6月25日
東筑摩郡生坂村(09015I):XW-2A CW 12局/SSB 5局、10MHz CW 2局、14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
給油に手間取りFO-29には間に合いませんでしたが、7:19からのXW-2Aで土俵に滑り込み(写真上左)。急いで準備をしましたが、すぐにループが取れました。山間で21度では厳しいかと思いましたが、意外と長時間にわたって各局から沢山のコールをいただくことができました。LOS後は軽くHF運用。10MHzでは多摩市からもコールがありましたが、その後は18MHzまで7エリアのみでした。
小県郡青木村(09012A):10MHz CW 4局、14MHz CW 2局、18MHz CW 2局、21MHz CW 1局
上田市(0903):10MHz CW 1局、14MHz CW 2局、18MHz CW 3局、21MHz CW 1局
XW-2A:青木村 CW 6局/SSB ●
青木村と上田市の境界に到着(写真上中)。まずHF運用。10MHzは広範囲に入感し、まずまずのコンディション。ハイバンドにも期待が高まりますが、五島市は18MHz止まり、札幌市も21MHz止まりでした。8:52からのXW-2Aは青木村から。ループは早く取れて出だし好調に思えましたが、その後信号が弱まり苦戦。MEL頃にどうにか復活しましたが、SSBに切り替えてからはループが取れず撃沈。残念ながらミッションには失敗しました。
小県郡長和町(09012H):14MHz CW 2局、18MHz CW 2局、21MHz CW 1局
CAS-4A:長和町 SSB 2局
北佐久郡立科町(09006E) LA-14 白樺湖:14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
茅野市(0914):18MHz CW 1局、14MHz CW 2局
CAS-4B:茅野市 SSB 4局・長和町 SSB 3局
白樺湖近く、長和町と茅野市の境界に到着(写真上右)。まず長和町でHF運用。10MHzでは五島市からアタリがあったものの交信には至らず。14から21MHzは青木村の時と同じような状況でした。10:07からのCAS-4Aは長和町から。白樺湖周辺は特にサテライトSSBの魚影の濃い場所です。各局からのブーイング覚悟で、ここはSSB最優先で運用することにしました。立ち上がりが遅いのは毎度のことですが、ようやくループが取れたと思ったら、ここでタイミング悪く仕事先から電話。幸い急ぎの用事ではなく、後ほど折り返すと行って切りました。ようやく運用再開したら今度はアップリンク用FT-817の電源がダウン。12V36Ahの鉛蓄電池ですが、前日あたりから送信時には11Vを切っており、限界に達したようです。急いでシガーソケットに繋ぎ替えて運用再開し、九度山町、鳥取市と交信できましたが、京都からのコールがないまま、無念のLOSとなりました。ここはトリプルができる土俵。すぐ近く、白樺湖を望む立科町の広い駐車場へ(写真下左)。14MHzで湖沼サービスの後は順次上がって行きましたが、五島市は18MHz止まり。茅野市に移ると14MHzまで下りたところで札幌市からもコールがありました。さて10:35からのCAS-4Bは大一番。2便あれば3カ所は楽勝と思っていましたが、4Aの不調で厳しい状況になりました。茅野市からスタート。MEL近くになってしまいましたが、CQを出すと鳥取市、九度山町と続きましたが、京都からのコールがありません。お二方からdupeのコールがある中、「まだ茅野市です」と引っ張りました。粘った甲斐あってようやく一矢報いることができましたが、残り時間も3分ほどになってきました。ここで立科町に行こうか悩みましたが、結局長和町に戻りました。4局目で京都からのコールがあった時には「やった!」と叫びましたが、残念ながら一瞬遅く、既に自分はループは取れなくなっていました。客先からの電話がなければ、電源断がなければ、茅野市でもう少し早くコールがあれば、、。SSBオンリーで勝負に出ましたが、突然の不運も重なり残念な結果となりました。
諏訪郡原村(09011B):14MHz CW 2局
諏訪郡富士見町(09011C):14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
CAS-4A:原村 CW 8局/SSB ●
富士見高原、原村と富士見町の境界に到着(写真下中)。原村14MHzで運用開始すると久しぶりに岩手県一戸町のYL局からコール。昨年の四国お遍路以来お会いしていませんでしたが、SKではなかったようで安心しました。富士見町では五島市が18MHzまで上がってきましたが、原村に戻ると18MHz、10MHzと空振り。白樺湖の死闘で著しくエネルギーを消耗していましたが、ここでついに力尽きました。午後は昭和町、山梨市、丹波山村等で運用し、小菅の湯で疲れを癒やしてから帰るという計画でしたが、とてもそこまで余力はありません。結びの一番で11:47からのCAS-4A。ここもSSBのミッションがありましたが、原村CWだけで終わり、有終の美を飾ることができませんでした。
昔バンド合宿で八ヶ岳高原に来ていた頃によく行っていた蕎麦屋が近くにあったので、天ぷらも付けて豪華なランチ(写真下右)。「道の駅 信州蔦木宿」に併設された「つたの湯」で過酷な巡業の疲れを癒やし、小淵沢ICから中央自動車道で帰途に付きました。巡業中は運用に夢中になって気が張っていたせいか、夜明け前から活動していても昼下がりに睡魔に襲われることもありませんでしたが、緊張から解放されたせいか、温泉でリフレッシュしたにもかかわらず、1時間も運転すると限界でした。おやつも兼ねて談合坂SAで小休止の後、気を引き締めてラストスパート。16時頃に白い目の迎える中、無事帰宅しました。最終日は366km、総走行距離2153kmの激走でした。
目標だった北陸3県、長野県の全市町村運用を達成し、岐阜県も大きく進展しました。この季節ならではのハイバンド、50MHzも楽しめ、湖沼やPA・SAにも数多く立ち寄ることができました。五島市某局との交信が1万回に達し、AOBさんとのアイボールも果たし、充実した巡業となりました。サテライトはご要望の全てにお応えはできませんでしたが、VXLさんはSAT CWのJCC800を完成されました。特記順位のため急いで申請したいとのことで、早速SASEでQSLをお送りしました(お礼の品ありがとうございました)。IMUさんも9エリアSAT CWを完成された模様。おめでとうございます。ダブル、トリプルをそれぞれカウントすれば運用場所は135箇所。QRPにモービルホイップというお手軽設備のため、1カ所あたりの交信数は少ないですが、塵も積もれば山となり、6日間合計で1,949交信。出発日を除き天候にも恵まれ、巡業は大成功でした。サテライト情報をいただいた京都の名誉横綱、度々電話で激励やアドバイスをいただいた鳥取の名誉横綱には特にお世話になりました。各局、6日間にわたり長時間微弱な信号にお付き合いいただき、ありがとうございました。
東筑摩郡生坂村(09015I):XW-2A CW 12局/SSB 5局、10MHz CW 2局、14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
給油に手間取りFO-29には間に合いませんでしたが、7:19からのXW-2Aで土俵に滑り込み(写真上左)。急いで準備をしましたが、すぐにループが取れました。山間で21度では厳しいかと思いましたが、意外と長時間にわたって各局から沢山のコールをいただくことができました。LOS後は軽くHF運用。10MHzでは多摩市からもコールがありましたが、その後は18MHzまで7エリアのみでした。
小県郡青木村(09012A):10MHz CW 4局、14MHz CW 2局、18MHz CW 2局、21MHz CW 1局
上田市(0903):10MHz CW 1局、14MHz CW 2局、18MHz CW 3局、21MHz CW 1局
XW-2A:青木村 CW 6局/SSB ●
青木村と上田市の境界に到着(写真上中)。まずHF運用。10MHzは広範囲に入感し、まずまずのコンディション。ハイバンドにも期待が高まりますが、五島市は18MHz止まり、札幌市も21MHz止まりでした。8:52からのXW-2Aは青木村から。ループは早く取れて出だし好調に思えましたが、その後信号が弱まり苦戦。MEL頃にどうにか復活しましたが、SSBに切り替えてからはループが取れず撃沈。残念ながらミッションには失敗しました。
小県郡長和町(09012H):14MHz CW 2局、18MHz CW 2局、21MHz CW 1局
CAS-4A:長和町 SSB 2局
北佐久郡立科町(09006E) LA-14 白樺湖:14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
茅野市(0914):18MHz CW 1局、14MHz CW 2局
CAS-4B:茅野市 SSB 4局・長和町 SSB 3局
白樺湖近く、長和町と茅野市の境界に到着(写真上右)。まず長和町でHF運用。10MHzでは五島市からアタリがあったものの交信には至らず。14から21MHzは青木村の時と同じような状況でした。10:07からのCAS-4Aは長和町から。白樺湖周辺は特にサテライトSSBの魚影の濃い場所です。各局からのブーイング覚悟で、ここはSSB最優先で運用することにしました。立ち上がりが遅いのは毎度のことですが、ようやくループが取れたと思ったら、ここでタイミング悪く仕事先から電話。幸い急ぎの用事ではなく、後ほど折り返すと行って切りました。ようやく運用再開したら今度はアップリンク用FT-817の電源がダウン。12V36Ahの鉛蓄電池ですが、前日あたりから送信時には11Vを切っており、限界に達したようです。急いでシガーソケットに繋ぎ替えて運用再開し、九度山町、鳥取市と交信できましたが、京都からのコールがないまま、無念のLOSとなりました。ここはトリプルができる土俵。すぐ近く、白樺湖を望む立科町の広い駐車場へ(写真下左)。14MHzで湖沼サービスの後は順次上がって行きましたが、五島市は18MHz止まり。茅野市に移ると14MHzまで下りたところで札幌市からもコールがありました。さて10:35からのCAS-4Bは大一番。2便あれば3カ所は楽勝と思っていましたが、4Aの不調で厳しい状況になりました。茅野市からスタート。MEL近くになってしまいましたが、CQを出すと鳥取市、九度山町と続きましたが、京都からのコールがありません。お二方からdupeのコールがある中、「まだ茅野市です」と引っ張りました。粘った甲斐あってようやく一矢報いることができましたが、残り時間も3分ほどになってきました。ここで立科町に行こうか悩みましたが、結局長和町に戻りました。4局目で京都からのコールがあった時には「やった!」と叫びましたが、残念ながら一瞬遅く、既に自分はループは取れなくなっていました。客先からの電話がなければ、電源断がなければ、茅野市でもう少し早くコールがあれば、、。SSBオンリーで勝負に出ましたが、突然の不運も重なり残念な結果となりました。
諏訪郡原村(09011B):14MHz CW 2局
諏訪郡富士見町(09011C):14MHz CW 1局、18MHz CW 1局
CAS-4A:原村 CW 8局/SSB ●
富士見高原、原村と富士見町の境界に到着(写真下中)。原村14MHzで運用開始すると久しぶりに岩手県一戸町のYL局からコール。昨年の四国お遍路以来お会いしていませんでしたが、SKではなかったようで安心しました。富士見町では五島市が18MHzまで上がってきましたが、原村に戻ると18MHz、10MHzと空振り。白樺湖の死闘で著しくエネルギーを消耗していましたが、ここでついに力尽きました。午後は昭和町、山梨市、丹波山村等で運用し、小菅の湯で疲れを癒やしてから帰るという計画でしたが、とてもそこまで余力はありません。結びの一番で11:47からのCAS-4A。ここもSSBのミッションがありましたが、原村CWだけで終わり、有終の美を飾ることができませんでした。
昔バンド合宿で八ヶ岳高原に来ていた頃によく行っていた蕎麦屋が近くにあったので、天ぷらも付けて豪華なランチ(写真下右)。「道の駅 信州蔦木宿」に併設された「つたの湯」で過酷な巡業の疲れを癒やし、小淵沢ICから中央自動車道で帰途に付きました。巡業中は運用に夢中になって気が張っていたせいか、夜明け前から活動していても昼下がりに睡魔に襲われることもありませんでしたが、緊張から解放されたせいか、温泉でリフレッシュしたにもかかわらず、1時間も運転すると限界でした。おやつも兼ねて談合坂SAで小休止の後、気を引き締めてラストスパート。16時頃に白い目の迎える中、無事帰宅しました。最終日は366km、総走行距離2153kmの激走でした。
目標だった北陸3県、長野県の全市町村運用を達成し、岐阜県も大きく進展しました。この季節ならではのハイバンド、50MHzも楽しめ、湖沼やPA・SAにも数多く立ち寄ることができました。五島市某局との交信が1万回に達し、AOBさんとのアイボールも果たし、充実した巡業となりました。サテライトはご要望の全てにお応えはできませんでしたが、VXLさんはSAT CWのJCC800を完成されました。特記順位のため急いで申請したいとのことで、早速SASEでQSLをお送りしました(お礼の品ありがとうございました)。IMUさんも9エリアSAT CWを完成された模様。おめでとうございます。ダブル、トリプルをそれぞれカウントすれば運用場所は135箇所。QRPにモービルホイップというお手軽設備のため、1カ所あたりの交信数は少ないですが、塵も積もれば山となり、6日間合計で1,949交信。出発日を除き天候にも恵まれ、巡業は大成功でした。サテライト情報をいただいた京都の名誉横綱、度々電話で激励やアドバイスをいただいた鳥取の名誉横綱には特にお世話になりました。各局、6日間にわたり長時間微弱な信号にお付き合いいただき、ありがとうございました。