経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

ちょっとだけね。田上語録「羊たちの探しもの」より抜粋

2005年12月08日 | Weblog

1営業努力をして売るのはダメ。売れる仕組みを構築して売れてしまう状態を作れ。
2日々の売り上げにとらわれず、いかにしたらお客様に喜んでもらえるか、ということの具体的感覚をつかむことが大切です。
3まず第1に「感謝されることを目標にする」ことです。
41日3回お客様から「有り難う」と言って頂くのを、我々に課せられたノルマにしてみることです。
5商人とは、人と人の関係作りで成り立っている。しかし、その関係は、自分の利を主張した途端に崩れ、相手に利を与えつづけると継続する。
6「どうしたら売れるか」の苦心ではなく「どうしたらわたしの店を選んでくれるか」という関心が事業の命題なのです。
7目標は「売上」とか「利益」と言った内輪の結果にあるのではなく、外部の消費者への関心と配慮、すなわち、「第三者に選んでもらえる条件の構築」にあるわけです。
8店の得すること(売上・利益)を目標としていたのでは、絶対に売上も利益も上がりません。お客様の喜ぶこと、楽しいこと、得することをなし、いかに多くのお客様に「ありがとう」と言っていただけるかが「目標」で、売上はその結果に過ぎない。多くの経営者やコンサルタントは、結果を目標として掲げるという、不可能なことををやってき教えてきた。この過ちにまだほとんどの人々が気づいていない。
9本質は何なのかを見極める力が必要である。本来、商いは売り上げを上げることが目的ではなく、お客様に喜んでいただく事が目的であったはずである。どこでとりちがえてしまったのであろうか。
10商いの苦心は、どうしたら儲かるかではなく、どうしたら、またお客様が来てくれるかである。
11買う人が得をする方法を考え,実行すれば,たちまち客数があがる。
12お客様が買う理由が増えれぱ売上は上がる。その買う理由は,売る側にはない。
13売上が上がるには上がる理由がある。下がるには下がる理由がある。
14お客様が選ぶ理由を作る。それが販促です。
15お客様への貢猷点を明確にしその貢献点を磨き続ける、これが商人の毎日の修業でなければならない
16お金と物の交換だけにしてしまうから、商人の心はすさび、お店はさびれてしまうのです。
17何億もの設備や投資でこの世の経済が動いているのではない。数十円の豆腐や数百円のパンツといったもので世の中は動いている。
18心は自我の巨大な溜まり場。心に関心を持ちすぎる人は、実は自我の強い人。
19どうせサービスするのならビックリされるくらいやらないと効果はでない。中途半端は経費の無駄である。感動という沸点を超えることである。
20よき市場への進出ではなく、回りに誰もいない野原でそぱ屋を経営し続けるためには、何をしなけれぱならないのかを考えることが、よき市場を作ることになるんです。つまり、よき市場なんて、用意されているものではないのです。


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1 コメント

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納得の言葉多いですね (fukusuke)
2005-12-12 11:54:02
偶然、田上さんのBLOGにたどり着きました。う~ん、と納得するところがたくさんありました。これからも、ときどき寄らせていただきます。
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