経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

あいさつ

2012年08月04日 | Weblog
 
鹿児島市・天文館アーケード街のある朝のこと。
時間は9時半過ぎ。

ヤマトの宅急便のリヤカを引いた若い青年が、
通りを掃除している商店の人に「おはようございます」と、
元気よく挨拶している。気持ちが良いものだ。

 だが、商店の人は、だれも無視。「へっ?」とおもい、
このリャカを尾行してみることにした。
30分ぐらい後ろからみていたが、皆例外なく無視。
挨拶を返す者はいない。

 10時には、この彼らのお店の開店である。
ごらんなさいな。
青年の挨拶を無視した人たちが、
一斉に「おはようございます」と、この青年みたいに、
明るくお客様に挨拶を始めるのだ。

さぁ、今度はこの人たちの挨拶に答えるお客は
いったいどれぐらいいるかな。

 作られた挨拶。営業用の挨拶。
これでも「真心をこめて・・・」といえるのだろうか。

 挨拶って、そんなものか。虚ろだなあ。