♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

紅白の出場歌手について

2005年12月03日 | 演歌・歌謡曲
NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されたが、スキウタ投票と銘打って大々的にアンケートをとった割には、例年と何ら変り映えのしない選考結果だというのが第一印象だ。
それにしても演歌・歌謡曲勢を見ると、全然ヒット曲がないのに、常連・指定席的に出場権が与えられているような歌手が目立つ。具体的に名前をあげるのは差しさわりがあるのでやめておくが、そのように感じておられる方は多いと思う。

私が個人的にうれしいのは、まず香西かおりの復活だ。今年は『居酒屋「敦賀」』で円熟味を見せて好評だった。でも紅白ではおそらくスキウタ上位100の『無言坂』を唄わされるのだろう。
4年連続出場の夏川りみにも拍手を送りたい。でも歌唱曲も4年連続で『涙そうそう』になりそうだ。確かにいい曲だけど、今年は「愛・地球博」を振り返って『ココロツタエ』をあの美しい声でNHKホールに響かせてほしい。くれぐれも森山良子とのデユエットで『涙そうそう』といった企画だけはやめてほしい。

演歌勢の初出場は北山たけしだけだが、まあ一人でも若手が出るのはいいことだ。彼の場合は『男の出船』もよく売れているし納得できる。水森かおりに続く女性若手の出場がないのが淋しい。でも売れていないから仕方がない。
若手ではないがそこそこヒットしたのに出場できない歌手がいる。紅組では『城ヶ島雨情』の長保有紀、白組では『名もない花に乾杯を』の山本譲二だ。これらにはるかに及ばない売れ行きの曲しかない歌手が何人も出場するのに。

J-POPでは、松任谷由実の初出場、渡辺美里のデビュー20年目の初出場が注目だ。
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