奈良県明日香村にある、明日香村文化協会主催の歴史のフィールドワークに参加してきましたので、その様子を紹介したいと思います。
テーマは「今に残る道、畦畔から飛鳥時代の宮殿の痕跡をたどる」です。
第1回目「畦畔に残る大規模な池の痕跡(嶋宮・東橘遺跡)と宮殿級の建物跡をめぐる」(5月22日)でした。(「明日香村文化協会」のホームページで、その時の様子が紹介されています。)
今回紹介するのは、第2回目「後飛鳥岡本宮や飛鳥浄御原宮の痕跡をめぐる」(1)(7月17日)です。
※明日香村文化協会「今に残る道、畦畔から飛鳥時代の宮殿の痕跡をたどる」より紹介
内容が豊富でしたので、数回に分けて紹介したいと思います。
明日香村文化財課の方の案内のもと、約30名位の参加者で約3時間程、飛鳥宮跡の痕跡を歴史散策しました。
(行程)
飛鳥浄御原宮跡エビノコ郭(出発)ー村役場(屋上から飛鳥宮跡を遠望)ー飛鳥宮跡の内郭(南門跡・前殿跡・南正殿跡・北正殿跡)ー飛鳥宮跡の中軸線
〇飛鳥浄御原宮跡の内郭について、紹介したいと思います。
・天武天皇の時造られた、飛鳥浄御原宮の大極殿跡ではないかと言われているエビノコ郭(現在、役場の駐車場になっています)から出発し、最初に村役場の屋上から「飛鳥宮跡」等を遠望しました。
初めて屋上から見た景色は、とても素晴らしいものでした。ここから見た、東西南北の景色を紹介したいと思います。
・飛鳥宮跡の内郭(南門跡・前殿跡・南正殿跡・北正殿跡)と飛鳥宮跡の中軸線
内郭の南門跡・前殿跡・南正殿跡・北正殿跡に実際に行き、詳しい説明を受けました。現在は、空き地・田んぼ等になっています。
飛鳥宮跡の南北中軸線は、南正殿跡と北正殿跡との間の道路に、現在電柱が立っているところです。
ここでわかったことは、現在の田んぼ一枚にそれぞれの前殿跡・南正殿跡・北正殿跡がきちんと残されていたということです!
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