Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

去年アナログ商品の戦略について書いた。現実化しているようだが疑問

2016年04月17日 | 毎日の話
 
Tosca - Amore disperatoと春の宴、そしてアナログ機器

 昨夜は、「春の宴」というOBが主催する行事に参加した。肩苦しくない会だが、早い話「飲み会」である。仕事関連の話題は極力避けるという源太郎のブログ掲載方針から外れるので「...
 

昨年、アナログの復活、それは「ノンポリ」ターゲットの戦略と書いた。それが近頃製品となって売れ始めた。でもよく考えてみよう。もう一度、アナログについて考えてみたらどうだろうか。


春の嵐。とても南風が強い。

2016年04月17日 | 毎日の話

幸い、エクアドルの大地震で津波は来ないと判明。でも地球の反対側で深夜に起きた大地震で多くの被害が出てしまった。フォロワーから多くのツイートが発信されている。

熊本の友人から連絡があり「水不足」が一番大変という。辛いだろうが、頑張ってほしい。早く道路が開通し、流通が戻ることを願っている。

気分を変えて、今日はCharles Aznavourの「Autobiographie」というLP盤(1981)を聞いている。

 

ジャケットの解説はあの「永田文夫さん」の文書。さすがにスンバラシイ。原文通り掲載してみよう。

今さら言うまでもなく、シャルル・アズナヴールは、フランスのシャンソン界における大御所中の大御所です。「メケ・メケ」「ラ・マンマ」「帰り来ぬ青春」「イサベル」「ボエーム」「街角の瞳」等々、彼の手に成る名作は、枚挙に暇がありません。シャンソンの伝統をしっかりと守りながら、ジャズ的なフィーリンブを身につけ、リズムに乗ってのびのびとメロディーをうたい上げて、ゆたがな詩情をかもし出すその手法は、他の追随を許さぬところ。それ故彼は「今日のシャンソンの父」とも呼ばれて、ヤングからアダルトまで幅広いファン層を擁し、最高の人気を保ちつづけています。

 これは、そのシャルル・アズナヴールが、1980年に発表したニュー・アルバム。フランスでのオリジナル盤は「自叙伝」と題され、書物の形をがたごったジャケットになっています。収められた曲目はもちろんすべて彼自身の新作で、どれをとっても印象的な佳曲ぞろい。とくに、タイトル・ナンバーの「自叙伝」はアズナヴールの幼いころの環境をありのままにつづったものですが、7分を超す大作であり。変化に富んだ曲調も、ドラマティックな演唱も、まさに絶品と申せましょう。ほかにも、ダニエル・リカーリのスキャットを加えた「声のない恋」とか、激しいリズムとともにたたみかけるようにうたわれる「ぼくの友、ぼくのユブ」とか、なかなかの力作が並んでいます。かず多いアズナヴールのアルバムの中でも、傑出した名盤のひとつであることは、誰しも異存はありますまい。

 いささか余談にわたりますが、このレコードを初めて耳にした時、私はショッキングな感動をおぼえ、上記の3曲にさっそく日本語の歌詞をつけました。1981年3月、女性歌手の栗原道子がリサイタルでそれらをうたって好評を博し、各地の民音のコンサートでも、プロブラムに組み入れて、主要な持ち歌にしていますから、お聞きになった方も大ぜいいらっしやることで

しょう。

 アズナヴールその人は、1924年5月24日、パリのサン・ジェルマン・デ・プレの生まれ。1944年から50年まで、ピエール・ロッシュとデュエットを組んで活躍し、その後まもなくソロ歌手として頭角を現わして、1955年にはオランピア劇場に進出。57年には人気投票の第1位を占めました。したがって、このアルバムの録音当時1980年の年令は56歳、ベテラン中のベテラ

ンというわけですが、創作力も歌声も衰えを見せないどころか、ますます磨きがかつて説得力を増しました。そのエネルギッシュな活躍ぶりには、驚嘆を禁じ得ません。これをしも熟年というのでしようか、今や円熟の極に達した感のある、じつにすばらしいアーテイストです。

 さらに、伴奏を担当するポール・モーリア・ブランド・オーケストラの好バックアップも特筆に値しましよう。フランスにおけるイージー・リスニンブ・ミュージックの第一人者として、かくれもない名声を誇るモーリアと、アズナヴールとの結びつきはかなり古く、1960年11月、アズナヴールはアランブラ劇場に出演した時、その伴奏の指揮をモーリアにゆだねました。

いっぽうはすでに人気ナンバー・ワンの歌い手、片やいまだ無名のバンド・リーダーでしたから、異例の抜てきだったわけですが、天才はよく天才を知るもの。こういったことがきっかけとなってモーリアの名は次第に世に知られ、やがて大成功を収めるに至りました。ですから、ふたりはお互いによく知りぬいた仲であり、アズナヴールはモーリアの大恩人と申せましよう。「ラ・マンマ」「ボエーム」「想い出の瞳」「悲しみのヴェニス」「イサベル」など、アズナヴールの大ビットは、いずれもモーリアのアレンジと伴奏による録音なのです。

 そのポール・モーリアが、長年の恩顧にこたえるべく、ここでは全力を傾けてオーケストラを指揮しています。近年の彼には珍しいくらい、充実したサウンドです。アレンジを担当するのは、モーリア自身のほか、クリスチャン・ゴーベールとシャン・フロートリッフ。ゴーベールは、フランシス・レイの成功に力を貸した名アレンジャーですし、フロートリッフもまた、エンリコ・マシアスほか多くの一流歌手を支えて来た才人で、たびたびの来日によっておなじみの深い存在です。彼らが腕によりをかけたアレンジも、聞きどころのひとつでしよう。では、長年のキャリアーの総決算ともいうべき、シャルル・アズナヴールの名曲名唱を心ゆくまでお味わいください。

〔第1面〕

1.過ぎゆく人生

 シャルル・アズナヴールが作詞し、彼の義兄にあたるジョルジュ・ガルヴアランツが作曲しました。原題は「それは過ぎ去ってゆく」といった意味。ここには、無情にそして確実に、過ぎ去ってゆく愛や人生の姿がうたわれます。それでもなお「ジユ・テーム」とくり返さずにはおれないのが、人間の宿命なのでしょうか。曲調も美しく、アズナヴールの歌声にもしみじみとした実感がこもります。アレンジは、ブランド・オーケストラをひきいて伴奏するポール・モーリア自身が書きました。

2.ぽくの友、ぼくのユダ

 シャルル・アズナヴールの作詞・作曲。アレンジは、シャン・フロートリックガ担当しました。リズミカルに生き生きとうたわれます。タイトルの「ぼくのユダ」というのは、友だちづらをしてお世辞を言いながら、その実は裏切って食い物にしようとしている人のことを指しているのでしょう。日本では栗原道子が創唱しましたが、そのまま日本語歌詞にするのはむつかしいので、愛をテーマにした内容に書き直し「私の恋人、私のユダ」という邦題にしてあります。アズナヴールのみごとな演唱もさることながら、ポール・モーリアのサウンドも、なかなか効果的です。

3.声のない恋

 原題は「私の感動的な恋」という意味。この歌では、耳と口が不自由な恋人との愛情の交流がうたわれます。1981年は国際身障者年でしたが、アズナヴールはそれを意識して作詞・作曲したのかも知れません。メロディーも親しみやすく、心のこもった演唱も深い感動をよび起こし、バックを流れるダニエル・リカーリのスキャッドガ、いっそう心暖まる雰囲気を盛り上げます。アレンジはポール・モーリア自身。この歌も、日本では私がつけた日本語歌詞によって栗原道子が創唱し、ステージでは手話をまじえてうたって、非常な好評を博しています。

4.自叙伝

 このアルバムのタイトル・ナンバー。アズナヴールが作詞し、ジョルジユ・ガルヴアランツガ作曲した大作です。アレンジは同じくポール・モーリア。ここにはアズナヴールの生い立ちがつづられています。その歌詞にあるとおり、彼は貧しい家庭の中でいろいろ苦労を重ね、ついに今日の栄光をかちとったのです。アズナヴールはアルメニア人ですから、ロシア調のメロ

ディーが巧みことり入れられ、カラーフルな効果を挙げます。文字どおりの名曲名唱ではありませんか。日本での創唱は栗原道子。彼女に合杓せて私か歌詞を書き変え、民音公演でもフィナーレこ使われました。

〔第2面〕

1.愛というものは

 原題は「愛(ラムール)」の間口「ボン・デュー(神様)」という言葉が挾まれていますが、これは「いやはや愛というものは…」とか、「愛、いまいましい愛」とかいつかニュアンスでしょう。アズナブール自身が作詞・作曲した歌で、愛の種々相がえがかれます。例によって、かなりキワどいエロティックな文句が飛び出してきます。中近東ふうのエキソティックな曲調も面白く、アズナヴールの面目躍如たるものがあります。アレンジはシャン・フロートリックガ担当しました。オリエンタル・ムードを生がしたポール・モーリアの伴奏もあざやかです。

2.マルセイユヘ行こう

 シャルル・アズナヴール自身の作詞・作曲です。マルセイユは地中海岸の港町で、多くの音楽家を輩出したところ。ポドレモーリアもこの町に生まれた人ですが、アズナヴールはそのことを念頭においてこれを書いたのでしょうか。アレンジももちろんモーリアで、のどかな南仏気分にあふれたメロディーとナウなサウンドとがミックスされて、マルセイユのユニークな魅力が味わえます。

3.幻 覚

 原題の中の「ファンタスム」は、医学用語で「幻覚」のことですが、それを動詞的に使って「ぼくは幻覚する」といったタイトルがつけられています。アズナブールが歌詞を書き、ロベール・ボーヴエーが作曲しました。日本だったら放送禁止問違いなしと思われる、スゴい内容の一編です。フランスでは大丈夫なのでしょうか。対訳を読み、ニヤニヤしながらお楽しみくだ

さい。アレンジはクリスチャン・ゴーベールです。

4.あなたの思い出

 ラストはアズナヴールお得意(?)の失恋の歌。彼自身が作詞り乍曲し、ポール・モーリアがアレンジしました。悲しみをおさえた歌声ガモダンなバックに乗って流れ、アルバムの最後をぐっとひきしめて、フェイド・アウトしてゆきます。

                (解説●永田文夫)


M7.8 - 27km SSE of Muisne, Ecuador(エクアドルで大地震)

2016年04月17日 | 毎日の話

熊本の震災は被害が拡大し、本当に心配だ。幸い友人は皆無事で安心したが、余震が続いていて、ゆっくり休めていないだろう。無理せず、頑張って下さい。道路網も寸断され、物資も送りたいが、まずは公共の救助・救援の妨げにならないように今は、警察や消防、そして自衛隊の皆さんにお願いするしかない。連日の作業で大変と思います。皆さんに感謝いたします。

そして、先ほど南米のエクアドルで大地震があった。それを伝える配信がUSGSからあった。津波が発生しないことを祈るとともに、現地に大きな被害がないことを祈る。