JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

PTOによるVFOの実験 その2

2007-07-08 | 無線機
その2です。
コイルを作り変えました。
コイルボビンはおばちゃんの店で5円で売っていたタイトボビンです。
直径5mm、長さ15mmです。0.3mmのポリウレタン線を巻けるだけ巻いてみました。
μ同調機構は、ポテンショVRを利用しました。
コアは加工のし易さから1.2mmの銅線にしました。
ボビンの内径は2mmくらいあるので、もう少し太い線がいいかもしれません。
色々な線やらドライバーなどを入れてみましたが、太い方が可変範囲が大きく取れます。


全体像です。


コイルを交換しただけですが、100KHzほどの可変範囲でした。


PTOによるVFOの実験 その1

2007-07-08 | 無線機


昨日のミーティングで、NorCalのKitを見せて頂きました。
なんとVFOはPTOでできていて、とてもコンパクトでした。
構造はコイルにネジを出し入れするだけの簡単なものです。

そこで、これを真似てPTO方式のVFOを作ろうと思います。
回路図です。
とりあえずバッファ無しです。


コイルはタイト製のボビンに60Tくらい巻いたものです。
ネジは真鍮製のようでしたが、無かったので100円ショップで買った5mmの鉄ネジです。
コイルボビンの内径にはぴったりでした。
つまみに合わせるには少し細いので、銅テープを巻いて太くしました。
横から見たところです。


斜め後ろから見たところです。


周波数範囲は、5388~6349KHzで、22回転でカバーします。
ネジを右に回すとネジがコイルの中に入っていきますが、インダクタンスが減って周波数が上がります。
コイルの前後では1回転10KHz、転真ん中で1回転70KHz程度でした。
1MHz程度をカバーするVFOとしてはとても使いやすいです。
VCを使ったVFOだと、半回転で100KHzがいいところです。

回転数と周波数の変化のグラフです。
中央の直線性の良い部分のみを使うと周波数直読のVFOができそうですね。


周波数はダイヤルを回さなければ安定しています。
ネジの品質のせいかガタつくのが気になりますが、まともなネジで試してみたいと思います。
やはり真鍮でしょうか?