかりワッチしている局はいらっしゃるもんです。早めに5:44からのXW-2FにQSY。信号が若干不安定でしたが、SSBでも3局ほど交信できました。　
　3.5MHzはまずまずのコンディション。CQを出すと神奈川県、岡山県、愛知県からコール。その後は追っかけに転じ、氷見市に続いてカスカスながら屋久島町もゲット。7MHzで最初のコールは広島市南区から。1983年の50MHz以来、何と37年ぶりの交信となりました。10MHzではQSY直後に屋久島町をゲット。ASQ/6さんにシンクロしてQSYしていけば、若干おこぼれにあずかれると思ったのですが、その後CQは空振りに終わりました。14MHzは屋久島町の入感はありませんでしたが、CQを出すと直接波の他に何と台湾からコールがありました。今年に入ってDXとの交信はこれが初めてです。
　8:15からのXW-2Aはまず群馬県太田市のサテライト初交信の局、続いてRNZ/9さんの中能登町をゲット。その後CQを出すと各局からのコールが続きました。終盤SSBでの交信中に鳥取市某局から7MHzのリクエストがありLOS後早速トライ。しばらく空振りしているうちに、入感なしとの電話レポートが入りました。数分間雑談を交わした後7MHzでCQを再開しましたが、直接波の他は5エリア、8エリアがカスカスで入感する程度でした。2巡目の10MHzは8エリアから2局続きました。
　2巡目の14MHzはボウズでしたが、18MHzからは足立区、松伏町がぴったりと追っかけてきました。我が家の釣竿・AH-4の一番の弱点の50MHzも厳しいながらどうにか足跡を残すことができました。144MHz、430MHz、1200MHzはASQさん23区来訪以来の好調が持続していました。2巡目の1.9MHz、3.5MHzはボウズで午前の運用はひとまず終了。自粛中につき外出は最小限に。手短に酒類、食料品調達を済ませました。
　午後は13時過ぎにようやく屋久島町14MHzが浮かび上がってきました。数回コールしてどうにかゲット。18MHzもご本尊の気配はありましたが、残念ながら呼べるレベルではありませんでした。21MHzから上は残念ながら全く気配なし。暇だったので某サテライト掲示板を覗いてみることに。以前は自由にROMできましたが、入室しないと見られなくなってしまいました。重要な情報が流れていることもあるようなので、勇気を出して初めて飛び込んでみると、早速「珍しい人が来た」と反応がありました。
　15:50のXW-2BからCQ再開。V・UHFは浦和区、太田市からコールがありました。50MHzからは順次下りて行きましたが、16:37からのCAS-4Aを挟んで浦和区某局が1.9MHzまでぴったり追っかけてきました。一休みの後、17:54からのCAS-4BではSSBでも交信でき、パーフェクト賞となりました。最後にローバンドをもう1巡。足立区某局との1.9MHz初交信を狙ってみましたが、ちょうどCQを出していた頃にはCAS-4Aにいたようです。その後の報告で2エリア、3エリアと交信できたとのことなので、コメットのアンテナの動作はまずまずのようです。近いうちにチャンスはあるでしょう。
　久しぶりの自宅運用で1.9MHzから1200MHzまでオールバンド、サテライトもXWシリーズ、CASシリーズの全てにQRV。珍しさもあって常連さんからも各バンドでコールをいただき、移動局追っかけと合わせてたっぷり楽しめました。

KCJトップバンドコンテスト結果

　2月に行われたKCJトップバンドコンテストの結果が発表されました。
　土曜夜富士見市、日曜早朝久喜市、夕方朝霞市と3部構成で合計5時間ほど参加。65交信×28マルチから減点されて、最終スコアは60×26＝1,560点。自己ベストを出すことができましたが、新設されたCP（シングルオペQRP部門）に強豪が挙って参加したため、健闘虚しく20局中第9位という結果に終わりました。
　照合内容をみるとIM（相手のコールサインをミスコピー）1件、UM（相手がコールサインをミスコピー）、MS（相手がマルチをミスコピー ）が1件、NL（相手のログが提出されていない）2件でした。せめて自分側はノーミスを心掛けたいですが、まだまだ修行が足りないようです。