♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

民謡ベースの2曲

2005年09月08日 | 演歌・歌謡曲
演歌と民謡には深い結びつきがあり、演歌における「こぶし」や「節回し」は、民謡の唄い方が一つの基本になっているように思う。そして、民謡をベースにした演歌も数多く作られている。
最近発売されたばかりの新曲の中では、川野夏美の「じょんがら恋唄」、西尾夕紀の「よさこいおんな唄」があげられる。
こういう曲は歌唱力がないと唄いこなせないし、逆に言えば、歌唱力のある歌手がこういう曲を唄えば、水を得た魚のごとくに真価を発揮する。
これら2曲を聴いていると、まさにこの二人が本当にすぐれた歌唱力があることがわかる。
「じょんがら恋唄」の川野夏美は声の伸びが素晴らしくて、聴いていて気持ちがいい。「夢割酒」「夏椿」も好きな曲だが、彼女はこの曲で一回りスケールの大きな歌手に成長したような気がする。
「よさこいおんな唄」の西尾夕紀も、パンチのきいた唄い方で、これまた爽快である。前作「愛はそのまま」は歌謡曲路線で、これはこれでなかなかに魅力があったのだが、新曲を聴くと「やはり夕紀ちゃんはこれでなくっちゃ」というように思えてくる。
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