4月2日
モービル運用 CW:南相馬市(10MHz 7局・7MHz 7局・10MHz 4局)、双葉郡浪江町(10MHz 6局)、双葉町(10MHz 6局)、大熊町(10MHz 4局・7MHz 2局)、富岡町(7MHz 2局・10MHz 5局)
いよいよ今回の遠征最大の難所、帰還困難区域に差し掛かります。R6は既に自動車に限り通行が可能になっていますが、駐停車や本線から外れた道路への進入は禁止されているようです。そうなればこの地で足跡を残すにはモービル運用しか方法がありません。規制区域は大分先ですが、久しぶりのモービル運用なのでウォーミングアップを兼ねてR6に入ったところで早目に運用開始。浪江町が近づくにつれて緊張感が高まります。パトカーが多く見え始め、脇道にはゲートが設けられています。黄色の点滅の信号機が目立つようになりました。車両トラブル等のやむを得ない事情を除いて駐停車禁止ということは、車の流れに乗って進むしかありません。南相馬市は長かったので一旦7MHzにQSYした後、10MHzに戻りました。そのまま10MHzで浪江町へ。ようやくコンディションも上がってきたようです。5分ほどで通過し10MHzのまま双葉町へ。ここも5分ほどでした。大熊町はやや長いので7MHzにQSYできましたが、2局ほどで終わってしまいました。富岡町では7MHzの後10MHzに戻りましたが、空振りが続き始めたので鳥取市某局(仕事帰りのモービル。移動地は3117とコピー)からコールをいただいたところで一旦QRX。
規制区域内ではバイクや自転車、警官以外の歩行者は見られず、当然沿道の施設や店舗も閉鎖されています。ウォーミングアップも含めて南相馬市から1時間ほどの走行でしたが、通過するだけとはいえ道楽目的で来るのは不謹慎かもしれないという思いもあり、ゴーストタウンと化した街を横目に重苦しい雰囲気でのモービル運用となりました。5年経った今も悲惨な状況にある場所であることを再認識。楢葉町が近づいた頃にようやく営業しているコンビニがあってホッとしました。
双葉郡楢葉町(07015H):10MHz CW 4局、7MHz CW 2局
次のMA対象地の楢葉町に入りましたが、規制区域内では自動車は窓を閉めて内気循環にするよう呼びかけられているくらいなので、車外に出るのはできるだけ先に進んでからの方が良さそうです。そろそろWC QRXもとりたいところですが、広野町との境界近くまで我慢して「道の駅ならは」に入りました(写真上左)。道の駅は休業中で、双葉警察署臨時庁舎として使用されているようです。コンディションはなかなか上がらず、両バンドで5分ほどの運用で終わってしまいました。
双葉郡広野町(07015C):10MHz CW 2局、7MHz CW 26局、3.5MHz CW 2局
広野火力発電所の煙突を望むサッカー場の駐車場で運用(写真上右)。そろそろ16時。10MHzはもう終わりのようです。7MHzはクラスタに上がったようで、沢山のコールをいただきました。大台の30局には届かず、20分ほどでパッタリ止まってしまいましたが、最後にようやく纏まった交信数となりました。先ほどの飯舘村10MHzは残念でしたが、3.5MHzにQSYすると真っ先に一戸町から激強の信号。九度山町も続きましたが、まだ時間的に早かったようです。今回の遠征で福島県は中通りに続いて浜通りも未運用地が全て埋まりました。MAも+5で合計367。6月の巡業であまり無理をしなくても、年内には400ポイントに到達できそうです。
双葉郡楢葉町(07015H):3.5MHz CW 2局
一戸町某局を始め、この付近の1.9MHzをご要望の局は少なくないようです。1、2か所はサービスしたいと思っていましたが、昼寝する間も惜しんで運用してきたうえ、久しぶりのモービル運用で著しく体力を消耗しました。欲張って4時台のXWシリーズから運用開始してしまったのがいけなかったのかもしれませんが、夕方のローバンド運用も考えると福島県までの日帰り遠征はあまりにも無謀でした。もう限界です。今回はごめんなさい、サテライトやって帰りますということで、先ほどの駐車場から300mほど移動して、楢葉町3.5MHzで一戸町某局に最後のご挨拶。
XW-2F CW:楢葉町 5局・広野町 5局
XW-2C CW:広野町 9局・楢葉町 2局
XW-2A CW:楢葉町 8局・広野町 5局
最後に楢葉町、広野町のダブルで16:55からのXWシリーズ(写真下左)。2Fはまずまずの出来。2分ほどおいて2C。こちらは驚くほど立ち上がりが早く、前半の広野町は好調でしたが、楢葉町に戻ってからなかなかループが取れなくなりました。どうも2Cは前半と後半の差が大きいようです。今度も2分ほどおいて2A。土俵を変えるほどの時間はありませんが、このくらい間隔があると、一息ついて態勢を立て直すことができるので嬉しいです。今度も早目にループが取れて楢葉町は好調でしたが、後半は途中から他局(送信固定?)が被ってきたりして、取りこぼしも多くなりました。
いわき市(0715):7MHz CW 1局、3.5MHz CW 1局、XW-2F CW ●
満タンで出発しましたが結構なロングドライブとなりました。GSで給油後、広野ICから常磐自動車道に入りました。18時台のXWシリーズは低めですが、その中で一番高い2Fだけでも挑戦してみようと、湯ノ岳PAで最初の休憩(写真下右)。折角初めて立ち寄るPAなので、7MHzはPS-313を付けてみましたが、辛うじて足跡を残すことができました。3.5MHzはバンドが静かでしたが、しばらくすると九度山町からコール。18:31からはXW-2Fにトライしましたが、やっぱりロケ的に無理でした。
友部SAと守谷SAで途中休憩。運用した方がかえって眠気覚ましになったかもしれませんが、余力はありませんでした。21時半頃にどうにか帰還しましたが、そのまま気を失いました。走行距離748km。4月場所は初日から過酷な日帰り遠征となりました。
モービル運用 CW:南相馬市(10MHz 7局・7MHz 7局・10MHz 4局)、双葉郡浪江町(10MHz 6局)、双葉町(10MHz 6局)、大熊町(10MHz 4局・7MHz 2局)、富岡町(7MHz 2局・10MHz 5局)
いよいよ今回の遠征最大の難所、帰還困難区域に差し掛かります。R6は既に自動車に限り通行が可能になっていますが、駐停車や本線から外れた道路への進入は禁止されているようです。そうなればこの地で足跡を残すにはモービル運用しか方法がありません。規制区域は大分先ですが、久しぶりのモービル運用なのでウォーミングアップを兼ねてR6に入ったところで早目に運用開始。浪江町が近づくにつれて緊張感が高まります。パトカーが多く見え始め、脇道にはゲートが設けられています。黄色の点滅の信号機が目立つようになりました。車両トラブル等のやむを得ない事情を除いて駐停車禁止ということは、車の流れに乗って進むしかありません。南相馬市は長かったので一旦7MHzにQSYした後、10MHzに戻りました。そのまま10MHzで浪江町へ。ようやくコンディションも上がってきたようです。5分ほどで通過し10MHzのまま双葉町へ。ここも5分ほどでした。大熊町はやや長いので7MHzにQSYできましたが、2局ほどで終わってしまいました。富岡町では7MHzの後10MHzに戻りましたが、空振りが続き始めたので鳥取市某局(仕事帰りのモービル。移動地は3117とコピー)からコールをいただいたところで一旦QRX。
規制区域内ではバイクや自転車、警官以外の歩行者は見られず、当然沿道の施設や店舗も閉鎖されています。ウォーミングアップも含めて南相馬市から1時間ほどの走行でしたが、通過するだけとはいえ道楽目的で来るのは不謹慎かもしれないという思いもあり、ゴーストタウンと化した街を横目に重苦しい雰囲気でのモービル運用となりました。5年経った今も悲惨な状況にある場所であることを再認識。楢葉町が近づいた頃にようやく営業しているコンビニがあってホッとしました。
双葉郡楢葉町(07015H):10MHz CW 4局、7MHz CW 2局
次のMA対象地の楢葉町に入りましたが、規制区域内では自動車は窓を閉めて内気循環にするよう呼びかけられているくらいなので、車外に出るのはできるだけ先に進んでからの方が良さそうです。そろそろWC QRXもとりたいところですが、広野町との境界近くまで我慢して「道の駅ならは」に入りました(写真上左)。道の駅は休業中で、双葉警察署臨時庁舎として使用されているようです。コンディションはなかなか上がらず、両バンドで5分ほどの運用で終わってしまいました。
双葉郡広野町(07015C):10MHz CW 2局、7MHz CW 26局、3.5MHz CW 2局
広野火力発電所の煙突を望むサッカー場の駐車場で運用(写真上右)。そろそろ16時。10MHzはもう終わりのようです。7MHzはクラスタに上がったようで、沢山のコールをいただきました。大台の30局には届かず、20分ほどでパッタリ止まってしまいましたが、最後にようやく纏まった交信数となりました。先ほどの飯舘村10MHzは残念でしたが、3.5MHzにQSYすると真っ先に一戸町から激強の信号。九度山町も続きましたが、まだ時間的に早かったようです。今回の遠征で福島県は中通りに続いて浜通りも未運用地が全て埋まりました。MAも+5で合計367。6月の巡業であまり無理をしなくても、年内には400ポイントに到達できそうです。
双葉郡楢葉町(07015H):3.5MHz CW 2局
一戸町某局を始め、この付近の1.9MHzをご要望の局は少なくないようです。1、2か所はサービスしたいと思っていましたが、昼寝する間も惜しんで運用してきたうえ、久しぶりのモービル運用で著しく体力を消耗しました。欲張って4時台のXWシリーズから運用開始してしまったのがいけなかったのかもしれませんが、夕方のローバンド運用も考えると福島県までの日帰り遠征はあまりにも無謀でした。もう限界です。今回はごめんなさい、サテライトやって帰りますということで、先ほどの駐車場から300mほど移動して、楢葉町3.5MHzで一戸町某局に最後のご挨拶。
XW-2F CW:楢葉町 5局・広野町 5局
XW-2C CW:広野町 9局・楢葉町 2局
XW-2A CW:楢葉町 8局・広野町 5局
最後に楢葉町、広野町のダブルで16:55からのXWシリーズ(写真下左)。2Fはまずまずの出来。2分ほどおいて2C。こちらは驚くほど立ち上がりが早く、前半の広野町は好調でしたが、楢葉町に戻ってからなかなかループが取れなくなりました。どうも2Cは前半と後半の差が大きいようです。今度も2分ほどおいて2A。土俵を変えるほどの時間はありませんが、このくらい間隔があると、一息ついて態勢を立て直すことができるので嬉しいです。今度も早目にループが取れて楢葉町は好調でしたが、後半は途中から他局(送信固定?)が被ってきたりして、取りこぼしも多くなりました。
いわき市(0715):7MHz CW 1局、3.5MHz CW 1局、XW-2F CW ●
満タンで出発しましたが結構なロングドライブとなりました。GSで給油後、広野ICから常磐自動車道に入りました。18時台のXWシリーズは低めですが、その中で一番高い2Fだけでも挑戦してみようと、湯ノ岳PAで最初の休憩(写真下右)。折角初めて立ち寄るPAなので、7MHzはPS-313を付けてみましたが、辛うじて足跡を残すことができました。3.5MHzはバンドが静かでしたが、しばらくすると九度山町からコール。18:31からはXW-2Fにトライしましたが、やっぱりロケ的に無理でした。
友部SAと守谷SAで途中休憩。運用した方がかえって眠気覚ましになったかもしれませんが、余力はありませんでした。21時半頃にどうにか帰還しましたが、そのまま気を失いました。走行距離748km。4月場所は初日から過酷な日帰り遠征となりました。