断定したいこと

　文切り、断定は、私自身ずいぶん言われます。でもその方がベターだと確信」しています。その理由があります。

　１に、自分の考え、書いたことを自分が確信もって書いてやらないと、誰がやってくれる。かわいそうではないか
　２に、曖昧なことを書いて、相手は不安になるだけ。相手に勇気と自信をあたえるのも文章や発言。
　３に、断定しようが断定しまいが、ひっくり返るモノはひっくり返る。天動説など典型的その事例。世界最古の人類も、定説がコロコロ変わる。変わるから断定しないというのは、逆に逃げだ。
　４に、体験に基づいた論には、断定的にしか書きようがないはず。実験も同様。また体験に対して、「「そうではない」という反論は、第三者は同じ体験を積んでいない限り、出来ない。やれない。やりようがない。

　逆に断定しない表現、あいまい表現には、買い終えないぐらいのマイナスがあります。
　少しだけ例示すると、「いつでも逃げれるそんないい方をする人間は信用ならん」からです。また難しいことやあいまいな言い方は、実はわかりにくいと同意義です。中には難しい言い方、難解な文章を書かないと、馬鹿にされる、という俗説がありますが逆です。
　また体験といった裏付け、積み重ねが乏しい文章。言葉、よく言いますよね。聞いたような言葉、それ、それ、そうした言葉を連ねると。軽薄そのものに思われ、それこそ馬鹿にされます。本人には伝わってきませんからね。

　堅強さの問題とは違います。知らないなら、知らないと言えばいいのですから、何も不遜なことではない。曖昧さで責任を転嫁する人の多いことに、「相手に伝わらないこと言ったり書いたりして何になる」、と、言いたい。そうしたず曖昧さに対する嫌悪感を覚えます。