JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

50MHz USB 送信機の実験

2007-12-16 | 無線機


50MHz USB 送信機の基板ができました。
先日作ったUSBジェネレータと36MHz帯VXOを混合して50MHz帯としました。
混合後は2SK241(5mW)、2SC1815(40mW)、2SC1906の3段で増幅して500mW@8Vの出力が得られました。
ファイナルは少しパワーが落ちますが2SC1815でもいいでしょう。

基板のレイアウトです。

送信部の基板です。
アンテナを繋ぐにはLPFの追加が必要です。


VXOを繋いで実験をしていることろです。
VXOは基板に押し込んでVCの後ろに付けました。
可変範囲は50.155~50.317MHzでした。


VXO基板です。
連動テストで動作の確認ができたので、トタン板で囲んでシールドする予定です。


この後は受信部の実験をします。
今回はVXOのみが共通で受信部は独立していますので、ゆっくり実験してみたいと思います。



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TA7358 (jo1acw)
2008-01-20 08:32:53
野毛ジェネに組み合わせる50Mhz用トランスバーターの送信ミキサーデバイスに悩んでいますが、TA7358が50Mhz出力できるのですね、参考になりました。
TA7358でイタズラしてみようかと思います。
返信する
私も作ってみたのですが・・・ (わからんオヤジ)
2008-04-13 18:28:55
はじめまして。
「TA7358」で検索したいまして、拝見することとなりました。
私は、7MHzにして作ってみたのですが、キャリアもレに悩んでいます。
特にそんなこともなかったでしょうか? 
返信する
キャリア漏れ (WKN)
2008-04-13 20:46:33
わからんオヤジさんはじめまして。
ブログ拝見しました。7MHzトランシーバはなかなかの力作ですね。

キャリア漏れは悩ましい限りです。

受信機でテストをすることになりますが、局発の漏れも受信してしまうので、キャリア+DSBorUSB/LSBを受信する形になります。
ATTを作って受信機へ直接接続したりもしましたが、シールドが完全でないようでNGでした。
局発からの漏れは、離れたところで受信すれば低減されますので、同軸ケーブルを引き回して離れた場所でテストしたこともありましたが、面倒なのでフィルターを通してSSBになっていればヨシとして、先送りしています。
局発だけを完全シールドしようかとも思いましたが、面倒なのでやっていません。
このあたりは、回路の安定動作のためにもバラックではなくシールドケース内で実験したいところです。

ところで、TA7358Pではキャリアヌル調整回路を見たことがありませんので、それなりにキャリア漏れをしているものと思われます。

トロ活のDBMも試してみましたが、オシロで見ながら追い込むことができませんでした。

この記事の14MHzIFのUSBフィルターの回路は実験段階で放置してますので、なんともいえません。
キャリアポイントをずらして逃げようとしましたが、あまり下がらなかったような記憶があります。
色々寄り道ばかりしているので、このプロジェクトは進んでいませんが、そろそろ仕上げないといけませんね。

そういえば、バラモジICでのキャリアサプレッションはそこそこで、漏れたキャリアはフィルターでバッサリという方針を千葉OMの本で読んだことがあります。
SN16913Pのバラモジでキャリアサプレッションは
-30dB。それでも不十分なのでクリスタルフィルターでもう30dB改善。トータル最高-70dBだそうです。
実用的には-40dBだそうで、どこまでやれば・・・
という感じです。

野毛トラSSBジェネレータのキャリアヌル調整はクリチカルで、オシロで見ながら最小にしたつもりでも、送信アンプで増幅すると無変調でも漏れたキャリアを増幅してしまいます。
パワーにもよりますが、100mWくらいまで増幅したところで、再度キャリアヌル調整をしてなんとかなりました。(最初は発振したのかと思いましたが。)


返信する

コメントを投稿