経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

私の「旅の宿、選定法」

2005年03月13日 | Weblog
 旅行業界は、旅行エージント(団体)が仕切っていル、といっても過言ではない。集客のためである。大きいところほど安定した宿泊客を確保するためにエージェントに依存せざるを得ない。

 来年まで予約が入り、泊まれないといった超名旅館でも、彼らをはずすことに恐怖を覚える、とオーナーに直接伺ったことがある。知れば知るほど相互依存症的なところが意味合いが強い。
 旅館・ホテルは、彼らのスポンンサーであるとともに、そのエージェントの会員である。エージェントは彼らへどうお客を配給するかを仕切っています。

 ツアーウェブサイトも然りです。消費者からみて、必ずしも中立でははないことを知っておかなければ、とんでもない不快な、あるいは不都合な経験をすることになります。おおざっぱに言うとし、お客のためのサイトと考えない方がいいのでは、と思います。

 はっきりいえば自分で集客できない旅館のためのものです。人気があり自分で集客できるところ不要なのですが、上に述べたようにしがらみもあり、切ることは恐い。だからおつきあいしていますが、本音は、手数料を取られるだけ損と考えて、消費者へのそれなりの対応でバランスをとります。私の体験事例で言えば、トイレやエレベーターが近い、自販機が近い、部屋へ配する。料理を落とす。部屋での食事が、団体席で、といったことはごく当然の如くやられていると行って良いと思います。
もちろん例外的に、絶対そうした差別をしないところもあります。こうした所こそ私が探している「本当のお宿」です。

 宿屋ホテルを決めるときに最近は、宿泊体験者専用サイトを参考にされる人が多いと思いますがこれは私はお勧めできません。こうしたBBSの書き込みすら操作されていることがあるからです。自作自演の書き込みや、よいしライターに書かせることすらあります。
 ましてや、猛烈な苦情を載せると思いますか?載せるか載せないかの選択は、消費者ではない。彼らだ。このことを知っておくことです。
 
 BBSでも、たとえば「秀水園」と検索かけて、ツアー専用サイト以外のBBSにひっかかってくるものは、これは参考になります。私は、この方法で目安を付けています。


 私はビジネスホテルは、原則として、2-3の所に決めています。そして常連である実績を作ります。不都合をがあればきちんと支配人に言うことにします。そうするとブラックリストの載る。これに載せてもらっておけば、つぎから間違いなく対応が違います。彼らの情報力すごい(^_^)。みな私が、過去かみついた記録がデーターべース化されており、それをみながら対応する。それを私は、活用させていただいているわけです。

 ここで以上の要約をしますと、初めての旅館を探すと時には、息のかかっていない人の情報を一応は参考にし、次にその旅館のサイトをみます。

 WEBの作り方、表現などででお客様への対応が、ほとんど読めます。HPでいやな感じがしたら、実際に泊まったら、もっといやな宿といって間違いないと思います。
 ポイントはいくつかあります
 たとえば、こちらが知りたいことが、なかなか見つけられないところ×、どこかで聞い
たようなコピーが多いというところ×。やたらに自慢ぽいところ。経営者や女将が前面でているところ。豪華な広い宴会場を売り、といったところ。その他、何となくわかるものです。
 
 それで、次に電話し、いろいろ聞いてみるてみる。たとえば「旅の窓口(現在楽天トラベル)」で申し込んだ場合と、直接とではなにか変わりますか」といったことも、率直に聞いてみる聞いてみる。 この時の対応で判断します。
 
 そうしたことで、まず旅館を絞り、決めておいて、こんどはそうした「楽天トラベル(旧:旅の窓口などで、その旅館の割安企画を探すのです。特に直接が高い、WEBが安い、とは限りません。

 上にもふれましたが、難しいことは抜きにして、1に、不快や不都合があったら、きちんとフロントではなく、上の人に伝えること。これが最高の秘訣です。対応がびっくりするぐらいがらりと変わりますよ。
ほんとうはこんな事ではいけないのですが、この業界は、おとなしい何も言わないお客は無視し、うるさいお客を優遇する傾向が強いのです。ですから、職業「旅行作家」とか「旅行コラムリスト」と書いたら、対応違う、といった話があるぐらいです。事実私は、初めての所は「観光コンサルタント」と書きます。ところが実はそれで良い対応されたことはない。

 それは、そうした書き込み、彼らはほとんどみていないからです。その実験のために、性別欄に「女性」、年齢欄に「17歳」と書き続けましたが、ばれたのはここれまで40年間で1回だけです。ちなみに未記入は、気づきます。つまりお母さんにとっては、机に座っている子供をみてあんしんしているが、子供は漫画を見ている。同じです。書いているかどうかで、内容はどうでもいい

 2に、 フロントの人の個人名を覚えて名前で呼ぶことです。特に常連になれば、彼らとの人眼的なつきあいで、実によくしてくれます。

 私は、予約はインターネットでやりますが、一度泊まったところなら「山本定彦さん、鹿児島のタノウエです。ご無沙汰です。また901のいつものお部屋、お願いしますね。この部屋、窓から海が見えてすっかり気に入っていて、、、」と、まあ苦労して「備考欄」などに、注文と希望を書き入れるわけです。山本定彦さんは、フロントで名札をメモしておいただけの人ですが、彼にしてみたら私のなど記憶がないから、それだけに対応をよくしないと、恐いとかってに思ってくださる。(^_^)。

1と2を一言にまとめますと、自分自身を彼らからみて「不特定多数の一人の客」と思わせないこと。これがサラリーマン時代から、自宅宿泊数より、ホテル・旅館泊まりの方を余儀なくされた(楽しんでいる)私がつかんだ方法です。

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