長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

現地は、集中砲火を浴びています

2006-11-17 09:07:38 | 教育
教育基本法案の強行採決に端を発し、国会が揉めている。審議拒否の姿勢を取る野党。教育基本法案の審議を更に掘り下げて、より良いものにしようという野党の主張を無視し、審議を拒否したのは、与党の側である。与党が審議拒否をしているのである。・・・民主党の主張(長尾の解釈)。

しかし、国民にはそうは映らないところが国会である。野党が「ほれ、また妙な戦術を取っている」と思われている。

議員先生方は国会でお仕事。我々浪人組みは地元でこれら疑問の集中砲火を浴びている。はっきりいって、有権者には実にわかりづらいのである。わかるように説明するのだが、しっかりと伝わらない。我が身の非力を悔やむ。

昨日は田中議員の集会に参加させて頂いたが、ここでも風当たりは強く、今朝の駅立ちでも、数名から、「民主党は何しとんねん?」のご指摘を頂く。

毎度のことながら、与党の審議拒否が、野党の審議拒否に摩り替わる。これは正直言って、喧嘩の仕方の問題。国民はやはり見抜いている。

以下、ご本人に了解を得ず、匿名で紹介するご意見。
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民主は採決に反対した理由を「審議が尽くされていない」とする。しかし冗談
ではない。民主自身が2年余りに渡って、教育基本法改正について議論をし、そ
の結果として対案を作成し、通常国会から審議時間も100時間余りを越えてい
る。そして、いじめによる自殺事件、未履修問題が起こっている最中、その原因
の根本に学校がいじめの実態を把握せず、また正しく教委に報告されていないこ
とから、教委が学校へ適切な指導をすることのできない実態、学習指導要領の通
りに授業をしようとしない学校の実態を把握することができない現在の教育体制
とどれを見ても、教育基本法が抱えている問題に直結しているにもかかわらず、
民主はこれらの問題が未解決だとして「審議が尽くされていない」とした。これ
は為にする議論である。換言すれば、教育問題を一挙に「政局」にもち込んだの
は他ならない民主であることを自覚しなければならないはずである。
はっきりしていることは、「議論が尽くされていない」のではなく、「審議が尽
くされた」のである。
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「教育問題を政局に持ち込んだ」・・・返す言葉が見つからない。

蛇足だが、民主党教育基本法案がお蔵入りになることは実に残念。多くの保守主義者から高い評価を頂いていたにもかかわらず、、、。同時に、自民党の保守も大したことないなぁ。あんな法案に賛成するとは、保守の風上にもおけません。
コメント (8)
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