いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

札幌人のなぞ

2005年01月16日 10時06分23秒 | 札幌


◆札幌人のなぞ◆
札幌のデパート、丸井今井を、札幌人は「丸井さん」とよぶ。
同じく札幌のデパート、三越だのパルコだの西武だのは決してさん付けでは呼ばれない。

なお、「札幌」人のなぞと書いたが、狭義の札幌人(3代目以上)に顕著である。

ところで、札幌の丸井今井と東京の@I○Iは別ものである。つまり丸井今井という呼称は@I○Iを分節化するための呼称であり、通常の札幌人の生活では丸井さん、丸井さんと呼ばれる。

●さて、上記写真は、丸井さんとはなんの関係もない、北7条西5丁目からJR線高架を撮ったものである。
おいらのガキのころは、高架なぞなく、むしろ道路の方が陸橋で線路をまたいでいた。そのもっと昔にはその陸橋を越えて市電が北大の方まできていたらしい。

ここに来た理由は、がきのころこの辺に永倉新八を説明する史碑をみたからである。当時のおいらは、それが永倉新八と認識していたわけでもなく、新撰組もよく知らなかったし、そもそも戊辰戦争のなんたるかも知らなかった。ただ、何か残党みたい人が北海道に流れてきて長生きして、剣術がうまかったので、北海道のひとに剣術を教えたんだなあ、という程度の理解。のち、長じてあれこそが永倉新八であったとわかり、あーがきのころが縁があったのかと思っていた。

その史碑らしきものは、現在では、なかった。街のようすもかわったのだから、なくても当然かなとも思う。