お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 アオバヒドイのスーパー山岳コース「鶴鶴鶴200」以来、6年ぶりに鶴峠を目指した。

 上野原市役所前から国道20号(甲州街道)を離れ、県道33号(上野原あきる野線)、県道18号(上野原丹波山線)と北上する。標高870メートルの鶴峠までは市役所から約23キロだ。といっても上り続けるわけではなく、上野原市の棡原(ゆずりはら)、西原(さいはら)、小菅村と集落を通り過ぎながらアップダウンを繰り返していく。古いが立派な民家に見とれたり、郵便局、JA、飲食施設などがあることに驚かされたり。小学校は廃校となったようだが、この変化がライドの活力になった。時間に追われるブルベとなった前回の登坂では味わえなかった癒しにもなり、キツい所はいくつもあったが楽しい登坂だった。

 県道33号の棡原郵便局やふるさと長寿館の先の新山王橋が分岐点。直進すると甲武トンネル、上川乗へ出る。これから左折する県道18号が小菅村、丹波山村方面。ここから鶴峠までは約17キロだ。


新山王橋


 しばらく渓谷美を楽しみながら鶴川沿いを進む。周囲には棡原の集落の民家が点在している。やがて川沿いを離れると勾配が急となってきた。おぉ、峠は近いか。しかし、上り切る手前のカーブにあったのは「田和峠」の道標。しまった忘れてた。こいつがいたんだ。峠はまだまだ先だ(T_T)


田和峠


 標高600メートル付近まで上ったが、田和峠の先を西原(さいはら)の集落に向かって豪快に下る。せっかく上ったのにもったいない。平坦な西原を過ぎると、民家が途切れる付近に「クマ注意」の看板、そして左カーブの先にゲートがあり、ここから再び上りが始まる。もうちょっとかな。しかし、キツい勾配をこなした先に現れたのは小菅村の集落。まだかいな、長いなぁ(^_^;


西原の先にあるゲート



県道18号(上野原丹波山線)



小菅村に入る


 長作観音堂付近で民家が途切れ、勾配がきつくなってきた。ようやく最後の上りだ。距離は1.5キロ、平均勾配10.4%で最大勾配は12.4%。クネクネ道を上っていると正面に公衆トイレが見え、「鶴峠バス停すぐ上」とあった。以前はなかった気がするが、ともかくこの先の左カーブを曲がればピークというありがたい道標だ。

 上野原市役所前からは2時間弱で鶴峠にたどり着いた。相変わらず遅いね。バス停だけで展望がないというのが残念。時間があれば丹波山までと思っていたが、もうお昼過ぎだ。腹も減ったので引き返しましょう。


鶴峠ピークのバス停


 ランチは「水車挽き 手打ち蕎麦」にひかれ、折り返して下る途中の西原の「羽置の里 びりゅう館」で。集落を流れる鶴川の支流「美流沢」にちなんで名づけられたらしい。バイクラックが設置されているのは嬉しいね。注文したのは人気ナンバー1の天ざるそば(1250円)。そばを大盛りにして1550円。歯ごたえがあり、好みのそばだった。地元野菜の天ぷらはひとつひとつ名前を教えてもらったが、すいません、かぼちゃぐらいしか覚えてない(^_^; でものどかで時間が止まったような風景の中、手打ちそばに舌鼓なんて最高♪


「羽置の里 びりゅう館」入口



「羽置の里 びりゅう館」の天ざるそば



「羽置の里 びりゅう館」メニュー


 帰路は藤野から南下し、牧馬峠の裏からの勾配12%のドーナツ坂を上る。手元のサイコンでは14%だったけどね。


牧馬峠の勾配12%のドーナツ坂



牧馬峠



牧馬峠


 この日の走行距離は146.1キロ、獲得標高は2226メートル。新緑に囲まれ、美味しいお蕎麦もいただき、気持ちのいいライドでした。

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