泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

「藤原京跡の蓮の花が見頃・2018」

2018年07月15日 16時36分14秒 | 散歩

しばらく飛鳥を離れていましたが、戻ってみると飛鳥はすっかりと夏景色になっていました。今回は、明日香村から車で数分の所にある「藤原京」跡の「蓮の花」を見に行ってきました。

奈良県橿原市にある「藤原京」跡は、日本で初めて建設された本格的都城です。現在、昔の面影を残すものはほとんどありません。今はだだっ広い原っぱになっていますが、季節ごとに美しい花が植えられ、菜の花やコスモス、キバナコスモス、蓮などを楽しむことができます。 今は、「蓮の花」が丁度見頃となっています。

今回は、「藤原京跡の蓮の花が見頃・2018」を紹介したいと思います。

大極殿跡南東方向にある蓮ゾーンには、約3,000平方メートルに唐招提寺蓮など11種類を植栽されています。蓮の花は、早朝から午前中に開くものですので、見に行く方は早めの時間帯がいいと思います。この日も、朝6時位でしたが、多くの方が来られていました。

「藤原京」は、持統天皇の時の694年遷都されました。平城京遷都までの16年間、この地で持統・文武・元明の天皇三代が律令国家体制を強力に押し進められました。「藤原京」の規模は、東西5.3km・南北4.8kmで、その中心部には藤原宮がありました。天皇の住まいである内裏や、天皇が儀式や政治を行った大極殿跡が残ります。最近の調査研究によると、平城京や平安京を上回る規模だったとも考えられています。

現在、宮跡には原野が広がり、大極殿跡には基壇が残ります。宮跡からは、東に天香具山・西に畝傍山・北に耳成山を望めることが出来ます。

見晴らしがいいので、大和三山や二上山とともに「蓮」を楽しめるナイススポットになっていますよ!

                             

 

 

 

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心に涼運ぶ 「おふさ観音の風鈴まつり」

2018年07月02日 17時00分37秒 | 散歩

奈良県橿原(かしはら)市にある「おふさ観音」の風鈴まつりは、2500個もの風鈴が境内のいたるところに飾られていてその景色は圧巻です。夏の風物詩ともなっている、暑気払いのお祭りです。

「おふさ観音」は、江戸時代に土地の娘‟おふさ”さんがお堂を立てて、観音様を奉ったのが起源とされている高野山真言宗のお寺です。

今回は、心に涼運ぶ「おふさ観音の風鈴まつり」の様子を紹介したいと思います。

「おふさ観音の風鈴まつり」は、風鈴の音色が厄を払うという言い伝えをもとに夏の無病息災を願って2003年から始まりました。もともと風鈴は、仏教の伝来とともに伝わった風鐸(ふうたく)がルーツといわれています。

お堂の軒下の四隅に吊るされていた風鐸の音色は、魔除けになるとされていて、それが発展し風鈴として庶民の間にも親しまれるようになったそうです。7月1日から8月31日まで、行われています。

また、境内にある茶房ではかき氷を食べることが出来ます。今年初めての、かき氷でした。とても美味しかったですよ。 風情溢れる「大和の国」の夏を感じさせる、素敵な「おふさ観音の風鈴まつり」です!

                                

 

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