イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

アルド君~カッコよすぎでしょう!

2013年10月05日 | Weblog

5月に我が家で産まれ~7月に巣立って行ったアルド君。 少し前に写真をいただいていました。オーナーさま、ありがとうございます。そのお写真を見て、あまりのカッコよさに驚き です。親バカならぬブリーダーバカですが・・・笑われてもいいのです。このような外人風のお顔って、やはり外国から来たIGから産まれたからだと思うのです。違いますよ~イノセントの子は一貫性があります。


まずはうちに居たときに撮った写真。生後45日のアルドくんです。



45日でこの大人っぽい風貌。



キミは目が合っただけでキュー・キューと声を出して喜んでいたね。


そして、旅立ちの日です。2ヶ月半をイノセントで過ごしたね。車の中ではちょっと不安そうだったね。



おちついて、どっしりとした性格のお兄ちゃんだったね。


いよいよ新しいお家でのアルド君の写真です。 ↓



すごい~ 4ヶ月でこの貫禄・凛々しい顔つき。エキゾチックなお顔~外国の趣です。


アルド君、パパ&ママの良いところをもらって良かったね。ママは骨太で毛量が多くツヤツヤ毛並。パパは美しいラインをしたヨーロッピアンです。両親犬ともに病院にかかったことのない健康体。下痢ひとつしたことがありません。血液って大切だと思います。違いは現れますよ。去年パピークラスで一緒にショーに出ていたポメリー君と似ていますね。こんな姿を拝見するとショーに出したくなりますよ。いえいえ家庭犬が幸せですよ。


イノセントに居たときは聞き分けがよく、私の⇒こらっ!イケナイ!の一言でワルサをやめておりこうだったアルド君です。しかし~新しいお家では違ってきたそうです。新しいオーナーさまはわんちゃんを飼うのは初めてです。初めてですと、どのように子犬と接したらよいのか分からずに、しばらくは四苦八苦されるでしょう。初心者の方々はすぐにインターネットや本を読んで、それに従ったしつけをしようとしますが、それらに書かれている事は一般論であって、イタグレには当てはまりません。大半は大型犬を目安に書かれています。大型犬はしつけをされていないと⇒猛獣のようになってしまうこともあります。


イタグレの専門のしつけ本が出ていまして、何年か前に立ち読みしました。その内容がよければ購入しようと思いましたが・・・そこに書かれていることはナンの役にも立たない内容でしたので購入する気にもなりませんでした。どの本にも、イタグレは骨折が多いので気をつけましょう。と書いてあり決まり文句のようになってしまって そんなこと誰が決めたのでしょうか。ひとりが言うとみんな右へならえですね。ばかみたい と思います。人間の赤ちゃんにも言えることですが、その子その子によって対応のしかたを変える必要があると思います。犬も千差万別です。


こんな事を書くとお叱りを受けるかもしれませんが、犬は大切な家族の一員ですが人間ではありません。私たち人間は犬よりも一段上の格があると考えます。犬・・まして子犬の行動に一喜一憂していたら、子犬は、飼い主が自分のことに振り回されていることが分かり、さらに飼い主の気をひこうと、ますますワルサをしたり甘噛み⇒本噛みをして調子に乗ってきます。人を噛むということは、人のことを自分よりも上の存在と思っていなくて、一緒に遊んでくれる兄妹だと思っているからです。子犬に悪気はありません。相手が大きな人間であろうと、兄妹と楽しく遊んでいるつもりなのです。


しかしこれを放っていてはいけません。犬は兄妹でも優劣・順番を付けます。子犬だからまだいいや~と適当に噛ませていると、犬は自分のほうが強いと勘違いして、自分よりも弱いと考える人間の言うことを聞かなくなります。ですから子犬が噛んで来たら、ノウ!イケナイ!と声を出して、ぱしっ と叩いてください。中途半端ではなく子犬がキャインと悲鳴をあげるくらい痛く叩いてください。これは体罰ではないです。相手は動物です。動物は身体で覚えます。母犬は子犬がしつこく噛んでくると、子犬が悲鳴を上げる位に強く噛み返します。これを数回繰り返せば、子犬は自分よりも強い人=尊敬出来る人に対しては攻撃してこなくなります。


たとえばですよ・・母犬によりますが・・・子犬が離乳食を完食するくらい大きくなっているのに、まれにしつこくおっぱいを飲みたがる子がいます。すると厳しい母犬は、おっぱいはもう終わりよ あげないわよ とばかりにガブガブガブ と子犬を噛む母犬がいます。すると子犬はギャンギャンギャンとまるで流血したかのような鳴き声で逃げていきます。それでも性懲りもなく・・しばらくして母犬のおっぱいを吸おうとするのです。やめとけばいいのにね・・・。すると母犬は容赦なく、またガブガブガブと噛みます。あげないわよ と唸っています。そのよううなやりとりを何度も繰り返しながら子犬は断乳の時期を覚えるのです。もちをん母犬も千差万別ですよ。いつまでもお乳を与え続ける子もいます。


しかし、叱るだけでは子犬の心は満たされません。それで~おもちゃで遊んであげます。私はいつも言っています人を噛んできたときはすかさず⇒ノウ!としかり、噛むのをやめたらすかさず⇒おもちゃを口に入れてあげます。そのおもちゃを噛んで遊んだら~そうそう、おもちゃで遊んだらいい子だね!と褒めてあげます。それを繰り返すうちに子犬は、人を噛んではいけないけど、おもちゃを噛んだら褒められると理解します。


子犬は自分と真剣に向かい合い叱ってくれる人のことを嫌いにはなりません。よく、嫌われたくないから叱れない~と言う人がいますが、そのような考えでは犬を飼っているのではなくて、人間が犬に飼われています。人間は犬よりも格が上でなくてはいけないと思います。ただし自分の気分しだいて叱ってみたり、決まった時間以外におやつをあげたりと気分屋な接し方をする人は、犬から尊敬されません。ほめることや叱ることに一貫性を持ち、、気分の善し悪しに左右されずに犬と接する人。そして犬から見て、主人は自分を愛していて守ってくれる信頼できると感じる人。そのような人が、犬から尊敬され犬からするとリーダーだと思える人です。


犬は群れ中で行動する生き物です。孤独を好むネコとは習性が違います。犬の習性は、群れの中で自分が師と思える人を見いだし、そのリーダーの指示に従い、それができた時にリーダーに褒めてもらうことに至福の喜びを感じる生き物です。一人を自分のリーダーだと考えたら、他の人は二の次になります(笑)あまり目に入っていません(>_<) 家庭の中で自分がリーダーのつもりでも、実際はそうでないこともあります。。だってリーダーは犬が決めることですから。一例ですが、アジリティやショーなどの競技で、リーダーの指示に従い、うまくできた時に褒められること・・それも犬の習性を使っています。そのような犬の習性を理解しうまく使えば、犬のしつけほど簡単なことはないですよ。


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コメント (8)
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