経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

行と動

2012年06月14日 | Weblog
「現状打破が不可欠だ」とか、「経営革新を計らねば」

といったいい方をします。



これは一言でいうと、「行動パターンを変える」ことです。

現状打破にしろ、革新にしろ、突き詰めれば、

これまでと異なる行動をなすこと。それ以外にないのです。

考えを変えても、行動を変えないと結果は変わらないからです。





行動は、「動く」と「行く」の2つの動詞の組合せで出来ています。

「動く」とは人や動物が生きることの本質です。

動いていれば生きている、動かないと死んでいる、

動けば生きられる。動かないと生きてはいけない。

生きていると言うことは動くということ。

死と言うことは動かないこと。



ということになります。

 

諸行無常という言葉がありますが、一言で言えば、

万物は常に変化しており、一時も止まっていない、といったこと。



これは反面、自分の最適空間を確保するためには、

自分が対応して動くことが、生きることの本質である、

といっている。私はそう理解しています。

 

子どもを見ていると、そのことがよくわかります。

よく動くから関心も変化する。

あるいは見るもの、聞くもの、すべてが関心ですから絶えず動く。





これはまさに、関心の変化という心の動きに応じて、

身体もまた動かしていることの証です。

見事なまでの心身一如、そのものです。



またこれこそ、私たち大人が見習わなければならないこと。

学びの基本,モデルだとおもいます。