経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

お祝いの言葉

2005年03月27日 | Weblog
 若い友人が、創業する。お祝いに次のメールをお送りした。
          *

 創業案内、いただいています。いよいよですね。

現実はこれまでと変わらない。これまでどおりでいいし、それが一番。でも経営は、これまでどおりではいけない。この二つをきちんと分離することが、大切です。

 私はよく言うのですが、
 「会社は君を必要としていない」、嘘だ。そういっている人が会社の名を借りて、そういっている。わかりますよね。

 「会社が困っている」、これも嘘だ。「会社がうまくいっている」。コレも嘘。
 会社も事業も企業も、人格があるわけはないのです。だからバーチャルな法人格をもたせた。

 ですから、1に、両者をきちんと分ける習慣を付けること、2に人にとって、会社は自分の考えで動かすツールであること。3,としたら、人対人の関係にすぎないから、すべて人の問題として対応すること

 一番わかりやすい例が、運転手と車の関係。「車が人を乗せた」。こんな馬鹿なことないでしょう。
 擬人化はとかく判断を狂わせます。会社が金を借りた、こんなふうにおもうから、借金が恐くなる如し。

 社長なんて人どこにもいない。社長という人形を、これから動かていくのです。人形が勝手に動くことはない。

 これまでと変わらないと言うことは、そういう意味です。
 これが新規創業される、あなたへの贈るお祝いの言葉です。

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1 コメント

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心から (tigerpark)
2005-03-31 22:48:14
ありがとうございます<m(__)m>
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