先週のCT撮影に続き、久しぶりに3週連続の通院である。
何やら陽射しのないはっきりしないお天気だ。最寄駅に到着するといつになく沢山の人出でごった返している。今日は国公立大学二次試験の1日目、勤務する大学でも入試本番の日なのである。ああ、去年の今日は我が家でも受験生だった息子を送り出したのだ、と思い出しつつ、もうすっかり他人事になっているのだから、我ながら現金なことよ、と苦笑しつつ1年の早さを痛感する。
電車は順調、乗換駅でも予定した始発電車にしっかり座れた。今日のお伴は、堂場瞬一さんの「共鳴」(中公文庫)。解説で久田恵さんが書いておられる通り、冒頭の序章2頁でいきなり心をづいとつかまれ、頁を繰り続ける。あわや病院最寄駅で降り損ないそうになる始末。
自動再来受付機前ではそれほど待たずにIDカードを通す。今日は採血もないので、そのまま腫瘍内科受付へ直行。
予約時間より早く到着したが、どのくらいで呼ばれるだろうと思いながら、本が面白いので待ち時間があっという間。合間に自動血圧測定機で計測すると、97-60、脈拍は92。朝一番だからこんなものだ。「中待合へどうぞ」と私の番号が点滅するまで、小一時間待った。中待合に入ってからも読書を続けていると、40分ほどで先生が診察室からお顔を出された。病院に入ってから、先生のお顔を見るまでに1時間半かかっている。
さすがに先週お目にかかったばかりなので、「1週間、(頭の方は)いかがでしたか。」と訊かれるが、「おかげさまで、その後特になんともありません。」と応じる。タイケルブを一昨日の夜を最後に昨日はお休みしたので、1年ぶりに朝腹痛で目覚めなかったことを報告する。診察室での検温は6度8分。
目の前には先週撮影した頭部造影MRIの画像が。見ると、白い小さな影がポツンとあるではないか。先生がスクロールすると1つではなく、あちらにも、こちらにも、である。
あれっきり症状がないので、多分大丈夫、と思っていたが「(多発脳転移が)あったということですか・・・」と訊く。「ええ、ここにも、こちらにも・・・で、残念ながら多発脳転移だと思いました。読影がまだだったのですが、読影が届くと【多発脳転移ではない】とあるのです。造影剤を使っていない画像ではこうした小さな影があちこちにあるのですが、造影剤を使った画像にはないのです。転移だと造影剤の使用の有無にかかわらず影が出るので、転移ではないのだそうです。小さい影がチョコチョコあるのは、慢性的に血液の流れが悪い処があるということで、TIA(一過性脳虚血発作)というものです。嬉しさ半分(脳転移ではなかった)、というところでしょうかね。ただ、このまま状況が進むと脳梗塞が起こる可能性があるので、予防をしましょう。」と言われる。
12月の症状はどのくらい続いたか、と問われ、思い出しながら短時間で30分も続かなかった、とお答えする。抗がん剤を投与すると血栓ができやすいそうだ。私はCVポートを入れているので、更に血が固まりやすくなるという。そのため、明日朝から毎日アスピリンを飲むことになった。「今回、カドサイラ投与を始めることで血小板が下がる副作用もあり、更に血が固まりにくくなると大丈夫でしょうか。」と問うたが、大きな手術をするようなことがなければ大丈夫とのこと。
それにしても、一時脳転移を疑ってはみたが、あれっきり症状はなかったし、脳転移の場合、進行が早いので、症状が1回で済む訳はないとも聞いており、少し安心していたところ、まさか脳梗塞の前兆とは・・・。相談に乗ってもらっている友人の医師の話だと、私はメタボ体形ではないので、あくまでも生活習慣から来ているものではなく、基礎疾患や治療の所為だろうとのこと。
それにしても、病気になるということはこういうことなのだ、と唇を噛む。治療が治療を呼んでいるではないか・・・と、なんだか情けなくなってくる。これまでもホルモン治療で卵巣嚢腫になり開腹手術をしたり、抗がん剤副作用で爪・皮膚の障害等々、枚挙にいとまがない。
今度はよりによって、脳である。折しも夫と「おそらくがん、脳血管障害、心臓のどれかで死ぬことになるのだろうけれど、その中ではやはりいろいろ準備も出来るし、寝たきりの期間は少ないからがんがいいかな」と話していたばかりである。義母が脳梗塞で2年間寝たきりだったことを思うと、とてもではない。
がんで命を落とすことについてはもはや受け容れているのだけれど、更に脳梗塞になって・・・と考えると洒落にならない。とにもかくにも検査して良かった、と胸をなでおろす。
先生がおっしゃるには、セカンドオピニオンで近所の脳神経クリニック等で診てもらって別の意見を訊いても良いが、とりあえず予防治療としてアスピリンをスタートしてよいだろうという判断だそうだ。院内の神経内科の予約が5月まで取れないというのだから、致し方ない。
脳梗塞の予防には、何か出来るのでしょうか、と問うが予防はまず難しいらしい。せいぜい水を飲むことくらいだろうか、と下を向く。まあ、今急にどうこうということではないからあまり神経質にならないように、と言われたけれど、また心配ごとが増えたことには変わりないトホホな結果である。
今回の投与とアスピリン服用で、歯磨きの時に歯茎から出血があれば連絡の上、アスピリンは中止するように、とのこと。痛み止めのロキソニンとの飲み合わせもとりあえず大丈夫だという。「さて、それでは今日からカドサイラですね」と言われ、ご挨拶して診察室を出、化学療法室へ向かった。
化学療法室で点滴をするのはECの後、フェソロデックス、タイケルブと間を挟んで実に2年ぶりである。その間、担当の看護師さんも随分顔ぶれが変わったのでは、と心配していたが、Okさん、Kbさん、Krさんは残留で、去年から異動していらしたOdさんだけが初めまして、だった。遊軍で針刺名人Oさんも近くにおられるし、Hさんも隣の呼吸器内科にいらっしゃるそうだ。知っているKbさんがいらして、ほっとして「またお世話になります。よろしくお願いいたします。」とご挨拶する。
10分程待ってKbさんから「今日は初めてのお薬なので、椅子ではなくベッドでお願いしたいのですが」と案内される。そして、心臓モニターを装着し、ポートの針刺し。上手に刺して頂き、ラッキーだ。普段は採血、ポートフラッシュ、ランマーク注射と少なくとも3回針刺があるが、今日は後にも先にもポートの針刺し1回でおしまい。
更に15分程待つと、「お薬届きました、始めましょう」とOkさんがいらっしゃる。今日は初回なのでカドサイラに1時間半かけ、前後の生食フラッシュを加えて2時間、次回からはカドサイラは短縮出来て、1時間とのことである。
初回なので、5分経過のタイミングで様子を見た後、15分経過、30分経過、1時間経過、終了時に血圧測定や検温がある。6度4分、6度7分、6度7分と続き、血圧は106-58、98-65、113-73と推移。途中に薬剤師のOさんが副作用などの説明にみえる。
自覚症状として、今日中に過敏反応(発熱、寒気、吐気、頭痛、めまい、じんましん)が出た場合には知らせること、血管炎・血管痛もある時は我慢しないで、と言われるが、ポートなのでノープロブレムである。ハーセプチンを長くやっていたので多分大丈夫だろうとは言われたが、5日後から2週間後までの間に血小板減少はあるようだ。また、長く続けていくことで、末梢神経障害(手足の痺れ、感覚が鈍る)、心機能低下、肝機能低下が出る模様。この病院でカドサイラを使っているのは、私を入れてもまだ片手くらいという。
先を歩いてくれている先輩患者さんは3,4人だそうだ。実際、昨年4月新発売の薬であるから、長く続けているといっても1年経っていない。その段階で痺れが出るのだとすると、どのくらい続けられるのだろうとちょっと不安になる。いずれにせよ量を少なくしたり、という調整は可能だそう。
予定通り2時間で無事点滴終了。抜針は新しいOdさんにして頂いた。これも衝撃が殆どなくラッキー。会計を待って自動支払機にIDカードを通すと、なぜか窓口へ、という案内が出る。
いやはや、高価だとは分かっていたが、なんと3割負担で15万円弱、である。つまり点滴1パック50万近いのである。これが今後3週間に1度、である。本当に共済組合に頭が上がらないなあ、とカードで支払いを済ませる。
外はなんとなく雨が降りそうな感じである。薬局へ移動すると相変わらず混雑している。また待ち時間が長いかな、と覚悟するが今日はアスピリンとヒルドイドローションだけだったので、15分ほどの待ち時間で済んだ。薬剤師さんから「今回お薬が変わると伺いましたが・・・」と訊かれたので、カドサイラを点滴してきたことをお話しする。そして「MRIでTIAが分かったので、アスピリンを飲むことになりましたが、胃薬も必要でしょうか」と訊くと、「1週間程度なら問題ないでしょうけれど、長く飲むとなると処方してもらった方がよいかもしれませんね。」とのこと。まあ長く飲むことになるのだろうな、と思う。久しぶりにこちらでは1,000円でお釣りが来たので、キャッシュでお支払。
本日の病院と薬局の滞在時間は合わせて5時間ちょっと。久しぶりに駅ビルでゆっくりランチをし、切りの良い処まで読書をして帰宅した。2冊目は角田光代さんの「幾千の夜、昨日の月」(角川文庫)。
結局、いつも仕事に行く時間と殆ど変らない時間の帰宅となり、1日仕事である。これから当分このペース。今日は熱が出ませんように、と頭痛もあったので昼食後にロキソニンを飲んでおいた。
今のところ特に熱っぽくもないし、普通に夕食の支度も出来た。食欲もある。早く休んで明日に備えたい。
何やら陽射しのないはっきりしないお天気だ。最寄駅に到着するといつになく沢山の人出でごった返している。今日は国公立大学二次試験の1日目、勤務する大学でも入試本番の日なのである。ああ、去年の今日は我が家でも受験生だった息子を送り出したのだ、と思い出しつつ、もうすっかり他人事になっているのだから、我ながら現金なことよ、と苦笑しつつ1年の早さを痛感する。
電車は順調、乗換駅でも予定した始発電車にしっかり座れた。今日のお伴は、堂場瞬一さんの「共鳴」(中公文庫)。解説で久田恵さんが書いておられる通り、冒頭の序章2頁でいきなり心をづいとつかまれ、頁を繰り続ける。あわや病院最寄駅で降り損ないそうになる始末。
自動再来受付機前ではそれほど待たずにIDカードを通す。今日は採血もないので、そのまま腫瘍内科受付へ直行。
予約時間より早く到着したが、どのくらいで呼ばれるだろうと思いながら、本が面白いので待ち時間があっという間。合間に自動血圧測定機で計測すると、97-60、脈拍は92。朝一番だからこんなものだ。「中待合へどうぞ」と私の番号が点滅するまで、小一時間待った。中待合に入ってからも読書を続けていると、40分ほどで先生が診察室からお顔を出された。病院に入ってから、先生のお顔を見るまでに1時間半かかっている。
さすがに先週お目にかかったばかりなので、「1週間、(頭の方は)いかがでしたか。」と訊かれるが、「おかげさまで、その後特になんともありません。」と応じる。タイケルブを一昨日の夜を最後に昨日はお休みしたので、1年ぶりに朝腹痛で目覚めなかったことを報告する。診察室での検温は6度8分。
目の前には先週撮影した頭部造影MRIの画像が。見ると、白い小さな影がポツンとあるではないか。先生がスクロールすると1つではなく、あちらにも、こちらにも、である。
あれっきり症状がないので、多分大丈夫、と思っていたが「(多発脳転移が)あったということですか・・・」と訊く。「ええ、ここにも、こちらにも・・・で、残念ながら多発脳転移だと思いました。読影がまだだったのですが、読影が届くと【多発脳転移ではない】とあるのです。造影剤を使っていない画像ではこうした小さな影があちこちにあるのですが、造影剤を使った画像にはないのです。転移だと造影剤の使用の有無にかかわらず影が出るので、転移ではないのだそうです。小さい影がチョコチョコあるのは、慢性的に血液の流れが悪い処があるということで、TIA(一過性脳虚血発作)というものです。嬉しさ半分(脳転移ではなかった)、というところでしょうかね。ただ、このまま状況が進むと脳梗塞が起こる可能性があるので、予防をしましょう。」と言われる。
12月の症状はどのくらい続いたか、と問われ、思い出しながら短時間で30分も続かなかった、とお答えする。抗がん剤を投与すると血栓ができやすいそうだ。私はCVポートを入れているので、更に血が固まりやすくなるという。そのため、明日朝から毎日アスピリンを飲むことになった。「今回、カドサイラ投与を始めることで血小板が下がる副作用もあり、更に血が固まりにくくなると大丈夫でしょうか。」と問うたが、大きな手術をするようなことがなければ大丈夫とのこと。
それにしても、一時脳転移を疑ってはみたが、あれっきり症状はなかったし、脳転移の場合、進行が早いので、症状が1回で済む訳はないとも聞いており、少し安心していたところ、まさか脳梗塞の前兆とは・・・。相談に乗ってもらっている友人の医師の話だと、私はメタボ体形ではないので、あくまでも生活習慣から来ているものではなく、基礎疾患や治療の所為だろうとのこと。
それにしても、病気になるということはこういうことなのだ、と唇を噛む。治療が治療を呼んでいるではないか・・・と、なんだか情けなくなってくる。これまでもホルモン治療で卵巣嚢腫になり開腹手術をしたり、抗がん剤副作用で爪・皮膚の障害等々、枚挙にいとまがない。
今度はよりによって、脳である。折しも夫と「おそらくがん、脳血管障害、心臓のどれかで死ぬことになるのだろうけれど、その中ではやはりいろいろ準備も出来るし、寝たきりの期間は少ないからがんがいいかな」と話していたばかりである。義母が脳梗塞で2年間寝たきりだったことを思うと、とてもではない。
がんで命を落とすことについてはもはや受け容れているのだけれど、更に脳梗塞になって・・・と考えると洒落にならない。とにもかくにも検査して良かった、と胸をなでおろす。
先生がおっしゃるには、セカンドオピニオンで近所の脳神経クリニック等で診てもらって別の意見を訊いても良いが、とりあえず予防治療としてアスピリンをスタートしてよいだろうという判断だそうだ。院内の神経内科の予約が5月まで取れないというのだから、致し方ない。
脳梗塞の予防には、何か出来るのでしょうか、と問うが予防はまず難しいらしい。せいぜい水を飲むことくらいだろうか、と下を向く。まあ、今急にどうこうということではないからあまり神経質にならないように、と言われたけれど、また心配ごとが増えたことには変わりないトホホな結果である。
今回の投与とアスピリン服用で、歯磨きの時に歯茎から出血があれば連絡の上、アスピリンは中止するように、とのこと。痛み止めのロキソニンとの飲み合わせもとりあえず大丈夫だという。「さて、それでは今日からカドサイラですね」と言われ、ご挨拶して診察室を出、化学療法室へ向かった。
化学療法室で点滴をするのはECの後、フェソロデックス、タイケルブと間を挟んで実に2年ぶりである。その間、担当の看護師さんも随分顔ぶれが変わったのでは、と心配していたが、Okさん、Kbさん、Krさんは残留で、去年から異動していらしたOdさんだけが初めまして、だった。遊軍で針刺名人Oさんも近くにおられるし、Hさんも隣の呼吸器内科にいらっしゃるそうだ。知っているKbさんがいらして、ほっとして「またお世話になります。よろしくお願いいたします。」とご挨拶する。
10分程待ってKbさんから「今日は初めてのお薬なので、椅子ではなくベッドでお願いしたいのですが」と案内される。そして、心臓モニターを装着し、ポートの針刺し。上手に刺して頂き、ラッキーだ。普段は採血、ポートフラッシュ、ランマーク注射と少なくとも3回針刺があるが、今日は後にも先にもポートの針刺し1回でおしまい。
更に15分程待つと、「お薬届きました、始めましょう」とOkさんがいらっしゃる。今日は初回なのでカドサイラに1時間半かけ、前後の生食フラッシュを加えて2時間、次回からはカドサイラは短縮出来て、1時間とのことである。
初回なので、5分経過のタイミングで様子を見た後、15分経過、30分経過、1時間経過、終了時に血圧測定や検温がある。6度4分、6度7分、6度7分と続き、血圧は106-58、98-65、113-73と推移。途中に薬剤師のOさんが副作用などの説明にみえる。
自覚症状として、今日中に過敏反応(発熱、寒気、吐気、頭痛、めまい、じんましん)が出た場合には知らせること、血管炎・血管痛もある時は我慢しないで、と言われるが、ポートなのでノープロブレムである。ハーセプチンを長くやっていたので多分大丈夫だろうとは言われたが、5日後から2週間後までの間に血小板減少はあるようだ。また、長く続けていくことで、末梢神経障害(手足の痺れ、感覚が鈍る)、心機能低下、肝機能低下が出る模様。この病院でカドサイラを使っているのは、私を入れてもまだ片手くらいという。
先を歩いてくれている先輩患者さんは3,4人だそうだ。実際、昨年4月新発売の薬であるから、長く続けているといっても1年経っていない。その段階で痺れが出るのだとすると、どのくらい続けられるのだろうとちょっと不安になる。いずれにせよ量を少なくしたり、という調整は可能だそう。
予定通り2時間で無事点滴終了。抜針は新しいOdさんにして頂いた。これも衝撃が殆どなくラッキー。会計を待って自動支払機にIDカードを通すと、なぜか窓口へ、という案内が出る。
いやはや、高価だとは分かっていたが、なんと3割負担で15万円弱、である。つまり点滴1パック50万近いのである。これが今後3週間に1度、である。本当に共済組合に頭が上がらないなあ、とカードで支払いを済ませる。
外はなんとなく雨が降りそうな感じである。薬局へ移動すると相変わらず混雑している。また待ち時間が長いかな、と覚悟するが今日はアスピリンとヒルドイドローションだけだったので、15分ほどの待ち時間で済んだ。薬剤師さんから「今回お薬が変わると伺いましたが・・・」と訊かれたので、カドサイラを点滴してきたことをお話しする。そして「MRIでTIAが分かったので、アスピリンを飲むことになりましたが、胃薬も必要でしょうか」と訊くと、「1週間程度なら問題ないでしょうけれど、長く飲むとなると処方してもらった方がよいかもしれませんね。」とのこと。まあ長く飲むことになるのだろうな、と思う。久しぶりにこちらでは1,000円でお釣りが来たので、キャッシュでお支払。
本日の病院と薬局の滞在時間は合わせて5時間ちょっと。久しぶりに駅ビルでゆっくりランチをし、切りの良い処まで読書をして帰宅した。2冊目は角田光代さんの「幾千の夜、昨日の月」(角川文庫)。
結局、いつも仕事に行く時間と殆ど変らない時間の帰宅となり、1日仕事である。これから当分このペース。今日は熱が出ませんように、と頭痛もあったので昼食後にロキソニンを飲んでおいた。
今のところ特に熱っぽくもないし、普通に夕食の支度も出来た。食欲もある。早く休んで明日に備えたい。
おかげさまで、特に酷い副作用もなく2日間働くことが出来ました。
ドキドキさせてしまって申し訳ありませんでした。
そうですね。副作用止の薬が副作用を呼び・・・では洒落になりませんけれど、それでも作用が副作用よりも大きければ受け容れるしかありませんしね。
今回のことは私を守って下さる方たちからのメッセージ、なのですね。ありがとうございます。確かに脳転移だったとしたら、脳にも達するというタイケルブを飲んでいたのにもかかわらず奏功していなかった、ということですから、TIAで良かったのですよね。対策も講じることが出来たのですから。
本当にやっと週末です。midoさんにとっても良い休日になりますように。
前半部分、読みながら どきどきしてしまいました。
確かに 私も 副作用をおさえるために薬を飲み そのまた副作用のために薬と 考えるとため息がでてしまいますが、ロッキングチェアさん 今回のことは ロッキングチェアさんを 守って下さる方たちからのメッセージの様な気がします。お薬が増えたことは大変ですけど。
やっと 週末ですね。明日は 穏やかなお天気のようです。良い休日になりますように。
そうでしたか。ラブさんも海外にいらした時に病気が判って帰国されたのですね。
そして今、体調があまり芳しくないのですね。ホルモン剤をお飲みになっているのでしょうか。
私は43歳で初発、術後無理やり生理を止めてしまったので、早々に更年期障害の諸症状が出ましたね。今回もこの歳で(って、図々しいですかね。もう十分アリ、なのかもしれません。)脳梗塞の前兆等と言われ、ああ、この10年に渡る色々な治療で、私の身体の実年齢は60代、70代になっているのかもしれないな、とため息が出ました。
私は毎朝、体調が優れなくても無理やり鏡でニッコリ笑います。たとえ無理に笑っても作り笑いでも、口角が上がると脳は幸せだと勘違いして幸せホルモン・セロトニンを分泌してくれるようです。タダですから、それで幸せを感じることが出来るならいいですよね。もしよろしければラブさんもどうぞ一度お試しください。
私はヘタレなので、抗がん剤投与の後、再び職場に戻るというタフさはなく(私が通っている病院では曜日によるのかもしれませんが、スーツ姿でこれから職場に戻ってまた働きます、という感じの方はおられず、私レベルで結構若者の部類なのです。)投与した日はそのまま全休にしています。まあ、病院まで片道1時間半かかるので、点滴後会計、薬局を終えて職場に戻っても優に5時を回ってしまいます。ヘロヘロで夕方から仕事に戻るよりはその日は早めに休み、体調を整えて翌日に備える方が良いと思っています。けれど忙しくて出勤せざるを得ないとしたら、大変ですよね・・・。
それにしても抗がん剤は高いですね。新薬は特に。莫大な開発費がかかっているのは紛れもない事実なのでしょうけれど、効くのが判っているのに高価過ぎて使えない・・・という方が沢山いるとしたら、それは本当に切ないことだと思います。
追伸:ラブさんも大学勤務でいらっしゃるのですね。こちらこそ、親近感です。
外から見ると大学は穏やかな職場とうつるようですが(なんでも隣の芝生ですかね。)、なかなかどうして、最近はいろいろありますよね。お互い頑張りすぎずに頑張っていきましょう。
脳転移じゃなかったのは良かったけれど、脳梗塞の前兆とは…怖いですね。やっぱり時間に追われたりストレスが大敵だと思うのですが、お仕事をされているとストレスフリーな生活なんてあり得ないですもんね…。
私は海外でガンが分かって帰国してきたため、治療中は完全に無職で実家にパラサイト状態でしたので、一緒に抗がん剤を受けているおじさまがスーツ姿でまた仕事に戻って行かれる姿を拝見しては、尊敬の眼差しでした。
最近はこの年でどうやら更年期が始まってしまったみたいで、心身ともにアンバランスな状態です。女性は健康な人でさえ40代50代は更年期障害などが出て大変なのに…。ロッキングチェアさん、どうか無理をなさらないでくださいね(≧д≦)
それにしても、治療代が1回15万円…!
保険に入れない私には到底支払えない治療ですね。どうしてこんなに高額なのでしょう、、、
カドサイラってなんだかカサンドラっぽいお名前だから、外国人女性みたいなイメージだったのですが、お金のかかる女なのですね
ちゃんと代金に見合った仕事してよね、カドサイラ!
なんて思ってしまいます。
陰ながら応援しています。
くれぐれもご無理をなさらないようにしてくださいね。
PS 私も今、大学勤務なのでなんだかちょっと勝手に親近感でした。