伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2018/07/19

2018-07-19 07:50:05 | 一日一章・聖書通読日記
ダニエル書 10:1-3

ペルシャの王クロスの第三年に、ベルテシャザルと名づけられたダニエルに、一つの言葉が啓示されたが、その言葉は真実であり、大いなる戦いを意味するものであった。彼はその言葉に心を留め、その幻を悟った。 そのころ、われダニエルは三週の間、悲しんでいた。 すなわち三週間の全く満ちるまでは、うまい物を食べず、肉と酒とを口にせず、また身に油を塗らなかった。

9章の出来事の2年後、クロス王の治世第3年目の正月に、ダニエルは断食していました。既にクロス王によりイスラエル人にエルサレム帰還命令が布告された後も、老齢となったダニエルはペルシャに残って、主の御言葉を瞑想する日々を送っていました。私たちはたとい歳が進み、肉体は衰え、体も思うように動かなくなったとしても、御言葉を黙想し、祈ることは、死の間際まで続けることのできる、なおかつ最も重要な、この世でクリスチャンが果たすべき使命です。

http://bible.com/81/dan.10.1-3.ja1955

*****

ダニエル書 10:4-9

正月の二十四日に、わたしがチグリスという大川の岸に立っていたとき、 目をあげて望み見ると、ひとりの人がいて、亜麻布の衣を着、ウパズの金の帯を腰にしめていた。 そのからだは緑柱石のごとく、その顔は電光のごとく、その目は燃えるたいまつのごとく、その腕と足は、みがいた青銅のように輝き、その言葉の声は、群衆の声のようであった。 この幻を見た者は、われダニエルのみであって、わたしと共にいた人々は、この幻を見なかったが、彼らは大いにおののいて、逃げかくれた。 それでわたしひとり残って、この大いなる幻を見たので、力が抜け去り、わが顔の輝きは恐ろしく変って、全く力がなくなった。 わたしはその言葉の声を聞いたが、その言葉の声を聞いたとき、顔を伏せ、地にひれ伏して、深い眠りに陥った。

ダニエルがチグリス川のほとりに立っていると、不思議な威厳に満ちた人の姿を見ます。この記述はヨハネの黙示録とも照らし合わせてみると、御子イエス・キリストの栄光の御姿に相違ありません。ダニエルと共にいた人々は、この人を見ることはできませんでしたが、その威厳に恐れおののき、逃げ隠れて、ただダニエル一人だけがその場に残されました。神の御子の栄光の御姿を見たダニエルも体中の力が抜け、その御声を聞いたとき失神してしまうほどでした。この箇所から私たちが学ぶことは、一つ目は神様の栄光を見ることができるのは、日々御言葉を黙想し、御心を尋ね求める者だけに許された特権であること、そしてもう一つは、そのように整えられた神の僕でも気を失ってしまうほど、神様の栄光は威厳に満ちた、力あるものだということです。かのイザヤも神の栄光の御姿の裾を見ただけで「わざわいなるかな、わたしは滅ぶばかりだ」と、自らの汚れた姿に絶望するほどでした。神の栄光の御姿を拝する者とならせていただき、また神のきよさの御前にひれ伏す信仰者でありたいと願います。

http://bible.com/81/dan.10.4-9.ja1955

*****

ダニエル書 10:10-14

見よ、一つの手があって、わたしに触れたので、わたしは震えながらひざまずき、手をつくと、 彼はわたしに言った、「大いに愛せられる人ダニエルよ、わたしがあなたに告げる言葉に心を留め、立ちあがりなさい。わたしは今あなたのもとにつかわされたのです」。彼がこの言葉をわたしに告げているとき、わたしは震えながら立ちあがった。 すると彼はわたしに言った、「ダニエルよ、恐れるに及ばない。あなたが悟ろうと心をこめ、あなたの神の前に身を悩ましたその初めの日から、あなたの言葉は、すでに聞かれたので、わたしは、あなたの言葉のゆえにきたのです。 ペルシャの国の君が、二十一日の間わたしの前に立ちふさがったが、天使の長のひとりであるミカエルがきて、わたしを助けたので、わたしは、彼をペルシャの国の君と共に、そこに残しておき、 末の日に、あなたの民に臨まんとする事を、あなたに悟らせるためにきたのです。この幻は、なおきたるべき日にかかわるものです」。

いと高き神の御子キリストの栄光の御姿を目の当たりにして気を失ってしまったダニエルに、一人の御使いが手を伸べて触れ、「大いに愛される人ダニエルよ」と優しく声を掛けて、立ち上がるようにと命じました。するとこの御使いは、ダニエルが断食を始めた21日前から彼の元に御言葉を悟らせるために来ようとしたものの、ペルシャの君が立ちふさがったためにとどめられていたのだと、天における不思議な戦いの内情を語りました。私たちは地上で様々な戦いがあり、また政情がめまぐるしく揺り動かされる世界情勢を見ますが、天においてもその背後で神とサタンとの戦いが繰り広げられていることを悟る必要があります。

http://bible.com/81/dan.10.10-14.ja1955

*****

ダニエル書 10:15-19

彼がこれらの言葉を、わたしに述べていたとき、わたしは、地にひれ伏して黙っていたが、 見よ、人の子のような者が、わたしのくちびるにさわったので、わたしは口を開き、わが前に立っている者に語って言った、「わが主よ、この幻によって、苦しみがわたしに臨み、全く力を失いました。 わが主のしもべは、どうしてわが主と語ることができましょう。わたしは全く力を失い、息も止まるばかりです」。 人の形をした者は、再びわたしにさわり、わたしを力づけて、 言った、「大いに愛せられる人よ、恐れるには及ばない。安心しなさい。心を強くし、勇気を出しなさい」。彼がこう言ったとき、わたしは力づいて言った、「わが主よ、語ってください。あなたは、わたしに力をつけてくださったから」。

ダニエルが御使いと言葉を交わしていると、人の子なる神の御子イエス・キリストが直接ダニエルの唇に触れ、きよめたので、ダニエルはキリストと直接言葉を交わす力を得ました。キリストは再びダニエルに触れ、「大いに愛せられる人よ、安心しなさい、心を強くし、勇気を出しなさい」と声を掛けて、更にダニエルを力づけました。御子イエスは力なく倒れた者を再び起こし、勇気づけ、力を与える権威をお持ちです。このイエス様が私たちにも「大いに愛せられる者よ」と御声を掛けてくださるならば、何と心強いことでしょう。そしてキリストによって力を得た者は、御言葉を聞く者となります。「語りませ、主よ」と御言葉から日々力をいただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/dan.10.15-19.ja1955

*****

ダニエル書 10:20-21

そこで彼は言った、「あなたは、わたしがなんのためにきたかを知っていますか。わたしは、今帰っていって、ペルシャの君と戦おうとしているのです。彼との戦いがすむと、ギリシヤの君があらわれるでしょう。 しかしわたしは、まず真理の書にしるされている事を、あなたに告げよう。わたしを助けて、彼らと戦う者は、あなたがたの君ミカエルのほかにはありません。」

ダニエルの傍らにいた御使いは、彼が何のためにダニエルの元に来たかを告げます。それはペルシャの君と戦うためであり、後に起こるギリシャの君とも戦おうとするその前に、真理の書に記されていることをダニエルに告げるためであると語りました。彼は世界の歴史の背後に、天において大天使ミカエルを長とする天使の軍勢と、悪しき者の勢力との戦いが繰り広げられているという真理を、ダニエルに啓示するために来たのです。私たちのこの世の生涯も毎日が罪との戦いの連続ですが、目には見えない天においても同じように神様はサタンと戦われていることを悟り、聖書の世界が見えてくると、この世の世界も見えてきます。

http://bible.com/81/dan.10.20-21.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2018/07/19

2018-07-19 06:35:13 | 今日の聖句
箴言 序 1:7 新共同訳

「主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る。」

天地万物を造り、私たちにいのちを賜る主を畏れることこそ、すべての知恵のスタートラインです。主を畏れる知恵を欠いた単なる知識は、虚しい自己満足に過ぎません。まことの神、主を畏れ敬い、真理を悟る知恵と教訓を身に付けさせていただく私たちでありますように。

http://bible.com/1819/pro.1.7.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする