ラウラただいま。今日はHolly Coleを聴こう

自宅に戻ると、ジェリーは犬舎から部屋に入るのだと尻尾は全開でぶん回っている。玄関を開けるとダッシュでキッチン、リビングそして源太郎の部屋を走り回り、ラウラの水を飲んでやっとゲージに入った。ラウラはジェリーの後を追いかけ、ゲージに入ったのを確認して、ようやく安心して丸くなった。

そして、源太郎がHolly Cole Trioの曲をかけると、スタスタと部屋を出て行った。彼女は耳が聞こえないから、Mihoちゃんの傍で戯れていたいようだ。

さて、月曜日が終わりました。帰りの電車は多くの研修に出向いた新入社員たちが、同じ格好してホームにいる。男性はともかく、女性は薄茶色のスプリングコート、黒いビジネスバック、襟を出したブラウス、そして真っ黒な髪の毛。みんな同じで不思議な日本だなぁと思った。

フォロワーのJohnから水道橋の写真

Acueducto de San Telmo, en el distrito Ciudad Jardín de Málaga (España)というメッセージと共に、フォロワーのJohnさんから写真が送られて来た。殺風景な写真だが、源太郎が橋好きということで、写真を送ってくれたので、無視はできない。
メッセージも機械的だが、ありがたい。この橋なら熊本のブソアアーチの通潤橋の方が美しいが、またこれもいい。中間ピアーが通潤橋にはないから、この橋も魅力的だ。


訳すと、マラガ（スペイン）のガーデンシティ地区のサンテルモ水道橋。だと思う(かなりアバウトな訳)。何処などだろう。あとで調べてみようと思う。

ブソアアーチは本当に力学的に美しい。昔、イタリアの技術者から聞いたが、美しいとは、力学的に無駄がないものだと。八頭身、黄金比、螺旋等、造形の美学は奥が深い。源太郎のような凡人には手の届かない世界だろう。

気分を変えて、フォロワーからこんな写真も送られて来た。源太郎はこんな雰囲気があっている。

Rire est le propre l'homme

笑は人間の本性。そんな言葉が今日の暦に書かれている。熱血男の日めくりカレンダーと違い、ちょっとシックな暦。

笑は絶対に必要なこと。人に許されている仕草のひとつに違いない。だから、関西人は絶対に人間の本質で生活していると思っている。会話には必ず笑がついてくる。だから源太郎は関西が好きだ。

関東に戻り久しいが、関西のりの会話は皆無だ。皆、かしこまり、ツンとして、会話にオチもない。お店はオシャレだが、だからといって、味があるかというと、そんなこともない。

勝手な仮説だが、関東は多くの故郷から人が集まり、故郷を強調すると孤独感が生じてしまう。だから、自分を隠すことが唯一の回避法だと思っているのだろうということ。もっと故郷を強調すれば、ストレスがたまらない。田舎者で何が悪い。皆、田舎者だろうが。そんなことを真新しいスーツで出勤している新入社員を見て思う。源太郎もジジイになったと改めてて感じる。自分の子供たちより若い新入社員たち。これから大変だなぁと。

Chiaraさんから、夜よ、夜。とふざけた写真が送られて来た。何を意味しているかなぁ。わからん。