【COGHCC聖書通読】 2017/12/09

箴言 10:1-3
「ソロモンの箴言。知恵ある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみとなる。 不義の宝は益なく、正義は人を救い出して、死を免れさせる。 主は正しい人を飢えさせず、悪しき者の欲望をくじかれる。」

今日の箇所から一節毎に完結した教訓の箴言に入りますので、その日に心に響いた御言葉を分かち合いたいと思います。

ソロモンの箴言は一貫して、正しい者は栄光を受け、悪しき者の至る結末は滅びであるという真理の対比で構成されています。私たちは日々、善悪の二者択一を迫られています。目の前の利益を優先して悪の道に足を踏み入れることなく、やがて来たる永遠の祝福に目を置いて主に喜ばれる義の道を歩み続ける私たちでありますように。

http://bible.com/81/pro.10.1-3.ja1955

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箴言 10:4-5
「手を動かすことを怠る者は貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る。 夏のうちに集める者は賢い子であり、刈入れの時に眠る者は恥をきたらせる子である。」

聖書は私たちに勤勉であるように勧めています。欲望の赴くままに、その日そのときに楽な道を選択する怠惰な人は、神様の恵みから漏れてしまいます。夏の暑い日にも汗を流して働くことを厭わず、やがて来たる秋の収穫に備えて精を出す私たちでありますように。

http://bible.com/81/pro.10.4-5.ja1955

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箴言 10:19-21
「言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある。 正しい者の舌は精銀である、悪しき者の心は価値が少ない。 正しい者のくちびるは多くの人を養い、愚かな者は知恵がなくて死ぬ。」

沈黙は金、雄弁は銀との諺にもあるように、言葉数が多いことよりも寡黙であることの方が主に喜ばれます。軽率な無駄口を叩いて自滅を招くことを避け、本当に必要なときに適切な言葉を語る知恵を備えさせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/pro.10.19-21.ja1955

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箴言 10:27-30
「主を恐れることは人の命の日を多くする、悪しき者の年は縮められる。 正しい者の望みは喜びに終り、悪しき者の望みは絶える。 主は、まっすぐに歩む者には城であり、悪を行う者には滅びである。 正しい者はいつまでも動かされることはない、悪しき者は、地に住むことができない。」

近年、権威を畏れ従うことを知らない人が増えてきたと言われますが、行き過ぎた個人主義の台頭が原因ではないでしょうか。人の知恵や哲学には限界があります。真の価値基準を持つには、天地万物の創造者にしてまことの統治者であられる神様の御言葉に聞き従うことが、ブレない生き方の最も重要な鍵となります。

http://bible.com/81/pro.10.27-30.ja1955

【今日の聖句】 2017/12/09

ローマ人への手紙 8:18
「わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。」

私たちに襲いかかるいかなる困難も苦しみも、永遠のいのちというかけがえのない栄光と比べたら些細なものに過ぎません。主イエス・キリストの愛から離れることなく、信仰の故に受ける迫害をも耐え忍び、天に積まれた輝かしい宝を手にする私たちでありますように。

http://bible.com/81/rom.8.18.ja1955