イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

北海道インター

2018年07月21日 | Weblog

北海道インターには、本州のプロハンさん達が沢山のワンちゃんを連れてきてくださいます。そのおかげでインターナショナルショーという大規模なショーが成り立っているのです。ありがたいことであり、感謝の気持ちです。

私が数年前にハンドラー研修会に参加させていただいた時、本州の審査員の先生がおっしやった言葉。それには・・・う~ん・・なるほど と思いました。 それは、ジャッジから見た観点ですが、リンクにプロハンとオナハンが並んだ時に、~すでにオナハンの姿には⇒自分がプロハンに勝てるわけないよ と遠慮がちな様子が現れていて⇒ リンクに登場した時点で負けている というのです。確かにね~有名プロハンにはオーラがあり、近寄りがたいです。最初の頃はね。でも少し長くやっていると分かりますが、有名な方ほど腰が低くて優しいです。余裕がおありですから。

この日の10グループ戦は、アフガン・ボルゾイ・イタグレ・サルーキー・ウイペットの5犬種でした。どの犬種も大勢の中からBOBに勝ち上がったワンちゃんです。しかも、私以外は、本州の有名プロハンさんが引いていらっしゃいます。このようになると、私は反対にリラックスできます。多分、どのワンちゃんもペリグリーを獲っていたり、これから獲りに行くワンちゃんだと思うのですが、本州のことを知らないから緊張しないで臨みました。(北海道同士のほうが緊張します。お相手をよく知っているから)

リンクに5犬種並んだ時に、私の姿が負けていないようにと(犬にそれを察知されないようにと)明るくふるまいました。ソフィも軽やかに歩いてくれたし、並んでスタックするときも、嫌がってビビることもなく、姿勢を崩さずにガマンして立っていました。

そしたら・・・ナント三席に入賞しました。

ソフィちゃん、インターの大きな舞台で、これはすごいよ。カメラマンの方が、すぐにfacebookに載せてくださったので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。ここには、ソフィがお顔を上げている写真を載せました。

ソフィと去年からショーを始めたとき、私はとても悩んだ時期がありました。この様子ではシヨー嫌いになるかもしれないと。今迄も同じようなことで悩みましたが、この子は深刻でした。はぁ~ オナハンはむずかしいです。同じ家で同じリビングで一緒に生活しています。ショーを離れたらペットちやんと同じです。家の近くでできている練習が、本番のリンクでは通用しないときが多々あります。かちーん!として叱りたくなることもしょっちゅうです。練習では叱っておりますが、本番で叱ると、益々悪くなるイタグレのメンタル面。今でも試行錯誤の私です。

結果としては2シーズン目の最初のほうで良い成績をいただきました。結果だけ書くのは簡単ですが・・ここまで至るには簡単ではありませんでした。沢山の汗と努力、そして自分の手でCHにしてあげたいと思う、我が子への情熱です。

北海道で、北見・函館・北広島の3回出場して、カードを2枚獲得。ソフィはJKC・チャンピオンを完成しました。

ソフィ、おめでとう。こちらは須藤さんが撮ってくれた写真です。CHを完成したから終わりではないよ。ソフィは私の歩調と合っていてとても歩きやすいです。私も心地よく歩くことができます。また一緒にショーに出たい子です。

ところで下の写真は、私のお気に入りの子です。ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。私はこの写真を見つけたとき、目がクギ付けになり、私もいつかこのようなIGを創りたい!と強く思いました。何年も前の写真です。

ソフィと似てると思いませんか。ずうずうしいでしょうか。近づいてきた感じ。イノセント、がんばります。

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