ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.1.20カドサイラ再開6クール3日後のこと 本日も女工哀史 新旧実家詣の一日

2024-01-20 23:47:43 | 日記

 昨夜はブログアップ後、入浴を済ませ、何とか1時になる前にベッドに滑り込んだ。
 今朝、土曜日仕様のスマホアラームが鳴る小一時間前にお手洗いで目が覚める。ちょっとだけウトウトして朝ドラの復習を視てからノロノロリビングへ。
 昨日はコデインが効いたのかダラダラと過ごせた所為か、それほど酷く咳が出なかったので体力が消耗しなかった。今日も長い一日になりそうなので、有難いことだ。

 朝食の支度をしていると、夫が起きてくる。ゆっくり朝食を摂り、身支度を整える。お天気が崩れそうなので洗濯は諦める。雨でなければ行きは電車で行くかな~と思ったが、雨がポツポツしてきたので無理せず体力温存するためにタクシーを呼んだ。
 20分ほどで新居に到着。とりあえず少しずつ家らしくなってきている(・・・と思いたい。)。残っている数個の段ボール箱を荷ほどきすることからスタート。夫はすぐに食器棚の組み立てに取り掛かってくれる。寒いのに、部屋の外、玄関前のスペースを作業場所にしている。申し訳ない。

 段ボール箱がほぼなくなってきて、部屋は大分落ち着いてくる。とにかく、これまでの家のようになんでもかんでも雑然としたままとりあえず突っ込まないで、それぞれのモノの行き場、置き場を決めたらそれに従うことをきつく言い聞かせる。
 私が急ぎ整理した箪笥のおかげで何がどこにあるのか分かりやすくなったとお礼を言う母である。いや、今まであなたはどうしていたのか、という話なのだけれど・・・。
 
 そうこうしているうちにセキュリティ会社と待ち合わせしている時間になり、実家に戻る。冷たい雨がしっかり降っている。そうだった。今日は大寒である。
 1時間の幅を持っての約束だったので、最大1時間寒い部屋で過ごさなければならない。コートも着たまま、手袋もしたままでピアノを弾いて(一体どの位振りかと思ったけれど、なんとなく覚えている曲のさびの部分だけ適当に弾いた。)時間潰し。10分ほどで来てくれたので、助かった。
 
 システム変更に伴う解除スティックの交換にはそれほどの時間がかからず、実家には30分も滞在しなかった。サインをして新しいスティックを頂き、古いものを返して無事終了。セキュリティ会社の方を見送り、サンダルやハンガーなど新居で足りない物を持ち、しっかりロックして家を出た。
 既にお昼時間を大きく回っている。コンビニで恒例のおにぎりとカップ麺やスイーツを買って母の新居に戻る。

 組み立てには3時間くらいかかるかも、と言っていた食器棚は既に完成しており、その上に電子レンジがセットされていた。夫が器用な人で本当に良かった。ひとまず持ってきた食器類を納められた。それにしてもこんなに複数のティーカップセットが何故必要なのだろう、と思うのだが・・・。

 母が自分でIHでお湯を沸かすことは出来るようになったことを確かめ、カップ麺とおにぎりのお昼を済ませる。
 今度は母を連れて市役所まで転居届を提出に。昨夜のうちにweb申請を済ませておいたので、少しは時間短縮が出来る見込みだ。タクシーを呼び、市役所に到着。私はここに来るのは数十年振りのことだ。土曜日なのに(だからこそ?)それなりに市民窓口は混んでいる。職員の方たちは本当にお疲れ様である。

 受付番号を取り、web申請が済んでいる旨を話すと、殆ど待たずに窓口に呼ばれた。プリントアウトしたQRコードを出すと、すぐに手続きが始まる。市内での転居だし、本籍が変わるわけでもない。マイナンバーカードの書き換えと新しい住民票受領が主な手続きだ。保険証類は1週間ほどで新しいものが郵送されてくるとのこと。
 ひとまず手続きを終え、次の窓口で呼び出されるまで待つ。大変だったけれど、やはり母を連れてきたので、話が早かった。委任状を持っての代理だとその場で手続きが終わらなかったようだ。

 それでも小一時間はたっぷり待った。別の窓口で呼ばれ、マイナンバーカードの住所書き換えとパスワードの書き換え等(4桁の数字はわかっていたが、英字を組み合わせた長いものが確認出来ず、その場で変更をした方が再訪しなくてよい、と言われてそのようにする。)。続いて、もう一つの窓口で住民票を受け取り、お支払いを済ませて無事終了。再びタクシーを呼び、新居に戻った。

 母と私が出かけている間、夫は実家に向かい、電気屋さんの玄関の外灯工事の立会と支払いを済ませてくれた。まだ工事が終わっていないだろうと戻ったら夫がいて、ごみを仕分けしてくれていてびっくり。工事は思いのほか早く済んだようだった。

 これで今日の対人ミッション3つはコンプリート。早速、サ高住のフロントに行き、マイナンバーカードの書き換えが終わったことを報告し、新しい保険証等が送付されたら母から届ける旨伝える。
 お薬手帳をコピーして頂いたり、提出する書類をお出しして母のこの数日の様子を伺う。ちゃんと緊急呼び出しボタンが押せているとのことで、わかったふりをして我慢したりしていないことが判って胸をなでおろす。

 私達が不在の間、伯母(母の姉)から電話があったと夫から聞いていたので、母から電話をさせる。2歳上だし、末っ子甘えん坊の母より数段しっかりしている。久しぶりに電話で話をし、転居通知を用意したので、宜しければ従妹(伯母の娘)と遊びに来てやってください、とお願いした。

 段ボールの荷ほどきも大詰めで飾りものなど後回しにしていたものも出てくる。カレンダーや状差し、時計等も夫に取り付けて貰ったら随分居心地の良い部屋らしくなった。
 疲れたので、お茶とスイーツにでも行こうと言ったものの、既に5時を廻っていた。あと1時間ほど頑張って夕食に出かけることにした。

 かくして残る段ボールは仏壇関係のみとなった。夕食は近くのフレンチへ。またしても予約なしの飛び込みだったけれど、入れて頂けた。私達3人で貸し切り。今日はメインをそれぞれグレードアップして私は鴨のロースト、夫と母は乙女牛のローストをチョイス。お腹一杯で食べ切れなかったけれど、デザートとお茶までゆっくり頂き、満足ゆく夕食になった。

 それにしても母の足元はかなり危うい。とにかく自分の手の長さもわからず、そこかしこに手を伸ばして捕まろうとする。不安定な所になぜか寄りかかろうとする、危なくて仕方ない。出がけにも玄関の引き戸に寄りかかってズルズルとこけそうになっていた。どうしたものか。きつく言い聞かせる。

 100円ショップで台所用品等を買い足して、荷物を置いて母を部屋に送り届け、私と夫はセンサー工事をして夜には明るくなる外灯がきちんと機能しているか実家を確認してから新居に戻った。
 そして最後の仕上げで仏壇廻りを片付ける。一生かかっても使えないほどの線香や蝋燭が出てきた。なぜこんなに買い溜めるのだろう。危ないので今後は火は極力使わないことにして(先日の目白御殿のこともある)不必要な物は全て処分した。
 
 ということで、本日もタクシーを呼び、帰宅したのは朝、家を出てから12時間の女工哀史の一日になった。まあ、女工さんはフレンチの夕食なんか食べないよ、と夫には言われたが。

 とりあえず電子レンジもトースターも使えるし、IHヒーターでガスより時間はかかるものの簡単な調理も出来るだろう。明日からは大分食生活が好転するだろう。不良だった洗濯機の開栓具が使えることも確認したので、お天気が良くなったら洗濯も出来るだろう。お風呂が深くて沈みそうというので、最低限の水量のセットも夫がしてくれた。
 来月初めの温泉旅行までには大分生活が落ち着いてくれていることを祈りたい。
 今回の引越し、夫がいなかったらとても成り立たなかった。本当に感謝である。

 明日は2週間ぶりのドツレクの練習。今日もコデインのおかげであまり咳が出ずに済んだ。このまま落ち着いてくれるとよいのだけれど。
 
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