FCZ代用コイルを使用して50MHzAMモードの無線機を作ろうと思います。
50MHzAMモードは散々作ってきましたが、また作ります。
今回は極力特殊な部品を使わずに作ろうと思います。
周波数構成ですが、送信機は8.4MHzのVFOを6逓倍して増幅、変調します。
受信機は6.6MHzのVFOを6逓倍して40MHzを得て、50.7-40-10.7-10.245=455kHzの予定で、10.245MHzのみ水晶を使います。
フィルターは10.7MHzのFMラジオ用、455kHzの中波ラジオ用を使います。
AMモードですが、6逓倍するのでそれなりに安定したVFOを目指します。
回路図です。
VXOは丁度よい水晶の入手が困難なので、却下。
LC発振ですが、ポリバリコンも定番のものがあるわけではないので、却下。
バリキャップとなりますが、これも割りと特殊なので、通常のダイオードで代用できないかと検討してみました。
実験してみたところ、SW用のシリコンダイオードは可変範囲が取れませんでした。
整流用の大き目のダイオードは接合容量が大きいのでいいのですが、トランジスタを試したところ、2SA1015GRのベース、エミッタ間がいいかんじでしたので、これにしてみました。
電圧と周波数(x6)のグラフです。
ほぼ直線になりました。
トランジスタのベース、コレクタ間もダイオードなので、エミッタとコレクタを並列接続すると、可変範囲を広くできます。
電圧を上げてもいいのですが、発振回路と共用するので5Vにしました。
レギュレータにダイオードでゲタを履かせてもいいでしょう。
今回のVFOは30kHz程の可変範囲があれば十分です。
下のグラフは6逓倍後の周波数ですが、50.5-50.7MHzをカバーできました。
調整は、同調用VRの下側の電圧を2V程度に設定して、LC発振回路のトリマで上限の8.45MHzに設定して、同調用のVRを左に回し切ってから、同調用VRの下側の電圧を調整して下限を8.42MHz程度に設定します。
周波数の安定度ですが、基板上にむき出しの状態ですが、100kHzの桁で周波数がパラパラ動くことはありません。
基板です。
左からOSC部、バッファです。
OSC用のコイルは温度変化を和らげるために、2mm厚のEVAシートで簀巻きにしました。
少し太めになりましたが、効果が期待できそうです。
次は逓倍ですが、いきなり6逓倍しようと思います。
40MHzの複同調コイルで取り出す予定ですが、トリマが2つになるのが悩ましいところです。
50MHzAMモードは散々作ってきましたが、また作ります。
今回は極力特殊な部品を使わずに作ろうと思います。
周波数構成ですが、送信機は8.4MHzのVFOを6逓倍して増幅、変調します。
受信機は6.6MHzのVFOを6逓倍して40MHzを得て、50.7-40-10.7-10.245=455kHzの予定で、10.245MHzのみ水晶を使います。
フィルターは10.7MHzのFMラジオ用、455kHzの中波ラジオ用を使います。
AMモードですが、6逓倍するのでそれなりに安定したVFOを目指します。
回路図です。
VXOは丁度よい水晶の入手が困難なので、却下。
LC発振ですが、ポリバリコンも定番のものがあるわけではないので、却下。
バリキャップとなりますが、これも割りと特殊なので、通常のダイオードで代用できないかと検討してみました。
実験してみたところ、SW用のシリコンダイオードは可変範囲が取れませんでした。
整流用の大き目のダイオードは接合容量が大きいのでいいのですが、トランジスタを試したところ、2SA1015GRのベース、エミッタ間がいいかんじでしたので、これにしてみました。
電圧と周波数(x6)のグラフです。
ほぼ直線になりました。
トランジスタのベース、コレクタ間もダイオードなので、エミッタとコレクタを並列接続すると、可変範囲を広くできます。
電圧を上げてもいいのですが、発振回路と共用するので5Vにしました。
レギュレータにダイオードでゲタを履かせてもいいでしょう。
今回のVFOは30kHz程の可変範囲があれば十分です。
下のグラフは6逓倍後の周波数ですが、50.5-50.7MHzをカバーできました。
調整は、同調用VRの下側の電圧を2V程度に設定して、LC発振回路のトリマで上限の8.45MHzに設定して、同調用のVRを左に回し切ってから、同調用VRの下側の電圧を調整して下限を8.42MHz程度に設定します。
周波数の安定度ですが、基板上にむき出しの状態ですが、100kHzの桁で周波数がパラパラ動くことはありません。
基板です。
左からOSC部、バッファです。
OSC用のコイルは温度変化を和らげるために、2mm厚のEVAシートで簀巻きにしました。
少し太めになりましたが、効果が期待できそうです。
次は逓倍ですが、いきなり6逓倍しようと思います。
40MHzの複同調コイルで取り出す予定ですが、トリマが2つになるのが悩ましいところです。
可変範囲が狭い場合はダイオードやトランジスタが代用になります。
小信号用Siダイオードは可変範囲が取れないので、整流用のでかいダイオードが接合面積が広いのでFBです。
トランジスタは未知数ですので、規格表のCobを頼りにテストしてみるしかありませんね。
余談ですが、周波数表示はバリキャップに加えた電圧をメーター表示して目盛を入れるというアイディアをどこかで見かけました。
AD変換してマイコンで電圧-周波数表を引いてなんちゃってデジタル表示すると周波数カウンタを作らずに済みます。
BE間ダイオードこれは面白いです。
探すの難しいバリキャップ不要ですね。
いやすばらしい!!
2mmだと厚いのでちょっと扱いにくいですね。
以前ダイソーで買ったのですが、最近は見かけないので、1mm厚の滑り止めシートを使っています。
やはりシールド用のアルミテープとコイルの間にある程度の隙間があった方がいいみたいです。
いけてます?