VRで電圧を可変する電源はよくありますが、実験の際に毎回設定するのは大変です。
そこで、いくつかの固定電圧を切り替えて出力する電源を作りました。
LM317などの出力電圧可変型三端子レギュレータの電圧設定の抵抗を切り替えれば簡単に作れるのは分かっていましたが、作るのが面倒なのでVRで毎回設定していました。
今回は昨年のハムフェアで100円で買った秋月のLM388Tを使用した安定化電源キットを利用することにしました。
キットでは、電圧の設定がし易いように4つのレンジでVRで電圧設定する方式です。
今回は固定電圧切替方式なので、各電圧を設定する抵抗を計算で求めました。
計算式は、Vout=1.25x{1+R2/R1} です。
R1は基準抵抗でキットでは200Ωですが150Ωに変更しました。
電圧は2V、3V、5V、6V、9V、12Vの6種類としました。
それぞれの電圧を設定する抵抗を切り替えてもいいのですが、切替の瞬間にどこにも接続されないとNGなので、直列に接続したいくつかの抵抗を切り替えることにしました。
電圧の表示ですが、出力電圧が一目で分かるように6個のLEDで表示します。
入力は23Vくらいの入力を想定して制限抵抗を求めて切り替えてもいいのですが、10mAをLEDに流すとすると、制限抵抗で210mWも消費してしまいエネルギーの無駄となります。
また、入力は15V~52VであればOKなので、想定するにしても幅がありすぎます。
ちなみに入出力差が3~40Vを守れば数百Vでも動作するようです。
例えばAC100Vをブリッジで整流してDC141VからDC135Vの安定したB電源を作れそうです。トランスレスだと怖そうですね。
真空管アンプの電源にLM317の使用を検討している例がありました。
http://wwwb.dcns.ne.jp/~s-moon/model-2008/index.html
脱線しましたが、今回の電源では各出力電圧から制限抵抗を求めて切り替えることにしました。
各LEDの明るさは同じにはなりませんが、同時に点灯することは無いので気になりません。
説明が長くなりましたが、回路図です。
中身です。
LM388Tは5Aまで取れますが、いい加減な放熱器なので1Aくらいがいいところです。
入力電源はトランス一体型だと重くなるので、外付けのDC入力として、その辺にころがっているジャンクなACアダプタやSW電源を利用できるようにしています。
今回は、20V1A定格のジャンクACアダプタを使う想定です。
電圧表示部分です。
適当な抵抗の組み合わせで、誤差が積み上がってくるのでピッタリの電圧にはなりませんでしたが、同じ条件で実験できるので便利です。
2Vと5Vはそれなりに設定しました。
そこで、いくつかの固定電圧を切り替えて出力する電源を作りました。
LM317などの出力電圧可変型三端子レギュレータの電圧設定の抵抗を切り替えれば簡単に作れるのは分かっていましたが、作るのが面倒なのでVRで毎回設定していました。
今回は昨年のハムフェアで100円で買った秋月のLM388Tを使用した安定化電源キットを利用することにしました。
キットでは、電圧の設定がし易いように4つのレンジでVRで電圧設定する方式です。
今回は固定電圧切替方式なので、各電圧を設定する抵抗を計算で求めました。
計算式は、Vout=1.25x{1+R2/R1} です。
R1は基準抵抗でキットでは200Ωですが150Ωに変更しました。
電圧は2V、3V、5V、6V、9V、12Vの6種類としました。
それぞれの電圧を設定する抵抗を切り替えてもいいのですが、切替の瞬間にどこにも接続されないとNGなので、直列に接続したいくつかの抵抗を切り替えることにしました。
電圧の表示ですが、出力電圧が一目で分かるように6個のLEDで表示します。
入力は23Vくらいの入力を想定して制限抵抗を求めて切り替えてもいいのですが、10mAをLEDに流すとすると、制限抵抗で210mWも消費してしまいエネルギーの無駄となります。
また、入力は15V~52VであればOKなので、想定するにしても幅がありすぎます。
ちなみに入出力差が3~40Vを守れば数百Vでも動作するようです。
例えばAC100Vをブリッジで整流してDC141VからDC135Vの安定したB電源を作れそうです。トランスレスだと怖そうですね。
真空管アンプの電源にLM317の使用を検討している例がありました。
http://wwwb.dcns.ne.jp/~s-moon/model-2008/index.html
脱線しましたが、今回の電源では各出力電圧から制限抵抗を求めて切り替えることにしました。
各LEDの明るさは同じにはなりませんが、同時に点灯することは無いので気になりません。
説明が長くなりましたが、回路図です。
中身です。
LM388Tは5Aまで取れますが、いい加減な放熱器なので1Aくらいがいいところです。
入力電源はトランス一体型だと重くなるので、外付けのDC入力として、その辺にころがっているジャンクなACアダプタやSW電源を利用できるようにしています。
今回は、20V1A定格のジャンクACアダプタを使う想定です。
電圧表示部分です。
適当な抵抗の組み合わせで、誤差が積み上がってくるのでピッタリの電圧にはなりませんでしたが、同じ条件で実験できるので便利です。
2Vと5Vはそれなりに設定しました。
トランスレス+倍電圧+LM317でB電源ができるとコンパクトでいいのですが。
トランスレス回路ではネオン管を付けておいて手で触って点灯しないようにコンセントを差込なおす」というテクニックがありますが、怖いのでトランスレスには最近手を出していません。
でも、昔のラジオやテレビは、ほとんどがトランスレスだったのですよね...
と、言いつつ白色LEDを48本直列にしてDC140Vを掛けてみました。
制限抵抗を少しずつ下げてテストしています。
330Ωにしてみましたが2.7mAしか流れません。
(140-2.8*48)/330=17mAのはずですが、どうも計算が合いません。
そろそろLM317の出番かもしれません。