JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

近距離伝搬

2010-08-05 08:26:12 | アマチュア無線
 このところ7K4CYI局の23区やWAKUの早回り移動のお世話になっています。短時間でQSYして追いかけ回すのはスリルがあって面白いし、AJAが一気に増えるのも嬉しいところです。CYIさんの方も、お巡りさんの襲撃に怯えながら(?)都市部でのスリリングなゲリラ的運用を楽しんでおられることでしょう。
 1.9MHzから430MHzまで目まぐるしくQSYしますが、CYI局はもちろん、常連のお客さん各局の信号もバンド毎に入感の仕方が変わるのも面白いです。出勤の時間になってしまったり、食事のコールがかかったりで、途中で泣く泣くCLせざるを得なくなることはありますが、伝搬の関係でスポット的に聞こえなくなるバンドもあり、いくつか取りこぼしもあります。板橋区の自宅からでは横浜市栄区で21MHz・24MHzが抜けてしまいました。品川区は1.9MHzを取りこぼしました。18MHzはCYIさんの驚異的な耳のお陰で辛うじて拾ってもらえましたが、呼ぶのを躊躇うほどカスカスで、かなり厳しかったように記憶しています。ハイバンドは微妙な距離になるのかもしれません、一つ前のバンドではしっかり入っていたのに、えっ、何でこっちでは聞こえないの、ってことがあります。距離によってそのバンドも微妙に変わってくるようです。1.9MHzを取りこぼしたのはこちらのノイズ(TBSラジオのカブリ)の影響だったかもしれません。
 先日さいたま市桜区で迎撃した際は、至近距離の西区、桜区は別として、さいたま新都心を挟んで6~7km程度の距離のある浦和区、大宮区では各バンドの入感の仕方に変化がありました。この日は各バンドQSYして真っ先に取ってもらっていましたが、新都心のビルの影になりお互いモービルホイップ同士の144、430MHzは意外と弱く、群馬県の局に先を越されてしまいました。逆に1.9MHz、3.5MHzは驚くほど強力でした。ローバンドがビルの間をすり抜けて、地表を這うように飛んでいくのを体感できました。
 QRPながらいつも強力な電波を送ってくるRGFさんも、先日の文京区の7MHzがカスカスだったり、周囲のロケーションの影響はあるにしても、近距離の場合もバンド毎の電波の飛び方の違いがあって興味深いです。
コメント (2)
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