JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

帰還電極付き圧電ブザーの自励発振回路のテスト

2014-09-08 | その他
先日の例会で圧電ブザーを頂きした。

普通の圧電ブザーは真鍮板の上にセラミックが付いていて、真鍮板とセラミックの表面に交流を加えると音が出ます。

頂いた圧電ブザーは帰還電極(白線)と言ってセラミックの一部が別れています。
帰還電極付き圧電ブザー交流を加えなくても自励発振回路を構成できるようで、早速テストしてみました。

村田さんのデータシートに掲載されていた回路図ですが、発振する条件を満たすためには、抵抗値の微妙な調整が必要で、この値で発振しました。


空中配線でテスト回路を配線しました。
真鍮板を手で持ったり、机の上に置いたりすると、静電容量が変化するようで発振が停止しました。
音はカタログ値の90dBにはほど遠く、単純な回路だけに微妙な調整が必要なようです。