経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

創作「経営もんどう」

2004年08月21日 | Weblog
 [経営の勉強したいのですが、どういう本読んだらいいのでせう]
という相談が、けふあった。「どうして?}、といふと、「事業がをかしいくなったから」といふ。「あなた、風邪を引くたび内科医になろうとおもったこと内科医?」とたづねた。「ない」といふ。[そうだよね。でも今、あなたは、これとと同じ質問をしたのでせう」
[n?,n?]
[わかんない?、事業がうまくいかなかったら、上手くいくようにしたらいいだけさね。それをどうしてとおまわりして、経営のお勉強をというのさ。お勉強すれば、経営よくなるの?関係ないよ」。
「勉強する暇があったら、売場にいって接客でもやりなさいな。資金繰り苦しいのに、資金繰りを楽にする本など読んでいたって、楽になんないよ。どうせ読むのだったら、落語の本とか、池波さんとか、最近のであれば横川さんだとか、何でもいいやおもしろい小説読んだら、おもしろ(楽)くなるから。エッその手にしている本、なに!ダメだよ”。”出来る経営者が読む経営の本100冊”だなんて。だって、できてないのだろ。あなたは。
 そうしたつまらないおもしろくもない本。古本屋んでも持っていって金にして、社員といっぱいやった方が、できる経営者といわれる可能性、たかくなるのでせう。ちがふ?」
 経営者は経営のお勉強をするのが、仕事ではないとよね。