伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/07/22

2018-07-22 23:55:24 | 一日一章・聖書通読日記
ホセア書 1:1-5

ユダヤの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの世、イスラエルの王ヨアシの子ヤラベアムの世に、ベエリの子ホセアに臨んだ主の言葉。 主が最初ホセアによって語られた時、主はホセアに言われた、「行って、淫行の妻と、淫行によって生れた子らを受けいれよ。この国は主にそむいて、はなはだしい淫行をなしているからである」。 そこで彼は行ってデブライムの娘ゴメルをめとった。彼女はみごもって男の子を産んだ。 主はまた彼に言われた、「あなたはその子の名をエズレルと名づけよ。しばらくしてわたしはエズレルの血のためにエヒウの家を罰し、イスラエルの家の国を滅ぼすからである。 その日、わたしはエズレルの谷でイスラエルの弓を折る」と。

今日から通読は小預言書と呼ばれる書に入ります。ホセアは南ユダ王国のウジヤ王からヒゼキヤ王の時代、北イスラエル王国のヤラベアム2世の時代に活動した預言者です。南ユダ王国ではイザヤが預言者として活動していましたが、ホセアは北イスラエル王国に遣わされた預言者でした。当時の北イスラエル王国は領土が最も拡大した時代で、ちょうど日本のバブル時代のような繁栄ぶりでした。そのような時代にホセアは、あたかも南ユダ王国でのエレミヤのように、北イスラエル王国の滅亡を告げる預言者として、活動したのです。ホセアの活動の特徴は預言的行動を伴ったことです。これはエゼキエル書でも学びましたが、神様が預言者に不思議な行動を実行するように命じ、具体例を示して神様の御心を啓示することです。ホセアの場合は淫行の妻、すなわち平気で不倫の罪を犯し、自ら夫の元を離れる、とても結婚相手として選びたくないような妻と結婚することでした。そして彼女はみごもって男の子を産みますが、主はその名をエズレルと名付けるように命じられました。エズレルという名はかつてアハブ王が葡萄園を自分の手に入れるために罪なき人ナボテを冤罪で殺した土地の名で、この罪に報いるために主はエヒウという王族ではない人物を用いて、アハブの妻であった悪女イゼベルをエズレルの地で滅ぼします。このエヒウの孫がヤラベアム2世で、その次の代の王で北イスラエル王国はアッシリヤ帝国に滅ぼされます。なぜ神様は繁栄した国を滅ぼされたのか、それは北イスラエル王国が偶像礼拝と悪事をやめなかったからです。たとい悪を行って繁栄しとしても、神様はその悪に報いて滅ぼされることを、主はホセアの預言的行動を通して示されたのです。時代背景といい、国の歴史といい、実に見事なまでの神様の預言にただただ驚くばかりです。私たちは御言葉から正しく学び、過去の失敗例から教訓を得て、神様の御心に適う者として歩みたいと願います。

http://bible.com/81/hos.1.1-5.ja1955

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ホセア書 1:6-7

ゴメルはまたみごもって女の子を産んだ。主はホセアに言われた、「あなたはその名をロルハマと名づけよ。わたしはもはやイスラエルの家をあわれまず、決してこれをゆるさないからである。 しかし、わたしはユダの家をあわれみ、その神、主によってこれを救う。わたしは弓、つるぎ、戦争、馬および騎兵によって救うのではない」と。

ホセアの妻ゴメルは再びみごもって女の子を産みました。神様はホセアに、その子の名をロルハマと名付けるように命じました。これは憐れまない子、愛されない者という意味の言葉で、主を否定し平然と偶像礼拝を行うイスラエルの罪深い姿を代弁したものです。しかし神様は、そのような愛されるはずもない者をも憐れみ、ユダを救うと言われました。それはたとい不倫の妻ゴメルと、不倫によって産まれた子であっても、我が子として愛さなければならないホセアの複雑な心境を通して、わたしはこれほどまでにイスラエルを愛しているのだという神様の深い愛の現れです。

http://bible.com/81/hos.1.6-7.ja1955

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ホセア書 1:8-11

ゴメルはロルハマを乳離れさせたとき、またみごもって男の子を産んだ。 主は言われた、「その子の名をロアンミと名づけよ。あなたがたは、わたしの民ではなく、わたしは、あなたがたの神ではないからである」。しかしイスラエルの人々の数は海の砂のように量ることも、数えることもできないほどになって、さきに彼らが「あなたがたは、わたしの民ではない」と言われたその所で、「あなたがたは生ける神の子である」と言われるようになる。 そしてユダの人々とイスラエルの人々は共に集まり、ひとりの長を立てて、その地からのぼって来る。エズレルの日は大いなるものとなる。

2番の子ロルハマが乳離れしたとき、ホセアの妻ゴメルは再びみごもって男の子を産みました。ロアンミと名付けられたその意味は、「わたしの民ではない」という強い否定型であるそうです。神様の祝福を受け継ぐ契約の民でありながら、自ら神様から離れ、偶像礼拝にふけっていたイスラエルを、わたしの民ではないと否定しつつも、それでも海の砂のように増え広がって「あなたがたは生ける神の子である」と呼ばれるようになると、関係の修復を願っておられる神様の深い愛を、私たちは素直に受け入れる者でありたいと願います。

http://bible.com/81/hos.1.8-11.ja1955
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【今日の聖句】 2018/07/22

2018-07-22 06:00:10 | 今日の聖句
詩編 32:8 新共同訳

「わたしはあなたを目覚めさせ
 行くべき道を教えよう。
 あなたの上に目を注ぎ、
 勧めを与えよう。」

人が心から罪を悔い改めて神様を求めるとき、主は私たちの魂を目覚めさせて、いかにして歩むべきかを教え、無分別な者にも悟りを与えられます。主が授けてくださる勧めを受け入れ、神に喜ばれるきよい生涯を歩ませていただく私たちでありますように。

http://bible.com/1819/psa.32.8.新共同訳
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