JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Charlieplexingの実験 その2

2010-02-11 | Tanukino
その2です。

手動での実験が終わったので、Tanukinoで制御してみました。

ブレッドボードに4x3のマトリックスを組んでみました。
Fritzingというお絵かきソフトで実体配線図を描いてみました。
ブレッドボードでのプロトタイピングを意識したソフトで、ブレッドボード、Arduinoといった部品が用意されています。
ブレッドボード、回路図、PCBの3つのビューがあり、ブレッドボードに部品を配置すると、回路図や基板のパターンができます。
こんなかんじです。綺麗な絵ですが、部品が重なっているので、実体配線図としては今ひとつです。
見栄えを重視するなら、部品が重ならないようにレイアウトする必要がありますが、実際は配線重視というか、成行きですね。


分かりにくいので、いつもの回路図エディタで描いてみました。
回路は4本から2本を取り出す総当りなので、逆向きに接続したペア(AB,BA)を作って1組として、あとは、AB,AC,AD,BC,BD,CDのペアを配線が短くなるように適当に配置します。


Tanukinoに接続してテストしているところです。
Tanukinoとの接続は10本のケーブルですが、実際に使用しているのは4本です。
ソフトはUziMonkey's blogを参考にしました。

全部のI/Oを入力にします。
pinMode( A, INPUT );
pinMode( B, INPUT );
pinMode( C, INPUT );
pinMode( D, INPUT );

Aを出力にしてHIGH=5V、Bを出力にしてLOW=0VにするとA-|>|-BのLEDが光ります。
このときC,Dは何も繋がない状態になります。
pinMode( A, OUTPUT );
digitalWrite( A, HIGH );

pinMode( B, OUTPUT );
digitalWrite( B, LOW );



動画をUPしました。

Tanukino 4本の線で12個のLEDを制御 Charlieplexing方式