長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

6カ国協議再開

2006-11-01 10:03:50 | 中国外交
米国、中国、北朝鮮の間で、秘密裏に会談があり、6カ国協議が再開される模様。

米の北制裁「小さなことで大きな損」呉委員長、小沢氏に懸念
-----
【北京=船津寛】中国を訪問中の民主党の小沢一郎代表は27日夕、北京市内の人民大会堂で呉邦国・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)と会談し「北朝鮮の核の火遊びをやめさせてほしい」と要請。呉氏は「米国には小さなことで大きな損をしないように言っている」と述べ、過度の制裁により北朝鮮を追いつめるべきではないとの認識を示し、「最終的には北朝鮮と米国との話し合いになる」との見方を示した。

 小沢氏は「北朝鮮の今回の行動が周辺国に大きな影響を及ぼしている」と指摘。日本の核保有論議に関しては「残念に思う。ひと昔前ならハチの巣をつついたような騒ぎになっていただろうが、拉致問題の流れの中で、何となく国民がそれを受け入れてしまう風潮にあり、一抹の危惧(きぐ)を覚える」と語った。

 呉氏は「米国がマカオ銀行の(北朝鮮の)2400万ドルの金を凍結しても問題解決にならない」と米国の金融制裁措置を非難。「北朝鮮は2回目の核実験はしないと言っているが、米国次第だとも言っている」と対話による解決を主張し、日中は「(米朝の)真ん中に立って協力しなければならない」と指摘した。

 また、安倍晋三首相の先の訪中を「日中関係が前向きになった」と評価。ただ、小泉純一郎前首相時代に首脳間交流が途絶えたことにも触れ、「今日までの友好関係に傷を付けた」と述べた。

(10/28 00:44)
-----

私は光栄にもこの場に立ち合わせて頂いた。(※写真参照…呉委員長と握手 右端に小さく代表も写っている) 記事にある様に、金融制裁を評価している私とは中国の立場は違っていた。では、問題解決の為に中国がどんな方策を講じていくのか?丁度この頃3カ国で調整が進んでいたのかもしれない。※記事にはないがこの会談で、呉委員長は産経新聞について言及。産経新聞が中国についてどんな主張の記事を載せているかを呉委員長は十分に認識していた。会談の場では、出席者が苦笑していた。

10/28の晩餐会で、中華全国青年連合会の李女史と靖国問題(内容は後日記する予定)などいろいろな意見交換をした。軍拡の話になったので、私は「核を保有している中国が北朝鮮に対し、核実験を中止せよといっても、やっぱり説得力が欠けるなぁ」と意見した。すぐに場が中締めとなってしまったので、残念ながら、コメントを聞くことは出来なかった。彼女はどう思っただろうか?

中国は相当面子を潰されていると思う。勿論、韓国は論外。中国が今後どんな面子の張り方をするか?今は、心から期待するしかない。対して北朝鮮がどんな行動に出るのか?他人事ではない。我国の目と鼻の先にある危機の問題である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする