ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.6.25 えっ、坐骨結節褥瘡?

2015-06-25 19:47:27 | 日記
 ヨガスタジオで座位を取る時に「お尻の肉を両脇によけて、2つの坐骨をしっかり床に付けて座ってください。」というオーダーが出る。確かにこうして座ると安定性も良く、姿勢も正し易くなり、瞑想するにも深い呼吸をするにも適していると思う。

 ところが、先日、入浴時に両方のお尻のちょうどその辺りの皮膚に触れると、やけにガサガサと固くなっており、お湯が沁みることに気付いた。こわごわ鏡を見てみると、坐骨周辺の皮膚は窪んで栗色に変色している。はて、どうしたものか。
 早速、保湿クリームを塗り、これ以上酷くなりませんようにとケアしているが、いかんせん日中もデスクワークメインの座り仕事だし、立ったままウロウロして過ごすわけにもいかないし、と頭を悩ませている。

 もともと腸骨は張っているけれど、お尻にそれほど豊かにお肉がついているわけではないので、クッションのない椅子に長時間座ったりすると、すぐに擦れて痛くなっていた。
 いつだったか、まだ結婚して間もなかった頃、夫のお友達たちに初めて海釣りに連れて行ってもらった時、座布団もなしに日がな一日ボートに腰かけていたら、あっという間にお尻が痛くて座っていられなくなり、釣りどころではなくなったという記憶がある(だが、この時はビギナーズ・ラックで、一人ダントツのカサゴの大漁だった。)。
 このところマメにヨガスタジオに通っており、体調管理にプラス面ばかりを感じていたが、まさかこんな落とし穴があったとは・・・。

 褥瘡―すなわち“床ずれ”は、日本褥瘡学会の定義によれば「身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の組織の血流を低下させる。この状態が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り褥瘡となる。」であるが、一般的には寝たきりでいると起こり易いというイメージが強い。けれど、実際には車椅子を使っておられる方たちにも坐骨部分の褥瘡の悩みが多いと聞く。
 まずは清潔に、保湿してなるべく一か所にのみ力をかけないように、これ以上酷くしないようにしなければ、と気にし始めたおかげで、少しは改善したような気がする。やはり意識するとしないでは全く違う。そして、どんな季節でも皮膚にとって乾燥が大敵、保湿が大切なのだということを実感した。

 学内のアナベルが満開だ。蕾から咲き始めはまるで若葉のように淡い草色なのだが、それがだんだん花開くにつれてオフホワイトから白に変わっていき、あたかも大きな手毬のようになる。大きなものは大人の顔ほどもある。さすがにこうなると木自身も支えられないほど重そうで、地面に着きそうに揺れている花もちらほら。
 どこにも行かずして沢山の種類の紫陽花を愉しむことが出来る、幸せな季節である。

 さて、今朝、閲覧頁が250万頁を超えたのに気付いた。200万頁を超えたのが、去年の9月のこと。そして、一昨日にはご訪問者数も75万人を超えていたのだった。こちらは今年の3月に70万人を超えてから3か月余り。
 ただただひたすら長く(PCならまだしもスマホでご覧頂くにはかなり厳しいだろう・・・)地味な文章を、自己満足的に綴っているのに、読んでくださる方がこれだけいらっしゃるということが、私の励みになっている。
 改めて、お読み頂きありがとうございます。これからもマイペースで細く長くしぶとく、書いていくことが出来たらと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
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