経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

「プロでありたい」

2005年05月17日 | Weblog
 3日に一度の腹筋運動を毎日に改めた。というのは、5月中旬以降、ぼちぼちながら講演の仕事が入ってくるからだ。この前偶然見たTVで、ビートたけしさんが40数回腹筋をやって、そのことに皆驚いていた。彼は58歳である。

 私は毎日実施しているいる頃は70回まではやれた。ところがここ2年3日に一度にしてから、せいぜい50回。べつにたけしさんを上回ることを強調したくて書いているのではない。
 なんのために腹筋を、ということを、書いてみたかったのである。答えを先に書くと、声を使う仕事をしているからやむを得ず、腹筋を鍛えているのだ。動機がある。

 もうずいぶん前の話だ。歌手の「声帯ポリープ」のことが話題に取り上げられ、車いすでゲストに登場していた淡谷のり子さんが、「最近の子は、皆のどで歌って、お腹使ってないもの。当然よ。それからトークが多すぎるから喉に負担かかるのよ」、と例によって辛口のコメントしていた。
 ちょうどそのころ私も、霧島のホテルで、タバコ専売公社の営業セミナーで、800人という人数に圧倒され、初めてマイクを使用してしまい、それが原因で喉を痛めていたので、淡谷さんの話でピンと来た。

 以来何はさておいて、仕事上の当然のこととして、腹筋を鍛えることだけはを怠りなくやってきた。私は、鹿児島弁でいう。「ずんぐりむっくり」で、おまけにお腹大きく出ていて、皆からは、ブヨブヨと思われているのだが、どうしてどうして、腹筋だけは自信がある。
 この腹筋と、散歩や運転しているときの簡単な発声練習、これを怠ると、やはり喉にくる。喉は大切な商売道具だから、プロとして道具は大切にするのは、当然である。
 
 それだけに70が50に落ちたのは、やはりショックである。腹筋が落ちたということは、それだけ喉に負担がかかるということになる。だから腹筋が何回やれるかという問題ではなく、その分声量が落ち、喉に負担がかかってくることが問題なわけだ。

 だからこそ、若いとき以上に腹筋を鍛えることで、喉の負担をなければならないのに、逆に怠けてこのていたらくである。情けなかった。
 
 そこで散歩を2日に1回とし、腹筋とアレイを使っての筋肉運動を増やすことにした。
今日でその3日目だが、朝は床から立ち上がれないほど、全身が痛く、これまたショックを受けている。

 「放浪記」の森 光子さんを見よ。舞台で10代の役。跳躍なしでとんぼ返りをやっているではないか。彼女は86歳。私とは親子ほどの年齢の差。私も、86歳になって800人程度の会場で講演をしたいと思う。一生プロであり続けたい、と思う。気と声は大きく保ちたいものである。

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