お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 8月5日に行われるグルッとまるごと栄村100kmサイクリングのコースが、7月12日に発表になった。
 
 試走されたGPSデータを元に地図を作っていたのだが、それにコマ図をあてはめてみた。
 
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07年8月5日  栄村100キロサイクリング 100キロ往路
07年8月5日  栄村100キロサイクリング 100キロ復路・45キロ
 ※地図上の赤い線は上り、青い線は下り基調、オレンジの線はアップダウン。また距離はアルプスラボルートでのもので、コマ図の距離とは若干違っています。また距離、上り勾配などはおおよそです。

 ※アルプスラボルート
    スタート~屋敷
    屋敷~小赤沢
    小赤沢~ゴール
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 GPSデータによる累積標高は2750メートル。それを100キロで走る。もしかして青葉300よりきついのか。
 
 復路の天代から「かたつむりのオブジェ」「アスパラのオブジェ」を通って大久保・菅沢CPの間がコマ図にある道の形状と距離が合わず、よく分からない。何となく不安だが、まあ実際に走ってみれば何とかなるだろう。
 
 問題は屋敷CPでの足きり。スタートの最終が午前7時30分。屋敷までの距離は約40キロ。そのうち20キロぐらいが上り。ということはヤビツ2回分!? ここをav10km/hで走るとして、2時間。残り20キロを、最初の北野天満CPでの休憩も入れて1時間半以内で走らなければならない。
 
 信号がまったくないとはいえ、途中で写真とか撮ってのんびり走っていたらぎりぎりの時間になりそうだ。風景を楽しむのは屋敷を過ぎてからにしよう。まずは「目指せ! 切明」だ。
 
 しかし、娘に追いつけるのかな。屋敷に11時前に着いたとしても、10時スタートの45キロ組の娘はとっくに屋敷を通り過ぎて、ゴールへ向かっていることになる。距離でいうと30キロ以上の差だ。上り区間も、45キロのコースのうちで10キロぐらい。あれ? 追いつけないじゃん。
 
 屋敷手前ですれ違うだけに終わりそうな予感・・・。
 
 娘よ。ゆっくり走れ。歩いてもいいぞ。
 
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07年7月14日 味の素スタジアム 午後6時30分キックオフ
ナビスコ杯準々決勝第2戦 横浜4-2東京 1万7044人
アウエー側U自由席で観戦


雨の味スタ


アミノバイタルフィールド前の駐輪場。自転車で行くときはここに止めるが、さすがに自転車は1台もない。はるか後方に見えるのはアウエー側の待機列

 楽しみにしていた味スタ観戦だったが、あいにくの雨。行きが小雨なら、帰りはびしょ濡れでもいいから自転車で行こうと思っていたが、これだけしっかり降られるとダメッスね。仕方ないので電車で向かうが、乗り換えは新百合ヶ丘、永山、調布と3回。やっぱり面倒だし、電車賃もかかる(笑)。今日のスタジアムで飲むビールは1杯にしておこう。
 
 いつも止める駐輪場にはモーターバイクが1台とまっているだけ。さすがに自転車で来る人はいないだろうと思っていたら、バクスタ裏の駐輪場には何台が自転車があった。近場なら無理すれば来れるか。でも、片道30キロじゃ無理ッスよ。


味スタに来たらコレかな? おつまみに最高

 味スタではいつもU自由席(バクスタの2階席)。アウエー側だと、階段を下りてすぐタコス屋がある。ここでタコス&生ビール(900円)。足りないのでチーズナチョ(350円)も食べる。
 
 開門が試合開始1時間半前。通常なら2時間前なのだが、ナビスコ杯だから遅いのだろうか。
 
 チーズナチョをほおばりながら試合前の練習をぼんやり見ていると、何となくマリノスの選手のシュートがネットを揺らす確率が高い。いつもならほとんど外れているのだが・・・。大島の綺麗なヘディングシュートもあった。
 
 これが予兆だったのか。


ホーム側ゴール裏


アウエー側ゴール裏。雨のために上層も一部開放された

 アジア杯の真っ最中に行われたナビスコ杯準々決勝第2戦。マリノスは中沢、東京は今野、伊野波が代表招集でいない。お互いにディフェンスの中心が不在なのだが、マリノスには松田、勇蔵がいるだけ少し有利か。

 第1戦でマリノスは0-1で敗れている。マリノスが準決勝に進出するためには勝つことが最低条件。1-0だとPK戦決着となり、2点以上取って勝てば、90分で進出が決定する。
 
 引き分けでもいい東京と、勝たねばならないマリノス。最初の1点がどちらに入るかで、試合展開は大きく変わる。
 
      大島   坂田
       山瀬功   
  エウチーニョ        吉田
        那須
 小宮山  勇蔵    松田  隼磨
       哲也

 
 出場停止の河合に代わって、ボランチは那須。そして左サイドにはエウチーニョが抜擢された。
 
 この日は雨。ピッチはスリッピーとなっている。一番滑っていたのはエウチーニョだった。張り切り過ぎたか? 「スパイクを代えてくれ」とアピールしていたようだが、スパイクを代えることもなく前半だけの出場に終わってしまった。
 
 試合開始から5分。勇蔵が足を滑らせてルーカスをフリーにする。ところが、ルーカスのシュートはあらぬ方向へ。失点を覚悟したシーンだったが、このシュートが決まっていれば、この試合はどうなっていたか分からない。
 
 ピッチのホーム側のバクスタ寄り(前半のマリノスの右サイド奥)にボールが来ると水しぶきが上がる。この付近が一番、水が溜まっていたようだ。ボールも止まってしまう。これが最初の明暗を分けた。
 
 前半19分、サイドチェンジのパスが右サイドへ送られる。ちょっとキツイかな。しかし、ボールの勢いはピッチに含まれた水に緩められ、隼磨が追いつくことができた。ボールをストップし、余裕を持ってゴールに向き直し丁寧なクロスを上げる。ゴール前で待っていた大島がこれも丁寧に落とす。そこへ走り込む山瀬功。あっという間にネットは揺れた。こんなに早い時間に先制ゴールが生まれるとは思っていなかった。
 
 これまでの決定力不足を考えると、思いがけない早い時間帯のゴールだった。2試合合計で1-1としたマリノスは、これで落ち着いて試合を運ぶことができる。逆に言うと、東京は前半に失点してはならなかった。
 
 ピッチが悪い状態なので、マリノスは意識的にボールを前へ前へと運ぶ。山瀬功は強引にドリブル突破を試み、ピッチが悪い状態ながらもしっかりとキープする。隼磨、吉田、小宮山の両サイドの運動量も多い。一方の東京はミスが目に付き、怖いのは相変わらずルーカスと鈴木則夫のミドルだけ。期待が持てる試合展開となってきた。
 
 後半に入り、マリノスは滑りまくっていたエウチーニョに代えてマルケスを投入した。もう1点がどうしても必要。エウチーニョのスタメンが不可解だったが、この交代は期待通りのものだった。
 
 後半の立ち上がりから積極的に攻めるマリノス。3分、CKからのこぼれ球をマルケスが拾い山瀬功へ。山瀬が右サイドへ持ち出しクロス。大島が練習で見せたようなヘディングで見事な追加点を挙げた。あっさりと、本当にあっさりとマリノスは準決勝進出へ大きく前進した。
 
 この直後に反撃を食らうが、哲也が2度、至近距離からのシュートを跳ね返す。奇跡としか思えないセービングだった。
 
 そして23分。吉田のグラウンダーのクロスを大島がフリーでゴールに流し込み、27分には勇蔵のFKからの2次攻撃で、大島の「どうぞ」と言わんばかりのボールをマルケスが押し込んだ。こんなに簡単にゴールしていいのか、喜んでいいのかという時間帯だった。東京のデフェンスラインは甘く、3、4点目ともエリア内でフリーでのシュート。まだまだ入りそうな予感がした。
 
 しかし、さすがに東京もこのままでは終われない。マリノスの足も止まった終盤、反撃に出てきた。30分にルーカスがフリーとなってシュート。ところがこの決定機にルーカスは大きく枠を外す。ここで私の周りにいた東京サポの何人かが席を立った。
 
 4-0で終われば良かったのだが、終盤は何度もデフェンスラインの間を抜かれるパスを出され、結局終わってみれば4-2。特に、2失点目の金沢(またノリカルと思ったが違った)に角度のないところからニアサイドを抜かれた哲也は相当ショックだったようだ。
 
 ともかく、決めるべきところで決めればこういう結果になる(あと2点は入ったが)。そういう試合だった。

 「チャンス!」と思って立ち上がり、そのまま拍手できるなんて最高の気分。久しぶりに、見ていて楽しい試合だった。最後の2失点がなければもっと幸せだったが、それでも雨でも行って良かったと思える試合だった。
 
 気になったのが、前の席に座っていたカップル。会社員風の男性がトリコロールの15番(大島)のユニ、OL風の女性が東京の福西のユニを着ていた。マリノスが先制するまでは和気あいあいで、女性もはしゃいで楽しそうだったが、マリノスが得点を重ねるにつれて無口になっていった。見ている方がハラハラするので、そういう組み合わせでカップルにならないで欲しいッス。仲良く帰れたか、心配だなぁ。


ブレて何だかワケが分かりませんが、勝利の雄叫び!

 結果的に大島が2ゴール2アシストの大活躍。しっかり楔にもなれていたし、この日はまさに「大島の日」だった。オシム監督、帰国したらビデオで見てね。 大島って、意外とやるときゃやるんですよ。昨年は久保に勝ち、今年は鈴木に勝ってのスタメンだしね。で、山瀬功と小宮山はもう1回呼んでみたら? 千葉の選手よりはひいき目なしにいいと思うんですけどねぇ。
 
 東京を見事逆転し、3年連続4強進出。さあ、「心はひとつ 国立へ」。6年ぶりに、ナビスコ杯獲ろうぜ!

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