ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

脳ある狐になりたいよ~(9)

2007-07-07 18:29:00 | パソコン画
たとえ貴女が有能な弁護士でも関係ありません。
彼の頭がくらくらするような最終弁論をやってのけても意味がないのです。
それが小言である限り、うるさく言われたからと言って、彼はなんら危機感など抱きません。
じっくり考えたり、反省したりもしません。
貴女は話し合いをしたい」彼は「話し合いだけはしたくない」
-そんな状態で、貴女がなおも言い募れば、
彼は問題をすり変えるか、彼の耳は貴女の声をシャットアウトし、文句が終わるまで受信しません。
男性は感情の問題をあれこれ口にだしません。
ですから同じ事を二度以上繰り返して言われると、全て文句に聞こえるのです。
(シェリー・アーコフ作  ラヴ・ビッチより)

あはは…大笑いですな。まさしく、その通り!
男はいくつになっても、感情的には子供のままです。
「遠くへいっちゃ行けませんよ~」と言われた時代から、
ママの言いつけを聞かない冒険をしたがり、公園の端まで走っていって、
「ここまでなら、ママは許してくれるのかな?」と振り返るパターンを引きずっているようにおもえます。

だから大人になった今は
「このくらいなら、女房はOKかな?」と恐る恐るジャブを繰り出してくる。
そんな時、まともに相手するのは、馬鹿げています。確かに…。
私は無視します。
気がつかない振り。
知らない振り。

本当は面倒くさいのよね~。
怒ったりイライラするのって、キャラじゃないんですよ。
ぐーたら猫ですから、日の当たる縁側で、ボーッとしていたいのです。
このようにして、現在、結婚35年弱。一度も夫婦喧嘩をしたことがありません。

でもこのままだと亭主族は付け上がりますからね~。
きちんと釘を刺す事も忘れていませんからご安心を。

私の対処法。
それは、晩酌する主人の側らでテレビなんぞ見ている時、さりげなく牽制のジャブを繰り出す方法です。

浮気した亭主を刺し殺した女房云々というニュースをみながらコメント。
「浮気された上に刑務所に入るなんて踏んだり蹴ったり馬鹿げている。私なら、亭主とさっさと別れるだろうなぁ。」
「そんな簡単に別れられないから、事件がおきるんだろ。」
「そうかぁ~?むかつく馬鹿亭主と同じ空気を吸うストレスなんて、私には絶対我慢できそうもないわ。
私ならとりあえず、家を出て、委細、弁護士に任せて二度と浮気亭主には会わないわね。」
「どうやって生活していくんだ。めちゃくちゃだ。」
「そう、私って、あと先、考えないの。貴方もわかっているでしょう?性格だからしょうがないわね。ほほほ」

また自殺事件でのコメント。
「自殺することないでしょうに。貴方、もしかして罪を犯して全世界が貴方の敵になっても、自殺だけはしないでね。
私は、ずっと貴方の味方だからね。
世間から後ろ指さされながら、二人なら、頑張って生きていけるわよぉ~。頑張ろうね。」

さらに別の事件でのコメント。
「我慢という器がいっぱいになったら、ある日ドカーンと爆発するでしょうね。
でもその我慢の器が、今、どのくらいまでたまっているのか、自分にはわからないのよね。
もしかすると、爆発寸前なのか、それとも全く空状態なのか。
でも、爆発しちゃったらごめんなさいね…アナタ。我々は離婚ですねぇ。
こういう性格の女と結婚してしまった身の不運という事で、諦めてくださいましねぇ。」

また別の事件でのコメント。
「女房と畳は新しいほどいいって言うけど、
この長寿社会で、年取った夫のオシモの世話なんぞ、若い嫁さんがやってくれるとは到底思えない。
そこはそれ、連れ添って何十年という古女房だからこそ、ボケた夫のお世話も、
苦節何十年というパートナー意識で、やってくれるとうもの。
でも貴方の場合、ラッキーよねぇ。
私がいる限り、老後の介護には何の心配もないものねぇ。」

35年弱、毎日手を変え品を変え、こういう話を聞かされていた主人が、もし離婚ーと言い出したら、そこはそれ。
彼はチャレンジャーなのだ…という事で、私は離婚に応じようと思っております。
さぁて、我々夫婦は、今後どうなりますことやら…。乞う、ご期待??


絵は「金篭目文様」 07-06作成
万華鏡を引きずって、文様描きが続いています。
今回は課題で花を描き始めたのですが、いつのまにか、花の盛られた籠の模様の方が気になってしまい、
結局、和風仕立ての絵になってしまいした。
花は以前描いた菖蒲を置いてみました。

コメント
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