鹿児島市・天文館アーケード街のある朝のこと。
時間は9時半過ぎ。
ヤマトの宅急便のリヤカを引いた若い青年が、
通りを掃除している商店の人に「おはようございます」と、
元気よく挨拶している。気持ちが良いものだ。
だが、商店の人は、だれも無視。「へっ?」とおもい、
このリャカを尾行してみることにした。
30分ぐらい後ろからみていたが、皆例外なく無視。
挨拶を返す者はいない。
10時には、この彼らのお店の開店である。
ごらんなさいな。
青年の挨拶を無視した人たちが、
一斉に「おはようございます」と、この青年みたいに、
明るくお客様に挨拶を始めるのだ。
さぁ、今度はこの人たちの挨拶に答えるお客は
いったいどれぐらいいるかな。
作られた挨拶。営業用の挨拶。
これでも「真心をこめて・・・」といえるのだろうか。
挨拶って、そんなものか。虚ろだなあ。
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