JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

アンテナ探訪 その5

2009-11-20 | アンテナ探訪
その4は円海山のMCA基地局のアンテナでした。

その5です。

その4と同じ円海山にあるNHK-FMとFM横浜の送信塔です。
トップは81.9MHzのNHKでしょうか。


その下です。
84.7MHzのFM横浜でしょうか。


全景です。
2つのパラボラが桜木町、関内方面を向いています。
FM放送2局の共用送信塔なので分かりやすい構造ですね。

アンテナ探訪 その4

2009-11-19 | アンテナ探訪
その4です。

カメラを持って近くの山を散歩した時に撮影しました。

アップです。
円周上に複数のコリニアアンテナが付いています。


下にも同じようなアンテナがあります。
パラボラがアチコチ向いていますが、どこからの中継でしょうか。


少し離れた場所からの遠景です。


μWパワー計の製作 その2

2009-11-18 | 測定器
その2です。

TRを2SC1815から2SC1906に変えてみましたが、ゲインはほとんど変わりませんでした。
ゲイン10dBだとこんなものでしょうか。

オリジナルは2段で20dBでしたが、パワー計はどのみち校正するので、ぴったりしたゲインでなくても構いません。
そこで、TRを2SC1906に変えて1段にしてもう少しゲインを増やすことにしました。

広帯域アンプはこの辺のサジ加減ができるの便利です。
トロイダルコア活用百科には定数の計算式が載っていますが、計算するのも面倒なので、あらかじめ計算された表から選びます。
ついでに電源電圧を9Vします。

先ずはREから決めます。REは10Ω程度なので、手持ちの抵抗の種類が少ないので、10Ωにしました。
REが決まるとRfとゲインとIEが選べますので、Rf=390Ω、ゲイン=16.74dB、IE=10mAとしました。
IEは20mAと30mAの計算結果が載っていますが、あまり電流を流しても、と思って10mAにしました。


面倒なので、ブレッドボードで直流回路のみ組んで、IE=10mAになるようにREから接地する抵抗を決めました。
ここまでくれば、バイアスを適当に決めればOKです。
IEの1/10の1mAくらい流すことにして、ブリーダ抵抗は6kΩ。
あとは、ベース電圧を元に分割して完了です。

できた基板です。
広帯域アンプの出力を50Ωで終端して、ゲルマダイオードで検波してメータを振らせます。


ファンクションジェネレータから2MHzの信号を入れて、フルスケールにしました。
このときの入力パワーは2dBmでした。
信号のパワーを下げて、メーターが少し動いた時のパワーが-18dBmでした。
あとは校正して目盛りをふれば-18dBmから2dBmのパワー計になります。

μWパワー計の製作 その1

2009-11-17 | 測定器
ローレベルでの調整用にμWオーダーのパワー計を作ろうと思います。
広帯域アンプとmWオーダーのパワー計を組み合わせる構成です。

メーターをジャンク箱から探しました。
フルスケール440μAです。


広帯域アンプを「トロイダルコア活用百科」を参考に作ってみました。
TRはいつもの2SC1815です。


ゲインの設定は10.85dBとのことですが、石が力不足なのでどのくらいのゲインが取れるか測定してみました。
測定結果は9.5dB@2MHzでした。
他の周波数で測定してみようと思います。


50MHz PLL SSB トランシーバの製作 その6

2009-11-16 | PLL
その6です。
ツートーンジェネレータもできたので、アンプを1段追加してSBMのキャリアヌル調整をしました。

調整中の基板です。
50Ω負荷で20mVppまで追い込みました。
オシロの2mVレンジなので、アンプを追加しないと微妙な調整ができません。


DSBの波形です。
ツートンのレベルが揃っていないのかキャリアが漏れているのか不明ですが、山の高さが揃っていません。


キャリアサプレッションはオシロでの測定からの計算ですが、44dB程でした。

ツートーンジェネレーターの製作 その3

2009-11-15 | PLL
その3です。

オペアンプのウィーンブリッジ発振回路は調整が面倒なので、TRのツインT発振回路にしました。

基板です。
若干定数を変更しましたが、基本的には以前の回路と同じです。
2つの発振出力の振幅をVRで調整した後混合して、TR1段で増幅しています。


単体での波形です。
発振周波数は743Hzと1.28KHzです。


2つのトーンを合成した波形です。
それぞれの振幅が同じになるようにして合成します。

抵抗ケースのダイエット その3

2009-11-14 | その他
その3です。

やっと全部の抵抗の移動が終了しました。
全部で7箱で、スペース的には1/2になりました。


どんな抵抗を常備しているか調べてみました。
さすがにE24系列以外のものはありません。
全部揃っているわけではありませんが、これだけあれば通常の電子工作には困りません。
E24系列でも1.3、1.6、3.0、4.3は滅多に使わないですね。
300Ωはアッテネータ用です。

アンテナ探訪 その3

2009-11-13 | アンテナ探訪
その3です。

当局のアンテナです。
1200MHz、50MHz、21MHzの3バンドに出られます。
左が1200MHzの13エレ。
右が50MHzのL型GP。
ベランダの天井に這っている線が21MHzのツェップもどきです。
給電部がL型GPの右の方に写っています。


左が1200MHzの13エレのUPです。
5Fのベランダのアンテナを1Fの道路から撮影しています。
21MHzのツェップもどきと平行に黒い線がありますが、受信用のLWです。


ツートーンジェネレーターの製作 その2

2009-11-12 | その他
その2です。

ウィーンブリッジ回路で実験してみました。
電球でAGCを掛ける回路なのですが、適当な電球が無かったので、VRを手動で制御してみました。


増幅率を上げると安定して発振はするもののクリップし、下げると発振が止まってしまいます。
電球が無いのでVRの調整がクリチカルで、少しクリップしています。

ツートーンジェネレーターの製作 その1

2009-11-11 | その他
SSBの調整にはツートーンジェネレーターが必要です。
以前トランジスタの移相型発振回路で作ったことがあるのですが、どこかに埋もれてみつかりません。

無いなら作れということで、作ろうと思いますが、前と同じ回路では面白くありません。
今回はオペアンプを利用して作ろうと思って、実験をしてみました。

移相型発振回路をオペアンプで作ることもできますが、トランジスタのアンプをオペアンプに置き換えただけなので、パス。
ウィーンブリッジが定番ですが、ネットで捜していたら、方形波をサイン波に変換する回路が面白そうだったので、ブレッドボードで実験してみました。

回路は下記を参考にしました。
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/kanzaki/kt3000010.jpg

方形波の発振回路とローパスフィルタから構成されています。
方形波は高調波の集まりなので、ローパスフィルタで高調波を取り除けは、基本波のサイン波が得られるはずです。

ブレッドボードの実験回路です。


オシロで観測した波形です。
一応サイン波っぽくなっていますが、だいぶ歪んでいますし、波形が下がり切る手前に変なパルスがあります。
元の方形波の質に問題がありそうです。


このままではツートーンジェネレータとしては使えそうにないので、とりあえずボツにして、定番のウィーンブリッッジ回路で実験してみたいと思います。