経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

ここに原理が

2012年08月09日 | Weblog
相手に喜んでもらえる要素に比例して、
消費者がお客に変わる確率は高くなる。

この確率からはじき出された結果が「売上」。
だから、これ結果が目標になるわけはない。

また結果としての売上が上がったとして、
それで喜ぶのは自社だけである。
それもひょっとしたら経営者だけ
といったことかも知れない。

喜ぶ者をかりに100人と多めに設定したとしても、
その喜びに関係する人たちは、
地球人口-100人、いることになる。

多勢に無勢、まさにこうした情勢下で、
「戦い抜こう、中元商戦を。エイオー」とやっている。

私には刀で大砲に挑んでいるサムライより、
無謀なことに思え、滑稽にすら思えるのだ。

そこで、地球人口全部などといわない。
せいぜい30坪のお店であれば、10万人でも多すぎるが、
この10万人を味方に付けたら、100人+10万の力になる。
ここに商いの原理がある。