経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

脳の輪切り

2004年11月02日 | Weblog
日記だから、断ることもなかろうが、日記なのだ。今回もプライベイトなことを書くことをお許し願いたい。病院に、「家族と一緒に来てくれ」と患者が言われたとして、「吉」をイメージすることはまずなかろう。それも妻が伝えられた病名は「脳動脈瘤」。
 
 インターネットで調べてみると、通常はこれが見つかる前に「クモナッカ」が突然起きてで、ほとんど助からない、と言ったことが実にわかりやすく書いてある。

  6年前、友人の奥さんが、宅配便の受け取り印をを押して、そのままクモナッカで倒れてなくなった話を聞いているから、なおさらのこと。この3日で、2種の手術のうち、足からのか、解頭の方か、どっちがいいか考えたり、万が一の場合、洗濯はどうしようとか考えていた。私なりに覚悟を決めて、二人で病院に行った。
 結果は吉。「ご心配だったでしょうから、最初に結論を、これ瘤ではありませんでした。ご心配かけて申し訳ありません」。

 「なんじゃ」とここでがっかりも飛び上がって喜ぶことも出来ない複雑な気持ちで、ドクターの話をたくさんのレントゲン写真を見ながら聞いた。「ここの脳の大動脈のカーブが、他人より鋭角なため、それを動脈瘤とみたが、そうではないこというのが結論」。
 
私が写真見ても、確かに瘤に見える。だが、このヤブ、まだ隠しているな」、といった気持ちは全くなかった。ドクターは続ける。「でも、このカーブに血液が強く当たるので、将来の瘤、くもなっかの発生がゼロというわけではないでしょうが、これが瘤ではないことは間違いありません」。
 
 それにしてもすごい写真だ。なにせ妻の骸骨、妻の脳の輪切り、阿蘇山に走る山脈みたいな妻の血管群などのおびただしい写真。おもわずとなりの妻の頭を見た。

 まずは一安心。そこで昨夜書いたライフスタイルのこと。お医者さんが、いい機会を与えてくれ、自分なりの反省したのですから、これを教訓として活かしたい。それでいい方向へ徐々にギヤチェンジしていきたいと思う。年寄り3人のドミノは、避けられないことだが、それに妻が加わらなくて済んだ記念に。


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