いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

すずらん もどき?

2006年04月03日 20時55分59秒 | 草花野菜


すずらん もどき?  秋葉原にて。

■きょうのユーレカ

▼一君万民という思想がある。天皇がえらくて、あとみんな同じ平面上、ということ。この思想だと公爵もただのひとも同じ地平にいることになる。

貨幣と天皇はもっともラディカルなレベラー(平等化推進因子)である。

しかし実際の世俗には公爵さまもいれば、金持ちもいる。そこで、<びんぼー>人は一君万民という思想に従い天皇を崇拝する(ふりをする)ことにより吹き上がることができる。 日帝支配下においては天皇の前では<朝鮮族>でも<大和族>でも同じ地平・平面にある、建前である。その建前は陸海軍や帝国大学などの日帝の維持装置では堅持されなければならなかった。つまり、<びんぼー>人でも、<朝鮮>人でも、皇軍のなかでしかるべき地位を占めれば、世俗での二流、三流の境遇は関係なく、<金持ち>や<日本>人に威を振るうことができる。

▼丸山眞男二等兵は平壌で、<朝鮮人>の上官にさんざん殴られたらしい。

2月28日ロフトプラスワン 『近代の奈落』を語る!差別の歴史と現代社会 -その3

姜センセがいっている。

▼ということは、丸山が受けたとされるトラウマは、ムネタ狂気やその追随者からの迫害ばかりではないことになる。

アンチ・リベラル的バックラッシュ現象の背景【追加】




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