♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

普天間かおりのこと

2005年12月27日 | 演歌・歌謡曲
★NHK-FM「ひるの歌謡曲」をMDに録音してあったものを整理していたところ、普天間かおりのオリジナル3曲がなかなかいいと改めて感じた。『髪なんか切ったりしない』『祈り』『泣けないラプソディ』と、シンガーソングライターだけに詩と曲がぴったりとマッチしており、女性の繊細な感情表現にすぐれたものがある。

★実を言うと、確か昨年夏ごろだったと思うのだが、彼女がNHK歌謡コンサートに出演して、『岬めぐり』を唄ったとき、出だしの「あなたがいつか・・・」の歌詞をいきなり「あなたがくれた・・・」とやったものだから、何だこいつはと思ってチャンネルを替えてしまったことがあった。
そして昨年10月のテイチクレインボーコンサートでも、目当てはあさみちゆき、みずき舞であって、普天間かおりは歌コンのこともあり、どうでもいいという感じだった。会場も年配の演歌ファンがほとんどで、POP系の普天間かおりのステージは気の毒なくらい白けたムードだった。でもそのときに聴いた『髪なんか切ったりしない』は、感情がストレートに伝わってきて、率直に歌がうまい歌手だなと思った。

★同じ沖縄出身の夏川りみに比べると、ヒット曲はないし知名度もはるかに及ばないが、シンガーソングライターという強みを生かしてこれからの活躍を期待したいところだ。
歌コンのことは、大舞台の生放送で緊張していたのだろうし、そもそもシンガーソングライターにカバー曲を唄わせるのが悪い。でも、とちったがゆえに印象に残ったのだから、ケガの功名ともいえる。
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