オーケー、いったん話を整理しよう。
まずはお手元にUbuntu 13.04をご用意ください。そして、ibus-mozcパッケージをインストールしてください。
日本語Remixの場合はそのままでいいですね。
ibus-anthyとibus-mozcが使用できる状態になっており、日本語キーボードを接続していると仮定します。
(SKKユーザーは蚊帳の外でごめんなさいね)
とりあえずログインしてgeditか何かを起動してください。
次に半角/全角キーを押してください。IBusが起動します。
アクティブな変換エンジンはAnthyでしょうか、それともMozcでしょうか。左Alt+Shiftキーを押して、Anthyにしてください。
これでAnthyで全角文字を入力できるようになったと思います。
デフォルトのキーバインドでは、ここでCtrl+jを押すと半角モードになります。もう一度押すと全角モードに戻ります。
ATOKキーバインドにしている場合は変換キーでもいいです。というか私は変換キーを押しまくります。
これがIBus 1.5ではどうなったのかというと、
IBusの起動(半角/全角キー)…常時起動しっぱなしなのでなくなった
アクティブな変換エンジンの切り替え(左Alt+Shiftキー)…変換エンジンだけではなくキーボードも切り替えるようになり(まとめてテキスト入力/入力ソースになった)、Super+spaceに変更
変換エンジンごとの半角/全角切り替え(Ctrl+j)…半角/全角キー(Ctrl+spaceもアサインしてあるけど機能しない?)
私的にはこれが暗黙の了解だったのですが、どうも変換エンジンの半角/全角切り替え(ここでの例ではCtrl+j)を使っていない人がたくさんいるようです。
というわけで、半角/全角キーで起動していたのがSuper+spaceになった、というのをクリアしたとすると、IBus 1.5の一体何が問題なのでしょうか。
・やっぱり半角/全角キーで切り替えたい→入力ソースを変換エンジンだけにすればいけるけど、常に全角で開始するので鬱陶しい
・Super+spaceキーが効かない→indicator-keyboardの問題(mozc-setup-helper 0.6で対応したつもり)
・現在半角/全角モードどちらかがわからない→GNOME Shellだとわかるので、indicator-keyboardの問題
・日本語キーボード以外で変換エンジンを使いたい→ibus-anthyでは設定可能。ibus-mozcでは設定できなさそう。よってibus-mozcの問題
・言語パネルがなくなった→つД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜
今まで半角/全角キーでIBusを起動していて、半角/全角の切り替えも半角/全角キーを押しているような大多数のユーザー(?)にとっては、IBus 1.5での変更はさしたる問題はないように思います(indicator-keyboardは別です)。Super+spaceはCtrl+spaceであれば変更できますし、そもそも初回ログイン時にSuper+space押してちょっていうメッセージも出ますしね。
その条件から漏れてしまったユーザーはFcitxその他を使用すればいいですし、そのような層にアピールすべくFcitxのあれこれをやってきたわけです。
今まで出来てたことができなくなった! デグレードだ! というのは確かにそのとおりですが、GNOME(ry
今一度自分の入力方法を見つめ直すチャンスです。というか私にはそうだったのですが、20年近く続けてきたやり方を変えるのはかなり難しいので大人しくFcitxを使います。
追記:
リリースノートはちゃんと読もう。
さらに追記:
「常に全角で開始するので鬱陶しい」は、ibus-anthyには当てはまりません。設定で起動時に英数のままに変更できます。
まずはお手元にUbuntu 13.04をご用意ください。そして、ibus-mozcパッケージをインストールしてください。
日本語Remixの場合はそのままでいいですね。
ibus-anthyとibus-mozcが使用できる状態になっており、日本語キーボードを接続していると仮定します。
(SKKユーザーは蚊帳の外でごめんなさいね)
とりあえずログインしてgeditか何かを起動してください。
次に半角/全角キーを押してください。IBusが起動します。
アクティブな変換エンジンはAnthyでしょうか、それともMozcでしょうか。左Alt+Shiftキーを押して、Anthyにしてください。
これでAnthyで全角文字を入力できるようになったと思います。
デフォルトのキーバインドでは、ここでCtrl+jを押すと半角モードになります。もう一度押すと全角モードに戻ります。
ATOKキーバインドにしている場合は変換キーでもいいです。というか私は変換キーを押しまくります。
これがIBus 1.5ではどうなったのかというと、
IBusの起動(半角/全角キー)…常時起動しっぱなしなのでなくなった
アクティブな変換エンジンの切り替え(左Alt+Shiftキー)…変換エンジンだけではなくキーボードも切り替えるようになり(まとめてテキスト入力/入力ソースになった)、Super+spaceに変更
変換エンジンごとの半角/全角切り替え(Ctrl+j)…半角/全角キー(Ctrl+spaceもアサインしてあるけど機能しない?)
私的にはこれが暗黙の了解だったのですが、どうも変換エンジンの半角/全角切り替え(ここでの例ではCtrl+j)を使っていない人がたくさんいるようです。
というわけで、半角/全角キーで起動していたのがSuper+spaceになった、というのをクリアしたとすると、IBus 1.5の一体何が問題なのでしょうか。
・やっぱり半角/全角キーで切り替えたい→入力ソースを変換エンジンだけにすればいけるけど、常に全角で開始するので鬱陶しい
・Super+spaceキーが効かない→indicator-keyboardの問題(mozc-setup-helper 0.6で対応したつもり)
・現在半角/全角モードどちらかがわからない→GNOME Shellだとわかるので、indicator-keyboardの問題
・日本語キーボード以外で変換エンジンを使いたい→ibus-anthyでは設定可能。ibus-mozcでは設定できなさそう。よってibus-mozcの問題
・言語パネルがなくなった→つД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜
今まで半角/全角キーでIBusを起動していて、半角/全角の切り替えも半角/全角キーを押しているような大多数のユーザー(?)にとっては、IBus 1.5での変更はさしたる問題はないように思います(indicator-keyboardは別です)。Super+spaceはCtrl+spaceであれば変更できますし、そもそも初回ログイン時にSuper+space押してちょっていうメッセージも出ますしね。
その条件から漏れてしまったユーザーはFcitxその他を使用すればいいですし、そのような層にアピールすべくFcitxのあれこれをやってきたわけです。
今まで出来てたことができなくなった! デグレードだ! というのは確かにそのとおりですが、GNOME(ry
今一度自分の入力方法を見つめ直すチャンスです。というか私にはそうだったのですが、20年近く続けてきたやり方を変えるのはかなり難しいので大人しくFcitxを使います。
追記:
リリースノートはちゃんと読もう。
さらに追記:
「常に全角で開始するので鬱陶しい」は、ibus-anthyには当てはまりません。設定で起動時に英数のままに変更できます。