今年もこの季節がやってきた。職場では毎年7月の最終週に健康診断が行われる。去年も7月27日に「職場健康診断」と題してこのブログを更新していた。まあ1年経っても同じようなことを書いているな(進歩がない?)という感じはするが、記録として残しておきたい。
昨夜から絶食で、朝食も食べられないので、身支度も早く済んで受付開始より15分ほど前に会場へ到着した。既に15,6人が待っていた。開始予定時間より前に受付が始まり、1時間もかからず全項目こなして職場に戻ることが出来た。集団の職場検診だから仕方ないのかもしれないけれど、皆が待っている(見える、聞こえる)場所で問診票を出し入れしてチェックしてもらうのはやはり気が重い。健康で仕事をしていることが前提だからこそ、のやり方なのだろうけれど、もうちょっと他の人たちの視線を感じない所で出来ないものか、と思う。
大腸がん検診の検体を提出後、身長、体重を測定し、大会場に移動して血圧、採血、視力、心電図、腹囲、診察、聴力、尿検査、車寄せで待機している検診車の胸部レントゲン、胃部レントゲンでフルコース終了。
体重はここのところちょっと減り気味で、特に今日は、絶食中だし水分もとっていないから仕方ない。血圧は朝早い時間なのに珍しく100-60もあり、驚いた。
採血はコンスタントに通院する身となって以来、ごくごく普通のことになって、針を刺されることにはすっかり慣れっこになっている。けれど、健康な人たちは採血でちょっぴり針を刺されるだけでもあんなにストレスなのだなと、「嫌で嫌で仕方ない。」と言っている人を横眼に、何やら複雑な気持ちになる。なんでもない顔をして生きていくことはつくづく大変なことだ。
普段殆ど机の中に入れっぱなしの就職する時(!)に作った眼鏡を、この時と免許の更新の時だけ持参している。かければ両眼とも1.2から1.5が見えてしまう。裸眼だと右目と左目がかなり違うので、あまり良くないのかな・・・とも思うが、遠方を見るとき以外は殆ど不自由しないので、眼鏡をかけずにそのまま放置している。私の齢だと老眼が出ても全く不思議でないのだけれど、今のところその兆しもなく、本や新聞を読む等の日常生活には、何不自由ない。
問診票で既往症等を見た医師は「そうですか、ホルモン治療などですか?」「いえ、抗がん剤治療中です。」「どこの病院へ?」「○○病院です。」「いろいろ勉強されていると思いますが、主治医にもこの結果は見せてくださいね。」「はい。」と二言三言。貧血もなく、耳の下のリンパ節を確認、聴診器で心音を聞いて「特に所見なし」に○(マル)をされた。
この数年来、尿検査では血が混じったり、タンパクが(±)だったり、とノーマークではなかった。「薬の影響もあると思います。」とのことで特に気にはしていなかったが、今日は全て(-)に○(マル)がついたので、ほっとした。
さて最後のメインイベント。年に1度のお約束とはいえ、バリウムを飲むのは本当に憂鬱だ。今日は発泡剤もバリウムも珍しくすんなり飲めて安堵した。ゲップを止めている方が辛い。それにしても、あんなものを飲まされてゲップも止められて、上や下へとグルグル回されて・・・、最後に下剤まで渡されて。最初に受けた時は本当にびっくりした。こんなもの一体誰が考えたものやら、と。幸いなことに、これまで2次検査に進んだことがないので胃カメラは飲んだことがない。おそらく1ヶ月後に結果がやってくるだろうけれど、「異常なし」でありますように、と心から願っている。
そういえば、2年ほど前のこと。この健康診断の結果をもとに、生活習慣病関係の診断リーフレットがご丁寧にも特定記録郵便・親展で自宅に届いたことがあった。タキソテール治療に専念するための病気休職中だったので、一体何があったのか、と封を開けるまで正直焦った。「今のあなたには生活習慣病(メタボ)の問題はなく、健康です。ですが、あなたの年代では特に乳がんに注意しましょう。」という、名前や関連数値だけが本人のものを入れ込める出来あいのパンフレットだったと記憶している。
思わず吹き出した。もちろん一人一人の既往症を全てチェックして、その人その人にオーダーメイドのパンフレットを作っていたら大変なコストだというのはわかる。でも、こうして毎月医療費還付を受けるほど高額な再発乳がん治療を続けている職員に対して、「あなたの年代では乳がんに注意しましょう」はないのでないか、と。もう少し現実に即したコメントパターンがあってもいいのに、こんな意味のない(人によっては怒り出すかもしれない)パンフレットを個々の職員に郵送するほどの財源があるなら、もっと他に使おうよ、と思ってしまった。
今日も今日とて頭痛が続いている。ロキソニンはただでさえ胃に負担が大きいから、胃薬を一緒に処方されることもある。今朝は絶食中でもあり、これを飲むわけにいかないと昼食まで我慢した。お昼には、18時間近くの絶食後だったので、たっぷり食事をした。お腹は下剤の影響が大きいけれど、なんとか痛み止めは飲まずに済みそうだ。
昨夜から絶食で、朝食も食べられないので、身支度も早く済んで受付開始より15分ほど前に会場へ到着した。既に15,6人が待っていた。開始予定時間より前に受付が始まり、1時間もかからず全項目こなして職場に戻ることが出来た。集団の職場検診だから仕方ないのかもしれないけれど、皆が待っている(見える、聞こえる)場所で問診票を出し入れしてチェックしてもらうのはやはり気が重い。健康で仕事をしていることが前提だからこそ、のやり方なのだろうけれど、もうちょっと他の人たちの視線を感じない所で出来ないものか、と思う。
大腸がん検診の検体を提出後、身長、体重を測定し、大会場に移動して血圧、採血、視力、心電図、腹囲、診察、聴力、尿検査、車寄せで待機している検診車の胸部レントゲン、胃部レントゲンでフルコース終了。
体重はここのところちょっと減り気味で、特に今日は、絶食中だし水分もとっていないから仕方ない。血圧は朝早い時間なのに珍しく100-60もあり、驚いた。
採血はコンスタントに通院する身となって以来、ごくごく普通のことになって、針を刺されることにはすっかり慣れっこになっている。けれど、健康な人たちは採血でちょっぴり針を刺されるだけでもあんなにストレスなのだなと、「嫌で嫌で仕方ない。」と言っている人を横眼に、何やら複雑な気持ちになる。なんでもない顔をして生きていくことはつくづく大変なことだ。
普段殆ど机の中に入れっぱなしの就職する時(!)に作った眼鏡を、この時と免許の更新の時だけ持参している。かければ両眼とも1.2から1.5が見えてしまう。裸眼だと右目と左目がかなり違うので、あまり良くないのかな・・・とも思うが、遠方を見るとき以外は殆ど不自由しないので、眼鏡をかけずにそのまま放置している。私の齢だと老眼が出ても全く不思議でないのだけれど、今のところその兆しもなく、本や新聞を読む等の日常生活には、何不自由ない。
問診票で既往症等を見た医師は「そうですか、ホルモン治療などですか?」「いえ、抗がん剤治療中です。」「どこの病院へ?」「○○病院です。」「いろいろ勉強されていると思いますが、主治医にもこの結果は見せてくださいね。」「はい。」と二言三言。貧血もなく、耳の下のリンパ節を確認、聴診器で心音を聞いて「特に所見なし」に○(マル)をされた。
この数年来、尿検査では血が混じったり、タンパクが(±)だったり、とノーマークではなかった。「薬の影響もあると思います。」とのことで特に気にはしていなかったが、今日は全て(-)に○(マル)がついたので、ほっとした。
さて最後のメインイベント。年に1度のお約束とはいえ、バリウムを飲むのは本当に憂鬱だ。今日は発泡剤もバリウムも珍しくすんなり飲めて安堵した。ゲップを止めている方が辛い。それにしても、あんなものを飲まされてゲップも止められて、上や下へとグルグル回されて・・・、最後に下剤まで渡されて。最初に受けた時は本当にびっくりした。こんなもの一体誰が考えたものやら、と。幸いなことに、これまで2次検査に進んだことがないので胃カメラは飲んだことがない。おそらく1ヶ月後に結果がやってくるだろうけれど、「異常なし」でありますように、と心から願っている。
そういえば、2年ほど前のこと。この健康診断の結果をもとに、生活習慣病関係の診断リーフレットがご丁寧にも特定記録郵便・親展で自宅に届いたことがあった。タキソテール治療に専念するための病気休職中だったので、一体何があったのか、と封を開けるまで正直焦った。「今のあなたには生活習慣病(メタボ)の問題はなく、健康です。ですが、あなたの年代では特に乳がんに注意しましょう。」という、名前や関連数値だけが本人のものを入れ込める出来あいのパンフレットだったと記憶している。
思わず吹き出した。もちろん一人一人の既往症を全てチェックして、その人その人にオーダーメイドのパンフレットを作っていたら大変なコストだというのはわかる。でも、こうして毎月医療費還付を受けるほど高額な再発乳がん治療を続けている職員に対して、「あなたの年代では乳がんに注意しましょう」はないのでないか、と。もう少し現実に即したコメントパターンがあってもいいのに、こんな意味のない(人によっては怒り出すかもしれない)パンフレットを個々の職員に郵送するほどの財源があるなら、もっと他に使おうよ、と思ってしまった。
今日も今日とて頭痛が続いている。ロキソニンはただでさえ胃に負担が大きいから、胃薬を一緒に処方されることもある。今朝は絶食中でもあり、これを飲むわけにいかないと昼食まで我慢した。お昼には、18時間近くの絶食後だったので、たっぷり食事をした。お腹は下剤の影響が大きいけれど、なんとか痛み止めは飲まずに済みそうだ。